ぶちおです。
ついに!
コロナ禍で約1年の延期でおあずけ期間を涙で過ごした日々が報われる日が!
ついについに!!
劇団四季『アナと雪の女王』を観劇してきました!!!
今回は初観劇の感想をば、連ねていこうと思います。
二階席の前方、中央ブロックだったので全体の装置や照明はくまなく見ることが出来ました。
二階席の醍醐味を満喫!!
あくまで個人的な意見です。
内容にも触れますので、ネタバレNGの方はUターンをオススメします。
まずはキャストから
ぶちおが、以前の演目などで拝見した方もちらほらいらっしゃいました。
エルサ、アナは以前、『アラジン』のジャスミンで拝見したことがあるお二人です。
チャーミングさは間違いないです。
クリストフは『ジーザス』での主役を拝見した方でした。
クリストフの野暮ったさよりも、かっこよさが際だってました。
ウェーゼルトンは、『ウィキッド』のボック役を拝見しました。
小柄なところが共通点、今回はボックよりも二面性のあるちょっと悪い役柄でしたが、
結果憎めないキャラでした。
オーケンは、『ノートルダムの鐘』のクロパンで何度か拝見しました。
クロパン的なお客さんと舞台をつなぐ役割を果たしていました。アニメとは違って、細身のナイスガイですw ふっふ~
ぶちおが、ぱっと見で思い出せた役者さんは以上です。
アンサンブルにも観た方はいらっしゃるのですが、お顔と役が一致するか自信がないので割愛します。
素晴らしかったところ
☆生オーケストラ
まさかのオケピです!生演奏です!
劇場に入ってすぐ、生オケであることにテンションが上がりました。
ピット内は覗けないですが、チューニングの音だけでご機嫌です。
☆大がかりなセット
開始前から、舞台を取り囲む大きなアーチに圧倒されます。
アナとエルサが住んでいるアレンデールのお城、エルサが作り出した雪のお城、アナとクリストフが通る凍り付いた橋など、とにかく大きいセットが圧巻です。
☆アニメ映画通りの衣装、小物
再現度100%!(ぶちお調べ) アニメ映画で見た通りの色味、模様、質感でびっくりしました。
ハンスが配るブランケットも、そのものです。
本当にアニメからそのまま出てきたのでは!と思います。
☆映画の名曲、歌詞もいきてます
『Let it go』『雪だるまつくろう』など、アニメ版の名曲はほぼそのままです。
翻訳家さんがアニメ映画と同じなので、そのまま使えるフレーズも多いんだと思います。
ありがたいコラボです!
歌詞も一部変更はありますが、違和感がないです。
すっと耳に馴染みます。
☆四季の中でもトップクラスの俳優陣
ディズニーの新作、大作ミュージカルですからね。みなさん厳しい練習を経ていると思います。
過去のディズニー作品において、メインキャストで活躍されていた方もたくさん出ている方も多いので、実力十分です。
音を外す、どもる、つっかえるなんてことはもちろん無かったです。
ノーミス!素晴らしいです。
☆映画でなかった描写も多数
とくに、子供の頃のアナとエルサと両親の描写が丁寧にありました。
エルサ自身の葛藤も追加曲で表現されていたり、舞台ならではのシーンが堪能出来ます。
☆『アナと雪の女王2』の内容も
エルサとアナの母親が、どうして森の民と仲良く出来たのか。
両親はどうして船旅に出たのかといった、『2』で描かれていた事実も組み込まれています。
2幕で森の民が踊るシーンでは、5つのエレメントを掲げて踊っていました。
わくわくと、『2』のアニメ映画も見ていると「そうそう、これこれ!」といった感動があります。
ぶちおは生オケというだけで、振り切れましたw
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ちょっとショボンだったところ
☆構成、演出
追加されているところもあれば、削られてしまっているところもあったり。
舞台の進行上、曲の構成も変更されていたり。
まずは削られて残念だったシーン。
アニメ映画でクリストフが凍ったアナをお城に届けた後、
スヴェンに勇気づけられて、アナを助けに戻るシーンが好きでした。
そこが、カット!
ぐうう~。ここのシーンでクリストフの男が上がるので、ちょっと残念でした。
曲について削られているところは、下記の項目で記載しています。
次に構成について。
大がかりなセット運用のためなんだろうなぁ~と思いつつ、最大の違和感をぶちおが感じてしまったのは『Let it go』が1幕最後のナンバーになったことです。
流れをざっくり比較するとこうなります。
アニメ映画版
パーティーの場で、エルサの魔法が発動→エルサ逃走→アナ追いかける→『Let it go』→アナ雪山を彷徨う→オラフと出会う
舞台版
パーティーの場で、エルサの魔法が発動→エルサ逃走→アナ追いかける→アナ雪山を彷徨う→オラフと出会う→『Let it go』
重要なのはオラフの登場のタイミングなのです!
