劇団四季

2024/12 劇団四季『美女と野獣』観劇。中央ブロック最前列!細かな部分も見られて考察が捗るやも

2025年1月1日

ぶちおです。

2024年最後の観劇は『美女と野獣』!
久しぶりの舞浜へ。

クリスマスも落ち着いた頃合いだったし、ディズニー界隈は空いている方だったかと思います。
快晴!
乾燥しているから空が綺麗に見える!

今回は新たな発見もろもろ含めてアップしていきます。

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観劇の感想

美女と野獣

今回の座席は、1階中央ブロックの1列目!
がっつり食らいつける距離です。

ステージが高いので、座席にはすでにクッションが配置されていました。
それでもステージが高い。
床部分はまったく見えないので、奥の方のなんやかんやは見切れてしまいます。
観劇後は体がバキバキになりました。
首がやっばい。
いや、これは日頃外に出ないから体が疲れただけなのか…

そしてスモークを全身で浴びることになります。
冒頭の魔女のシーン、森のオオカミ、1幕のラストなどなど、定期的にがっつりスモークを浴びます。
髪の毛に匂いが付いちゃったぜ。
でもこの匂いが、舞台を観たなぁと思い出させてくれたりもします。
あ、スモークで若干視界は見えにくい瞬間がありますが気にしない気にしないw

なんてったって最前列!
多少のことは気になりません。
とにかく近い!!
アンフィシアターは席によってはかなり距離があるので、役者さんの表情まではなかなか見えないのですが最前列は違います。
前を遮るものもないので、快適です。

セリフも歌も、声が生でダイレクトに届いちゃう。
浴びたなぁ~色々とw

美女と野獣

証跡として、残しておきますw
素晴らしい2024年の締めくくり。

美女と野獣

当日のキャスト表です。
『オペラ座の怪人』で観たことのある役者さんもいてニマニマしました。

前回までの『美女と野獣』観劇からだいぶ空いているので、今回のキャストは初見の方も多かったです。
ベル、ビースト、ガストン、ルミエール、マダム・ブーシュは初見でわくてか!
もちろん他公演で観たことがある方もいますが、『美女と野獣』で観るとまた新鮮です。

藤原ベル、クリスティーヌからベルに。
ぷくっと頬を膨らせる仕草、可愛かった~
歌がバリ上手いのはもちろんですが、すねる表情はぴかいちではなかろうかw
お城のみんなと打ち解けてからは、本当に楽しそうだったなぁ。
でもモリースが心配でふと暗くなる表情、うんうん。

ビーストと別れるシーンを、怪人と別れるシーンをだぶらせちゃいました。
ビーストも怪人も、相手を思って別れることを選ぶっていうのが。く…
怪人も別れる選択をしたことで、人を愛するということを学んだと。グスン。

夕方の番組で、今回の公演からベルがどうしてメガネをかえているのか紹介していました。
メガネをかけていてもディズニープリンセスになれるんだよ、という意味なんだとか。
冒頭の朝のシーン、図書館でのシーン、メガネをかけたり外したりをじっくり観ちゃったw
ぶちおも早くメガネのレンズ入れないと、なんも見えない。
でも、極力裸眼でいくと決めています。

飯田達郎ビースト!
やっと飯田ビーストと遭遇できました。
ちょっと調べたら、去年のカジモドぶりでした。
今回も見た目にコンプレックスがありながら力持ちでもある、恋愛不器用キャラ。

コミカルっぷりと、癇癪っぷりの温度差に笑わせてもらいました。
怪我の手当をされる前、傷口をべろべろ舐めているところは名シーンw
あんなにベルに当てつけるように、傷口を舐めている歴代ビーストはいないことでしょう。
客席のお子様も何度も笑っていましたw

エンディングで、モリースと再会する時はちょっと緊張した表情をしていました。
それもそうか!
とんでもない乱暴さで牢屋にぶち込んだものねw
義父と超気まずい対面ですが、澁谷モリースは優しかった。

高橋ガストン、凄いくせ強で魅了されました!
キャラ、濃いなぁ~w
外国からそのまま来たガストンみたい、イケメンでナルシストで憎めない。
街の人から愛され続けるために、彼も努力をしているんだなぁ。
歌の合間にベルにキスしようとしてたり、細かい部分もしっかりと補足しました。

マグダンスは、本当に凄い音がマグからしていると実感できました。
ガチガチッガツンガツン音が凄かった。
そりゃマグも使っていくうちにでこぼこになるよねと納得しました。
金属のぶつかる音、何人もダンスしながら打ち鳴らして迫力どえらい。

田邊ルミエール、笑いをかっさらう燭台w
女たらしでも許されるイケメン。
ルミエールがいることで、ベルはビーストと出会えるわけです。
物にならないように、人の心を無くさないように、人間らしく希望を捨てないルミエール。

おれっちのことも炎で照らしてくれよ!と虜になることでしょう。
ダンスもうまいし、ダッシュをしても息1つ乱れない。
カッコいいルミエールでした。

河村ブーシュ。
カルロッタで何度も観劇した河村さんが、マダム・ブーシュ!
マダム・ブーシュもロイヤルオペラで歌ったと自慢していましたが、あれ?カルロッタと共通点多い?w
ブーシュの姿のままで、ハンニバルが始まっても、プリマドンナが始まっても全然違和感ないくらい。
気品があったぜ、マダム。

