『怖い4コマ慣用句事典』使いこなせるほど、なんかかっこいいのが慣用句。漫画でインプット！

ぶちおです。

今回は『怖い4コマ慣用句事典』をご紹介しようと思います。
『意味がわかると怖い4コマ』シリーズの作者さんが送る、ためになる4コマが掲載されています。
使いこなせるとスマート、誤用していると赤っ恥、そんな諸刃の剣になる慣用句を学べます。

不穏な4コマの内容とともに、国語力を上げていきましょう！

怖い４コマ慣用句事典

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こんな人にオススメ

☆意味がわかると怖いシリーズが好き
☆刺激的に国語を学びたい
☆慣用句ってそもそも何かわかっていない
☆漫画で賢くなりたい

書籍概要

◆作品名　怖い４コマ慣用句事典
◆著者　　湖西晶
◆出版社　イースト・プレス

この４コマが怖い意味…わかる？　“意味がわかると”ゾッとする４コマ64本。
謎を解くカギは、「日本の慣用句」

「花を持たせる」「気の置けない」「足が早い」…
有名すぎる慣用句を題した奇妙でおかしな、４コマたち。
ページをめくると…慣用句の意味と、4コマに隠された怖い“意味”の解説を掲載。

隠された恐怖に、あなたは気づける？
大人気『怖い４コマことわざ事典』シリーズ第二弾！
意味怖×４コマ×慣用句事典、待望の発売
Amazon『怖い４コマ慣用句事典』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『怖い4コマ慣用句事典』
巻末の作者さんのあとがきで、
複数の言葉を組み合わせた結果別の意味になるのが慣用句。その中でも教訓になるのがことわざとありました。
なるほど、そうなのか。
と、あとがきまでじっくりとためになったぶちおです。

言葉のそのままの意味のこともあれば、比喩表現のようであったり、別の意味を現している面白さがあるのが慣用句です。
ぶちおも、国語の授業でことわざとか慣用句とかしこたまドリルで勉強した記憶があります。
学友といかに難解な漢字や言い回しを知っているかの競争もしていました。
四文字熟語とか、故事成語とか、ただただ語感で言いたい時期もありました。
覚えたことをただただ使いたいあの頃の思い出です。

カモネギという名前のポケモンがいます。
体重は15キロ、なかなか重い。ネギ込みの重さでしょうか。
カモネギも「鴨が葱を背負ってくる」という慣用句が元ネタでしょう。
こんなところにも、慣用句が使われているんです。
…え、カモネギって進化するの？ネギガナイトになるそうです。
ネギガナイトはぶちおの世代にはいなかったよな…
ポケモンは151匹時代で育ったので、進化に追いつけていないことが発覚しました。

さて話を慣用句に戻して、
スマートな日本語、憧れますなぁ。
でもって、間違った使い方を聞くと100年の恋も冷めます。
本書を機に、学び直しすることも可能です。はやりのリスキリングです。

4コマは可愛らしいテイストのイラストのまま、血みどろスパイス具合も変わっていません。
基本は不穏、怖さが残るオチとなっています。
ア行からラ・ワ行まで、順番にたくさんの慣用句が掲載されています。

「気が置けない」「ぞっとしない」は、誤用率高いのではないでしょうか。
え？ちゃんと意味わかって使っていますよ！と100％胸をはれるでしょうか。

あの男、足下を見てきやがる！
あの男は脛に疵もってるやつだからな。
この前、警察の尋問に白を切り通したってあの男が言ってたな。
と、物騒な説明をするのにも慣用句は役にたちます。

こんちくしょー！！蜂の巣にしてやらぁ！！
こんなちんけな事件起こして、棒にふったな。
観念しろ、袋のねずみだ。
と、アウトローな主人公になった時にも慣用句は役に立ちます。

読書離れ、活字離れが深刻という記事を読みました。
国語ができないのがやばいぞという内容でした。
語彙力がないと、コミュニケーションに悪影響がでるといいます。

ぶちおのリモートワーク下でも、ちょっとした言い方の違いで好感度が変わります。
結局は言い換え方や丁寧語、どれだけ引き出しをもっているかにかかっていると思います。
仕事の依頼をするにも、毎回同じ文面だと、
こいつテンプレだなとか、また同じこと依頼してきた、学んでないのかよ。って思いませんか？
ぶちおは思いますｗ
AIには出来ない血の通う会話には、語彙力大事よ！

テキストでの意思疎通は、必要不可欠です。
慣用句マスターになることで、国語力を底上げしていきましょう！