『ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント』妖精の国で何があったのか。

ぶちおです。

今回は『ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント』をご紹介しようと思います。
ディズニーのヴィランが繋がるシリーズです。
好きなキャラのみ読んでいますが、本編を知っていれば歯抜け読みでもいけました。

マレフィセントの過去とは。

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こんな人にオススメ

☆眠れる森の美女が好き
☆ヴィランに惹かれる
☆多角的な思考をもっていたい
☆緑色の肌の魔女を応援したい

書籍概要

◆作品名　ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント
◆著者　　ディズニー
◆出版社　講談社

なぜマレフィセントは、罪のないオーロラ姫に、死に至るまでの呪いをかけなければいけなかったのでしょうか。妖精の国で生まれ、角ある故に捨てられて、カラスに育てられたマレフィセント、魔女の学校で三人の善き妖精といっしょに魔法を学んでいくべきだった彼女に起きた、切なすぎる悲劇とは！？　そして、オーロラ姫との本当の関係は？　原題『Mistress of All Evil直訳：全ての悪の支配者）
Amazon『ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント』
ぶちおの幼少期は、ディズニーのビデオを与えられて成長してきました。
ミッキー、ドナルド、チップとデール。
プリンセスものと言えば、『眠れる森の美女』一択です。
白雪姫でもシンデレラでもなく、オーロラ姫を見まくっていたのですが、なんででしょう。
自分で選んだ記憶はないのですが、今でもプリンセスはオーロラ推しです。

マレフィセントはまさに悪の権化。
オーロラ姫の誕生を国中が祝っているところに、嫌な雰囲気むんむんで乗り込んできます。
真っ黒な衣装、緑色の肌に曲がった角、カラスを連れて、呪いの言葉を紡ぎます。
みんなが恐怖から、彼女の姿を正視できません。

眠れる森の美女の本編では、もちろん悪が破れてハッピーエンドです。
が、描かれていないマレフィセントの過去が本書で書かれています。
やっぱり一番の謎は、どうしてあんなにも悪に染まってしまったのか。

マレフィセントは捨てられた子どもの妖精でした。
妖精といえば、キラキラふわふわ、背中の羽根で空を飛ぶことが出来る。
しかし、マレフィセントは妖精でありながら羽根をもっていません。
他の妖精たちから見ると明らかに異質な存在です。

マレフィセントを育てたのは高位の妖精で、伝説の魔女と呼ばれる存在でした。
他の子どもたち同様に妖精の学校にマレフィセントを通わせます。
マレフィセントを全力で愛そうと。

学校で習うことはとても簡単、能力の高いマレフィセントは自ら難しい魔法の習得に励みます。
見た目は他と変わっていても、能力がある。
優秀なマレフィセントの成長に、伝説の魔女は喜びます。
しかし目立つマレフィセントは、いじめられるようになります。

ここまで読むと、脳裏をかすめる『ウィキッド』

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生まれつき緑の肌のエルファバは、とてつもなく強い魔力をもつ。
魔法は苦手でも自分を可愛く見せることにたけている愛され者のグリンダ。
グリンダと学校の生徒達は、エルファバの見た目を嫌いバカにします。
エルファバはオズの大魔法使いなら自分を認めてくれるであろう、分かる人に分かってもらえればそれでいいと強く生きるのですが…

緑色の肌は、何を表現しているのか。

マレフィセントは、確かに愛されて幸せだった時期もありました。
しかし試験の日、
とてつもなく悲しいこと、許せないことが起きてマレフィセントは妖精の国を壊しました。
一度あふれ出た感情を抑えることは出来ず、マレフィセントは悪の支配者となります。

『眠れる森の美女』には、オーロラ姫のお世話をする3人の妖精が登場します。
赤、青、緑のイメージカラーで、羽根を使ってパタパタと飛びながらタクトをふるって魔法を使います。
デフォルトイメージの妖精です。
と、いうことは…
マレフィセントと既知の関係だったのではないでしょうか。
過去のマレフィセントの行いを知った上で、彼女からオーロラ姫を守っていたのかと思うとまた本編の見え方も変わってきます。

マレフィセントは、どこで間違ったのか。

こんな動画もおすすめ

『ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント』を読んで、改めて懐かしのアニメをみました。
何度も見たので、懐かしさMAX！なのですが、セリフがあまりなかったんだなと今更の発見です。

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ちょこっと森の中で動物と戯れて暮らしたい。

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ぶちおはチップ派です。妹のことは強制的にデール派にしました。
シマリスを飼ったのも、チップが好きだったからなのですが全然懐いてくれませんでしたｗ
冬が近くなると、気が立って襲われまくったなぁ。

まとめ

『ディズニー　みんなが知らない眠れる森の美女　カラスの子ども　マレフィセント』
マレフィセントの見た目が怖いから何とかして欲しいと1人の妖精が教師に訴えます。
他の妖精も加勢して、マレフィセントの心をえぐるえぐる。
そこにやってきた伝説の魔女はたしなめます。
その時のお説教、本当に大事なことだなと痛感。

自分がスタンダードだと思うふるまいが、どれほど傲慢か。