一番びっくりしたのは、口を閉じた状態で超絶綺麗な鼻歌を歌われていたことです。
高音の鼻歌を、ですよ。
やってみましたが、むずいw
鼻歌でも技量の凄さを感じました。

美女と野獣

今回の気付きポイント

若干のネタバレもあるので、知りたくないという方は飛ばしてくださいませ。
あくまでぶちおが観劇して感じた部分なので、ソースとかはありません。
そして勘違いの可能性もありますので、ご了承ください。

・コグスワースのぜんまい
背中にねじまきのぜんまいが出現してしまったコグスワース。
ぜんまいが綺麗に刺さっているなぁと不思議に思っていました。
動いてもぶれないし。

今回、見つけました。
ぜんまいを支える糸を!
糸というか紐というか、ぜんまいの突端と背中の衣装部分を繫いでいました。

・ミセス・ポットのトレー
トレーに載ったチップを運ぶミセス・ポット。
トレーの裏側にあるレバーを動かしてチップを操っていました。
右手と左手のそれぞれのレバーでチップの動きが違っていました。

この技は、ライオンキングのスカーのマスクに近いものがありますね。

・ルミエールの衣装
以前の演出時はルミエールは親指だけは出せる衣装だったなぁと。
ステッキと帽子を持って踊っていたもの。
でも今演出では指を使うことがないので、衣装にも指用の穴はなくなっていたと。
いまさらの気付きですw

・ムッシュ・ダルク
前演出でいた医者であり葬儀屋でもあるムッシュ・ダルク。
2幕でガストン、ルフウ、ダルクの三重唱はぶちおの中で名曲です。
しかし、今演出では曲はなくなり、ダルクもダルクっぽい雰囲気を受け継いだ人はいますが、ダルクとしては存在していません。
キャストにも名前が無くなっている男、ダルク。

今の時代だからなのかな。
頭のおかしい奴をでっちあげて医者に連れていかせて監禁しようぜとか、しかも医者が葬儀屋もやっているとかブラックジョークだぜと思っていたのですが。
山本ルフウを観て、新解釈を勝手に得ました!!

ルフウも前演出ではもっとおバカというか、下手をすれば差別表現と取られかねないところがあったのですが、今演出はマイルドに。
ガストンのよき相棒感が際立っています。
ガストンも昔よりは、色々と配慮されている感があります。

ダルクをやっているのは、1幕では靴屋さんっぽい?アンサンブルの方。
ロン毛を一本にまとめた黒髪、白いエプロンをつけていて。
街のシーンにも登場しています。
そして、トライアングルを鳴らすのが後のダルクです。

前々から、あのトライアングルを鳴らして去っていくのはなんなのかな?と感じていました。
これは、後のダルクになるよという伏線だったのでは?w
ガストンとルフウの悪巧みを唯一知っている人…

モリースを病気だといって連れていこうとするダルクとガストン。
こうすればベルが手に入ると思っていたのですが、作戦は失敗。
結局ガストンは街の人の誤解は解かず、そのままモリースを連れていこうとします。

ここで!!!
山本ルフウが動く!!!
ガストンを心配そうな顔で止めようとしていました。
セリフはないですが、「ガストン、話が違うよ。このままにしちゃダメだよ」と言っているようでした。
ガストンもルフウから顔を背けて、何とも言えない表情。
振り上げた拳の下ろしどころがなくなった感じが出ていました。
多分、本当にモリースを連行するつもりは計画にはなかったんだなと。

そうこうしているうちに、野獣の存在がわかり街の人達は出撃することになります。
この時もダルクがルフウに「まぁまぁ、いいじゃないか。このままやっちまおうぜ」という感じが。

ルフウがガストンのブレーキ役だったんだなぁ。
この瞬間を見ちゃったので、ヴィラン達の葛藤を知れました。
いや、ダルクが一番悪いやつかw
悪巧みに加担して、煽ってるとこすらあるぞ。

これを観ちゃうと、ガストンのいい奴ポイントが加算されちゃうぜ。
それだけベルと結婚したかったんだなぁ。
押しつけの愛ではあったけど。

美女と野獣

ランチとハリエ

ランチは毎度のPitta00で、ピザとパスタをもりもり。

天気もいいし、開店直後なのでゆったりと。

クラブハリエ

クラブハリエでニューイヤー箱のバームクーヘンminiをゲット!!
前回はうさぎ年の時にゲット、今回は巳年が仲間入りしました。
数量限定でオンラインショップでも買えます。

まとめ

色々な席から観劇することで、また新たな発見が。
近いと、衣装のラメやビジューのキラキラ、刺繍の細かさにも気付けます。

歌もステップの音も、ライブだなぁと超実感。
こんなにいい席はもうゲットできないかもしれない。
2024年、とくに何かしてないけど、ご褒美をもらった気持ちです。

カーテンコールでは、全力で手を振って。
腕が千切れたっていい!
いや、千切れてしまえ!!!いっけーーーーー!!!!
きっとこの決死の思いは通じたと思います。

『美女と野獣』はまだ公演が続くので、機会があったらゲットするぞい!!!

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