映画版では、『Let it go』を歌いながら、エルサがオラフを生み出す描写があります。
一人で雪山に逃げながらも、アナと作った思い出の雪だるまを作る。そこが切ない!
しかし!
舞台版では『Let it go』よりも前にオラフは登場します。
ここが、ぶちお的にしっくり来なかったです…。
どこであなたは爆誕したの?と…
もちろん舞台版用の演出なのですが、『Let it go』を歌うシーンは魔法もふんだんにありますし、エルサのお城の豪華セットもあります。
だから、1幕のラストにもってこないといけなかったのかなーとか、勘ぐってしまいました。
そういう見方をしてはいけないのですが、やっぱりこの構成にする理由は何だろうと考えてしまうのです。
ドレスやセットがアニメに忠実な分、違うところが浮き彫りになって感じてしまうのでしょうか。
それとも、ぶちおが気にしすぎなのか…
映画も公開当時、毎週のように通ったがために、変に気になってしまったのかもしれません。
慣れる時間が必要です。
☆追加曲
予習用にブロードウェイ版のCDを聞いてきました。
が、なんとなく舞台追加曲がピンと来なくて…
映画で聞き馴染んだ名曲と比較すると、ちょっと響かなかったというか…
唯一、『Monster』がヒットしました。
熱唱したいナンバーです。
が、舞台で聞いた『Monster』はバックのハンス達が気になって、曲に集中出来ずw
☆ぶちおの好きな曲がカット
冒頭のシーン、氷を切り出す歌がカットです。
アニメ映画で、屈強メンズが歌いながら元気に氷を切り出すシーンがないです。
ちょっとサミシイ…
後半で、アナがエルサのお城に辿り着いて、戻ってくるように説得するシーン。
『生まれてはじめて』のリプライズを歌うのですが、違う楽曲に変更されていました。
1幕との対比で大好きなシーンだっただけにショック…
全体を通して、曲のリフレイン感がうすめでした。
☆客層が落ち着かない
致し方ないですが、お子様率がとてつもなく高いです。
その為、話し声、泣き声、お菓子を出してあやそうとするガサガサ音など、雑音が気になりまくりました。
休憩中も、感染症予防の為、会話は控えるようにアナウンスがあるのですが効果なし。
まぁ興奮もするし、分かりますがちょっと…
静かな環境で、落ち着いて観劇することはほぼ出来なかったです。
いや、分かるけど!楽しくてついっていうのは。
でも、ぶちおの集中は途切れました。
☆ハードルを上げすぎてしまった後悔
ディズニー最新作がついに上演!ということで、心の中でとてつもない魔法の世界を想像してしまいました。
ただ、ぶちおはたくさん舞台を観てきたので、雑念も多く。
ダンスだったらあの演目の方が凄い、見せ方でいったらあの演目の方が痺れたという経験値がどうしても邪魔になりました。
ハードルを上げすぎたがために、もやっとする気持ちも生まれやすくなってしまったと思います。
あんなにCMとか、会報とか、海外公演記事を見たらそりゃあ期待しちゃうじゃないですか!
反動で、気になるところがあるとどんどん冷静になってしまうぶちおがいました。
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ランチ
劇場が入っている棟ではなく、隣のホテルと一体になっている棟の4階にある『銀座みやちく 竹芝店』に行きました。
お目当ては数量限定のハンバーグランチです。
宮崎牛のA4A5ランクのお肉を使用したハンバーグは絶品です!
今回は食べることが出来ました。
やっぱり美味しいぞ、宮崎牛!!
まとめ
一番良かったところはどこだ、と聞かれたらスヴェンですw
スヴェンの存在感が、ぶちお的には刺さりまくりました。
まばたきもして、縦横無尽に駆け回る姿はトナカイそのものです。
思い起こせば、オラフに次ぐ愛されマスコットだったなと思います。
映画版を踏襲しつつ、舞台でしか表現出来ない感動があります!
なんだかんだ書きましたが、驚いたり、ジーンときたり、一緒に歌いたくなったり、心ははずみました♪
まだまだチケットが取りにくい状況ですが、ロングランなので数年は四季劇場にいてくれると思います。
ぶちおもあと数回分のチケットを握りしめていますので、成長していく『アナと雪の女王』を追いかけていきたいと思います。
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