ぶちおです。
お年始元日は『ライオンキング』
本年2公演目は『ウィキッド』です。今回の東京公演はこれが最後です。
2階席ということもあり、俯瞰でじっくり堪能できました。
毎度のイタリアンも堪能した記録をUPします！
2階席
2階席の中央ブロック下手寄りです。
若干ななめにステージを見る感じですね。
障害物もなく、目の前にスピーカーがあるので、以前よりも音は届きやすかったです。
11月観劇時は、オープニングの音が小さくないか？と感じていましたが、今回はそこまで音量については違和感ありませんでした。
2階だからなのか？
それとも、どこかで全体の音量に変化があったのか。
ステージの床も見えるので、照明のかわいい仕掛けとかも見えます。
エルファバに緑のピンスポ当たってるな～とか、裏方さんのお仕事を感じることが出来ます。
ダンスも全体の構図が見えるので、1階席とは違った楽しみ方ができました。
近くで迫力のあるダンスもいいですが、全体でこういう動きもしているのか～という視点は2階席ならでは。
『ウィキッド』感想
今回のキャストがこちら！
前回、観劇時と比較するとグリンダ、ネッサ以外は変わっているので新鮮でした。
やはり同じ演目でも、キャスト変更によってまた変わった印象がありますものね～
※2023年11月『ウィキッド』記事はこちら
中山グリンダ！
陽キャラに磨きがっかっていました。
おバカな学生から、成長した善い魔女の大人の表情。
親友に託された思いとともに、オズで頑張って生きていくんやで。
若奈ネッサ！
狂気があればあるほどいいです。
エルファバに辛く当たることもあるけど、ネッサ自身も孤独なんですよね。
少ないソロにもがっつり魂こもってます。
小林エルファバ！
歌を、逆に難しいアレンジで歌いこなしているのにビビりました。
そして譜面通りに歌うよりも感情が乗っているので、しびれた～
1幕終わりで、周囲の人も思わず｢すごっ｣と漏れていました。
しゃくり、こぶし、早口、どのアドリブも本当に素敵。
今まではグリンダと比べて、若干大人っぽいエルファバ像がありましたが、
小林エルファバからはグリンダと同級生らしい少女らしさを感じましたｗ
秋本モリブル！
間違いなく、悪い大人役の熱演ｗ
お天気の魔法のかけ方がめちゃくちゃ可愛くて茶目っ気がｗ
いや悪役なんですけど、やっぱり憎めない。
富永フィエロ！
軽薄な1幕からの、ちゃんと脳みそ使って考えたんだなの2幕。
ライオンキングオマージュで、長めに雄叫びしながら反逆者になる落差。
2幕冒頭、グリンダを置いていくところは切なかったな～
｢僕はいつでも幸せさ｣…嘘ｼﾞｬﾛ。
平田ボック！
グリンダへの一途さ。
｢触ってくれた｣の純粋な一言に、劇場内で笑い声が起こりました。
グリンダに思いを告げに行くね、の時の表情は優しかったなぁ。
ネッサのことを単純に嫌いとかでもなく、ただグリンダに心を奪われっぱなしだったんだなぁ。
田辺教授！
食いしんぼなディラモンド教授でした。
エルファバとランチを分け合って、もしゃもしゃ紙を食べるのですがまさかの4口も！！
ぶちお観劇史上、一番食べていましたｗ
あれだけ食べてくれると、紙を食べてるんだというのも伝わりやすい。
気遣ってくれたエルファバのために無理にでも食べてるのかなと思うと辛い。
明戸オズ陛下！
ほんわかしちゃうあのボイス、でも善人ではないというオズ陛下です。
なんだかんだでオズ陛下の不倫間男の存在から、悲劇は始まっていますから。簡単には許さないぞ！と思うのですが、やっぱ憎めない。
ただ明戸オズの雰囲気から、ペテンっぽさというよりはある意味純粋に悪いことしてるのかなという印象でした。
家族が欲しくて、それでちょっと抵抗してくる動物いるから、黙らせようかなって～、みたいな。
2階席なので、アンサンブルの活躍もしっかり堪能できました～
いくらでも通えるなら、1階と2階席のいったりきたりで観劇を重ねたい…
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気付いたこと
・アナウンス中も気を抜かない
開幕直前、オズ陛下からアナウンスがあります。
その時に、セットの左上。
ドラゴンの翼の先の部分に猿がそっとスタンバイします。
アナウンスきっかけです。
