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日常

父親が交通事故に遭うも、着信拒否。ドライ過ぎるぶちお家のおはなし。

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ぶちおです。

今回は、ぶちお家で本当に起きたはなしをUPしようと思います。
ちょっと特殊な状況が重なりすぎて、結果としてややこしくなったおはなし。
色々な人に話して、「そんなことあるの?!」と言われるので、
そんなことあるんだぞという備忘録として残しておこうと思います。

はじめに

ぶちお家は、各自が干渉しないというスタンスで生活しています。
食事もお風呂も雑貨も、各自が好きな時に、各自用意したもので暮らしていくという。シェアハウスに近いですかね。
全員がそれぞれの時間軸で動いているので、何の仕事をしているのか、どこで働いているのかも知りません。興味がないというか、生きているならそれでよしというくらいです。

でもって連絡先も把握していないです。
ぶちおは母のSMSは知っているけど、メアドや他アカウントは知らないです。
家族内において、連絡網が整っていないということも事件を複雑化させました。

はじまり

お食事風景
いつものレストランにて

その日ぶちおは、友人HiGEとともに舞台観劇に出かけていました。
午前中には家を出て、ランチを食べて、劇場に向かうというお決まりのコースです。

ランチを食べ終える頃、携帯に母からメッセージが。

スマホに連絡
謎すぎる文が

【事故にあったりした?】
というメッセージでした。もちろん、ピンピンして舞浜で食事中です。
【舞台観に外出中。事故なんてあってないけど】
すると
【なんか、事故にあったから連絡してくれっていうメッセージがきてる。着信ももの凄い量きてて気持ち悪い】

この頃、フィリピン窃盗団がお茶の間の話題になっていた事もあり、また新手の詐欺かという話になりました。
【気持ちワル、自分が誰かも名乗らないで連絡しろって詐欺じゃない?】
【そうだよね、ぶちおもぶちお妹も無事ってわかったし。そうなると親父かな?親父家にいた?】
【朝、家を出る時はいたけど、その後のことは知らんなぁ】
【とりあえず仕事中だし、いっか】
母とは、ひとまず怪しいメッセージだし無視しようとなりました。
ここで連絡をすることで、犯罪に巻き込まれる方がリスキーという判断です。

加えてぶちお自身には、母以外からの連絡はないことも影響しました。
母だけにピンポイントで大量の名乗らないメッセージ、着信、怪しすぎます。
以前、母のSMSにどう見ても詐欺っぽい連絡があったこともあるので、また同様の組織からの連絡という判断が勝ちました。

そしてぶちおは、舞台観劇に赴きます。

観劇後

帰宅途中、帰ったら家の留守電を確認してほしいと母から追加のメッセージがありました。
やたらと連絡を送っている人物が、留守電にもいれたとメッセージを送ってきたそうです。
逆に家の留守電であれば、メッセージの送り主も分かるのではないかと思いました。
ちなみに、母は携帯の留守電サービスを登録していません。

電話
早速、確認

家に着いて早々、留守電を確認します。
5件メッセージがはいっていました。
1件目のメッセージは親父の声で、「事故にあった。連絡ください」と。
いや、どこに連絡よ。
あ、事故っていうのは本当だったんだ。

そのすぐ後に2件目のメッセージ「○○病院にいます。連絡ください」
○○病院という名前の病院はありません。多分、名前を間違って認識しているとわかりました。
3件目以降もとにかく連絡くださいと入っていました。

思うに、事故のショックでてんぱっているんだと思うのですが、連絡が頻繁すぎる。
ぶちおも母も親父よりは先に家を出ているので、留守電に入れても外出中ということは想像できるでしょう。
帰りが夜遅いということも想像に難くないのですが、むう。

ひとまず電話で言っていた、○○病院と思われる○×病院に連絡をします。
さすがに○×病院に親父がいるとなれば、詐欺の疑いは晴れます。

病院の看護師さんに繋がると、本当に親父が事故に遭ったと教えてもらいました。
現在、検査のため入院をしていると。
もう夜近くなっており、医師もオペ対応しており、緊急も要していないので翌日来院してくださいと言われました。

普通ならケガの状態について心配するのでしょうが、事故った本人がとんでもない量の連絡を送ってきているという事実と、看護師さんの電話口の様子から、命に関わることではないと分かりました。
もし重篤であれば、本人は頻繁に連絡出来ないでしょうし、看護師さんもすぐに来て下さいとなりますもの。

ひとまず、本当に事故だったという連絡を母にします。
夜遅くに母が帰宅、そこから翌日以降の段取りを相談しました。

病院に持っていくもの、病院に行く時間など。
母の携帯を見せてもらうと、とんでもない量の着信とメッセージがありました。
うわぁ…これ、本当に逆効果になったなぁ~怪しむ要素しか残っていないもの。
メッセージも、5W1Hがまともにはいっていません。
【事故にあった連絡くれ。すぐに連絡くれ】
恐怖のメッセージだわ!

そして母は、仕事中にあまりに携帯が鳴るので親父からの電話を着信拒否にしたそうですw
留守電の設定も、Gメールの送り方も分からない母が、着拒指定は出来たことに笑いました。

着信の中には、携帯ではなく市外局番からの着信もありました。こちらは2種類が1着信ずつです。
調べると、近くの警察署と○×病院でした。
母が電話番号を調べる技能があれば、詐欺うんぬんの疑い自体なかったかもしれません。
リテラシーの問題と、巷の強盗団なんてのもいるから複雑化しました。

翌朝、母は病院に行って親父と対面します。
怪我はしていますが、後遺症が残るものではなさそう。あと1日ほど容態を病院でみると。
やはり想像通り、重篤な状態ではありませんでした。
ただ、親父が大げさすぎるという結論に至ります。

病院
大した怪我ではないです

その足で、母は警察署に向かいます。
事故は100%加害者が悪い、加害者の情報は親父に伝えてあると言われたそうです。
事故った直後でも、そのあたりの受け答えは出来てた模様。

母は警察の人に、電話に出てよ~と言われたそうです。
「こんなご時世、知らない電話には出ません」とキッパリ伝えたそうです。
特殊詐欺でも、事故にあったからお金工面してくれっていう手口ありますし。
電話をくれ、に対して電話をしたらかもられるという手口もあります。
あながち、母の対応は間違ってはいないかと思います。

テレビでみるような透明なビニールに、親父の衣類が入れられていました。
遺留品を無事に受け取り、母は帰宅して顛末をぶちおに話します。
遺留品のビニールを見て、大爆笑しました。

教訓

・ネットリテラシーは、高齢者にも大事。
・事故にあっても落ち着いて行動
・やたらと電話をすると逆効果

この件から、ぶちおはたくさん学びました。
もともと、ちゃんと連絡先を交換していればよかったのではないか説はありますが、この件以降も交換はしていません。
頼れるものは自分だけだ。
甘ったれるな。
がぶちお家の信念です。

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