ぶちおの本棚

『夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から』大切なのは気付きと抱え込まないこと

ぶちおです。

今回は『夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から』をご紹介しようと思います。
夫の病気を献身的に支えていた妻にも病気の気配が。
後から思えばこうだった、ああしておけば良かったと思うところもあるけれど、当時の自分ではなかなか分からないもの。
メンタル的な病には共通する予兆もあると思うので、知っていた方がよいことも。

毒の吐き出し方も学ばなければ!

夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から (コミックエッセイ)

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こんな人にオススメ

☆自身のメンタルケアに関心がある
☆ハラスメントのある環境にいる
☆家族のケアをする立場である
☆真面目、優しい、気を遣う方だと思う

書籍概要

◆作品名 夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から
◆著者  彩原 ゆず
◆出版社 KADOKAWA

職場のストレスで、ある時からふさぎ込むようになった夫。かと思いきや、物に当たって怒ったり、風俗通いが発覚したり…。そんな夫を支えようと奮闘していた妻のゆずも、次第に心と体に不調が現れ始めていく。夫婦で病と闘う日々をどう乗り越えていくのか、そして二人が選んだ結末とは…?

ぶちおの読書感想文

『夫婦で心を病みました 優しい夫が双極性障害を発症したあの日から』
気付きがつまりまくった1冊でした。
もちろん怒濤の日々を乗り越えて、振り返ってのエッセイなので、気付きのポイントもわかりやすく描いていただけているおかげ。
当時の状況だったら、こんなに俯瞰で把握出来なかったことも多かったろうと…

メンタルの病気は一見わかりにくいことが多いですから。
寝られない、食べられない等の影響で、肌つやが悪いとか痩せてきたとかは出てきますが。
その外見から病名を出すことは不可能だもの。
血液検査とか、健康診断でもメンタル不調はかれればいいのに~

一家4人暮らし、夫、妻、2人の小さな子供。
夫が職場のパワハラ上司のせいで、うつ病と診断されて休職。
復職してからも病状は改善せず、それどころか浪費や暴言、暴力まで。

このままでは家庭が壊れてしまう!
夫のサポートを懸命にしていた妻も、段々とメンタル不調に。

小さい子供が2人もいてただでさえ育児で大変なのに、夫のうつ病。
後にうつ病とは別の、双極性障害と診断されることに。
病気の診断もやっぱり難しいものなんじゃな。
時間の経過で病気が変化した可能性もありますが、普通一度診断されたら病名変わるとは思わないもの。

読んでいくと、ここで気付けた!とか、ここでこうしておけば違った!と感じるシーンもありますが、
ほぼ1人で育児も夫の面倒も見ながら仕事もしていた妻の立場を思うと無理だろうと。
でもこの妻には助けてくれる人がふわっと現われたり。
自分でも行動しよう!とできた人だったから、最悪なことにはならなかったんだなぁ~と。

使えるものは何でも使うべき。

いのちの電話とか、保健所とか。
公的な機関だって使う!

発端は夫の職場のパワハラ上司なんよな~
ハラスメントに自覚がないタイプ。
自分が空気を悪くしているし、叱責することで仕事がうまくいくと思っているタイプ。

ぶちおはこういう加害者を駆逐したい!
以前の職場にもいたけど、本当に剥き出しのナイフで誰彼構わずに切りつけて去って行く。
被害者の訴えは弱者の戯言と思って、反省もしない。
やっぱりこういうのがのさばっていると、優しくて真面目な人ほどやられっちゃうのよ。

夫は何も悪くない。
害悪上司のせいで、人格が変わってしまう程の病状が出たんや!

最初の休職後、同じ職場に戻す判断したのも許せん。
その職場だから病んだのに、そこに戻すってどういう神経なのか。
会社の体勢にもムカついちゃいました。

メンタルの病は一生ものだから。
ならないための、なってしまったとしても酷くならないための防止策が大事なんじゃよ。

妻も優しくて繊細に人の気持ちをわかる人だからこそ、うつになってしまったんかなと。
他人に迷惑かけられない、夫も頑張っているんだから、と抱え込んでいたんだなぁ。

こういう優しい人達が傷付けられないようにするべきよ。
パワハラ上司みたいなのは、自分のコミュニティからほっぽり出さないと。
ぷんすこ。

自分を削ってまで頑張ることはない。

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