ぶちおです。おすすめ漫画のご紹介です!
今回は『ハネチンとブッキーのお子さま診療録』
妻が亡くなり、子ども2人のお世話にてんてこまうハネチン。
預け場所がない、すぐに体調壊す、子どもたちに振り回される苦労。
そして悪魔のようなメイクの小児科医、ブッキーとの出会い。
ほっこりリアル味満載の作品です。
ハネチンとブッキーのお子さま診療録 1巻【特典イラスト付き】 (ゼノンコミックス) 新品価格 |
こんな人にオススメ
☆子育てシチュに共感したい
☆子どもあるあるを知りたい
☆ハートウォームが欲しい
☆人は見た目じゃないんだなぁ
書籍概要
◆作品名 ハネチンとブッキーのお子さま診療録
◆著者 佐原ミズ/北岡寛己
◆出版社 コアミックス
佐原ミズ最新作!小児医療を舞台に紡がれる親子の物語——。妻を亡くし、シングルファザーになった、サラリーマンの羽根田。二人の子どもを、突如ひとりで育てることになり、理解不能な子どもの一挙一動に、振り回される毎日を送っていた。ある日、電車内で体調を崩した羽根田の息子・みちるを救ったのは悪魔のようなメイクを施した若者・琴吹。彼は的確な処置で急病の原因を突き止めるが...。
Amazon『ハネチンとブッキーのお子さま診療録 1』作品内容より
ぶちおの読書感想文
『ハネチンとブッキーのお子さま診療録』
作者は佐原ミズ先生です。
ぶちおがリアル書店員時代にも、作品を陳列販売していました。
水彩画の淡いタッチの表紙が印象的、だだもれるオシャンティな雰囲気、
そして購入していくのも優しい雰囲気のボーイ&ガール。
ここでぶちおの脳内に偏見が埋め込まれます。
ぶちおには、このオシャレさは持ち合わせていないとw
売ってはいるけど、読んではいなかったという状態でした。
が!
本作は、SNSの広告で見掛けて、気付いたら手に取っているという状態でした。
冒頭で、ハート掴まれました。ストーリーの引き込みっぷりが上手すぎるw
妻を亡くし、4歳児のみちると、0歳児いちかの面倒を一手に引き受けることになった羽根田。
以前、奥さんからハネチンと呼ばれていたことから、作中でハネチン呼びがテンプレになります。
ハネチンが電車で子ども達を連れて病院に向かっている途中、みちるが咳とともに血を吐きます。
パニック!
子どもが血を吐くって普通じゃない、周囲からは冷たい視線、こんな時どうしたらいいのかと脳内ぐるぐるしているところに現われた天使がブッキーです。
行いは天使、見た目は悪魔の琴吹(コトブキなので、ブッキー)の本職は小児科医。
みちるの状態を見て、自身が務める病院で処置してくれるブッキー。
メイクを落とすとただのイケメンw
不思議な縁で、ハネチンとブッキーの日常が交錯します。
この年代のお子様を育児した人たちの共感度は高いのではないでしょうか。
4歳児はしゃべれて、生意気さも出てきたり。
行動範囲が広くなることで予想外の珍事が起きたりします。
第1話でみちるが血を吐いた理由は、子ども時代を経験した人なら納得してしまうかと。
保育園で病気が流行ればすぐにもらってきちゃう。
治しても治しても、また新しい病気にかかっちゃう。
病気の子どもを預かってくれるところもなくて、でも仕事もしなきゃの板挟み。
ぶちおの職場にも子育て中の人多いですが、本当に毎週のように子どもが~と見ます。
リモート中心だし、そういう状況に対して理解のある職場なので仕事は回っていますが、本人は心苦しいと思って悩んでいることもあります。
周囲が気を遣って仕事をやってくれるのも、居場所がなくなるのではという焦燥感にもなるという。
困った時はお互い様ですし、誰かが休んだら詰むという職場の方が悪いので気にしないでいいと思います。
0歳児は何が食べられるのか、会話も出来ないので100%大人が読み解かないといけません。
ちょっとでも変わったことがあれば、調べて相談して対処して。
理由なきギャン泣きにも疲弊するでしょう。
それだけの労力と努力と愛情の結果、今の自分が生きているのだと。
赤ちゃん時代のことなんて記憶がないことがほとんどなので、世話をしてくれた人達への感謝の気持ちはスルーしがちです。
しかし!自分が赤ちゃんだった時、すべてのことを一切合切何年もやってくれた存在がいたことは事実!
ちなみに、ぶちお母は自分が世話をしてやったから感謝しろと恩着せがましくいまだに言ってますw
孫が生まれた影響もありますが、
予防接種をさせてあげた、アレルギーもなく健康に産んであげたと呪文のように唱えてきます。
基本は聞き流しますが、ハネチンの健闘を見るとそうなんだなぁ~と多少の理解がやっとこできました。
ブッキーのご両親エピソードもなかなかです。
我が子を愛するがゆえ、何でもしてあげたいというのが親心ですね~
ただ、あのメイクのお医者さん、子ども時代のぶちおだったらギャン泣き案件でしょうw
ディズニーランドで、3匹の子豚たちを見ただけで号泣した記憶があります。
幼少期はビビリ属性だったんだなぁ
子ども達と送る、ワンダーな毎日がここに!
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佐原ミズ作品
ぶちおがオシャンティだなぁ~と感じていた、佐原先生作品をご紹介します。
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『ほしのこえ』
新海誠のアニメーション『ほしのこえ』をコミカライズ!
アフタヌーンの棚で、ずーーーーっと補充を繰り返していた思い出です。
オシャンティイメージを濃厚に焼き付けてくれました。
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『鉄楽レトラ』
かつて夢をなくした少年と少女。
小学館でも描かれるんだ~と、1巻発売時もまだ店頭で働いていた記憶です。
やっぱりオシャンティだなとw
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『神様のジョーカー』
その力の存在を茉洋に打ち明けたことで、二人の運命の歯車は徐々に狂いだす――。
佐原先生、作画担当です。
原作から物語を画にするのも凄いことです。
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『尾かしら付き。』
ふたりが心を通わせあう、10年間の物語――。
やっぱりこの雰囲気が佐原先生らしいなと勝手に納得するぶちお。
中学生の時の秘密だなんて…
まとめ
『ハネチンとブッキーのお子さま診療録』
お子を育てたことがあるからこその深み、わかりみ。
大人になったら忘れてしまう、子どもの頃にしかないセンサーといいますか。
センサーの赴くまま、無知だからこそ何でもアリの無法時代。
ブッキーのようなかかりつけ医はありがたい!
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