アナウンス前には大道具さんがスタンバイしているので、見えにくいやもですがそっと座っていました。
曲と同時にロープも手元に寄せて、下がってきます。
ちなみに、初演当時はドラゴンの両脇に大道具さんが3名すたんばっていました。
3人で各パーツをぐわんぐわん動かしていたのですが、改良がなされたのか今は1名でぐわんぐわんドラゴンを操作しています。
またさらに、ちなみに。
初演から何度目かは、生オーケストラでした。
友人HiGEは生オケじゃなくなって、絶望していますｗ
なかなか全公演生オケ難しいですが、役者さんとの一体感も含めて生オケでしか生まれない感動ってありますのう。
・キラキラ～ハイッ
『ポピュラー』のシーンで、グリンダからエルファバへのレクチャー。
髪を左右に揺らしながら、｢キラキラ～キラキラ～ハイッ♪｣というグリンダの合図で、エルファバも真似をするのですが。
｢ハイッ♪｣の部分も真似していて笑いました。
フィエロも｢ハイッ♪｣までしっかり模倣ｗ
裏声使って笑わせてくれます。
からの、｢君はそのままでいいのに｣という台詞をさらっと言えちゃうフィエロはやっぱり2枚目なんだな～
謎だったワンダフル
大きい声では言えないのですが、初演当時から何度も『ウィキッド』を観劇してきたのですが。
あくまで個人的な感想なのであれですが。
長年の疑問が1つ。
2幕のオズ陛下のソロ『ワンダフル』…言い方は難しいのですが、あのタイミングで『ワンダフル』があまりしっくり来てなかったのです。
オズ陛下のテーマとしては『センチメンタルマン』が既にあります。
ここでオズ陛下の新曲、
あそこまでがっつり歌わなくても、エルファバとの会話だけで成り立つんじゃない？と…
オズ陛下の歌を聴きたくないとかではなく、なんとなくもっとコンパクトになるんでは？と。
1幕が長めな演目なので、2幕で全体の尺調整するならオズ陛下の『ワンダフル』…
しかし、今回、死にまくっているぶちおの脳細胞に1つの答えが！
この答えも勝手な妄想の産物ですが！！
猿たちのお着替え時間を稼ぐためなのでは！！
『ワンダフル』の前はエルファバとネッサの会話、
その前はほぼ全員が登場する『魔女が迫る～この幸せ』
オズの住人の衣装の下には、あの猿ボディを忍ばせられないと仮定する。
『ワンダフル』をカットすると仮定した場合、
住人から猿へのメタモルフォーゼが出来ないのではないでしょうか！！
ぴたっとした猿のボディ、決して着やすい衣装とは思えずｗ
『ワンダフル』が終わると、閉じ込められていた猿たちは解放されます。
空をわっさわっさと飛んでいる猿もいます。
その準備等も考えて、『ワンダフル』は必要だった！！！！！！という勝手な回答を残しておきます。
うん、なんか、そう思うと『ワンダフル』もしっくりと！
必要な曲なのです。
ランチ
毎度、浜松町の四季劇場に行った際は、『パッパガッロ』へ赴きます。
春劇場がある3階にお店はあります。
※『パッパガッロ』HPはこちら
今回はピザとパスタをシェアしました。
クワトロフォルマッジ！！
はちみつも添えられています。
アカシアのフランス？産のいいはちみつ。
ぶちおは生粋のクワトロが好きなので、はちみつは不要…
HiGEははちみつをつけて食していました。
パスタはぶちおのお気に入りのサルシッチャのリガトーニ。
美味しい、美味しいんや…
香りを嗅いだだけでもう、胃袋が叫ぶんや…
一般のランチ価格と比較すると若干お高めですが、美味しいです。
ピザとパスタに感謝。
まとめ
2階席のフロアには、こんな看板も。
まさかの先行予約までのカウントダウン！
ぶちおは会員限定の抽選に、見事落選しました。
まさかの全滅！
なんてこった。
電話予約でなんとかできるかな～ゴースト。
『ウィキッド』も見納めです。
いやぁ～久しぶりの再演、うれしかったです。
定期的にやっている他演目よりも、みんなで『ウィキッド』を作り上げている感がありました。
各キャストさんのそれぞれの役への味付けもしっかりしていて、一様になっていないのがまたよかった！
もっと公演あったら行ってたな～
『ウィキッド』は次は大阪へ。
観劇出来る機会、あるかな～。む～ん。
でもまたきっと観に行きますとも！！
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