ぶちおです。
30代からの元気な【終活】が学べる漫画『ひとりでしにたい』カレー沢薫 / ドネリー美咲をご紹介いたします！
2021年1月現在、2巻まで配信中です。
孤独死やお墓のことなど、重たいテーマを取り上げているようでいて、前を向けます！
表現力が秀逸すぎて、笑っちゃいますｗ
一人で生きていくことは、将来の不安に襲われがちです。
仕事なくなったらどうしよう…老いて動けなくなったらどうしよう…
しかし！この漫画にはたくさんの希望がつまっています！
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『ひとりでしにたい』紹介していきます
こんな人にオススメ
☆おひとり様で頑張っている
☆【終活】という言葉が頭をよぎったことがある
☆孤独死はいやだ
☆猫が好き
書籍概要
◆作品名 ひとりでしにたい
◆著者 カレー沢薫 / ドネリー美咲
◆出版社 講談社
バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死。黒いシミのような状態で発見された。衝撃を受けた山口鳴海（３５歳独身）は婚活より終活にシフト。誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかないと決意。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生
Amazon『ひとりでしにたい（１）』作品内容より
カレー沢薫先生の他作品も一挙ご紹介します。
カレー沢薫先生は、漫画やエッセイをたくさん書かれています。
なんともいえない表情の猫を見かけたら、それはもうカレー沢薫先生作品です。
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猫好きだからこそ！
ハンカチ必携で読むことをオススメします。
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この程度なら真似できると、まさかの共感を呼んだ人生論”、懲りない実践編。
カレー沢節が、たっぷり！
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ぶちおが店頭で働いていた時に連載されていた『クレムリン』は感慨深いです。
表紙の手触りが独特だったのも覚えています。
この猫の破壊力といたら、たまりませんｗ
他にもまだまだたくさんの書籍が発売されています。
胸をすくようなカレー沢作品にハマったら、抜けられません。
ぶちおの感想文
ここからは、『ひとりでしにたい』1～2巻を読んだぶちおの個人的感想をしたためます。
カレー沢薫先生は以前から、店頭で働いている時代からお名前を知っていました。
そして現在、
カレー沢薫先生の最新巻『ひとりでしにたい』は、タイトルから興味津々だったぶちおです。
2巻の発売日を知ったタイミングで、1巻を読みました。
そして1巻を読んだら、発売と同時に2巻をゲットしました。
気絶するほど面白かったです！
第1話から、ハートをわしづかみされました～。
主人公・鳴海は、小さい頃好きだったキャリアウーマンの叔母さんが孤独死した事にショックをうけます。
叔母さんの死に方にショック、叔母さんの遺品にショック、叔母さんの晩年にショック！！
今の時代、そこまで珍しい事ではないのが【孤独死】です。
人は死ぬ時は一人です。
【孤独死】が普通なのです。
思えば、死ぬ瞬間に、誰かに看取られている事の方が少ないですよね。
作中でも書かれていますが、【死んだ後、どうなるか】が重要です。
死んだ後にすぐに見つけてもらい、葬ってもらえることが大切です。
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鳴海の叔母さんは、お風呂でスープになりました。
部屋はゴミが散乱していました。
独身だったので発見が遅れ、親族である鳴海の両親が死後の面倒を見ました。
そこで溢れる今までの鬱憤！
これも、リアルです。
死後の清掃や手続きで、お金は出て行きます。
そのしわ寄せは、疎遠になっていたとしても親族に回ってきます。
叔母さんは迷惑をかけるつもりは無かったように思います。
でも原型をとどめない状態を見られ、結果的には親族に迷惑をかける最期になってしまいました。
ぐうううう。
辛い！でもこれが現実！
仕事をしてお金をためて、他の同世代よりは綺麗ともてはやされる事も多かった叔母さんです。
でも、最期がスープは辛すぎる！
ぶちおもスープになる可能性0じゃない！
叔母さんの死から、鳴海は頑張って自分の力で迷惑をかけずにお墓に入る方法を考えます。
結婚して子供をもうけて、というマインドではないのがスッキリします。
実はすぐ近くに将来性のある、自分に好意をもっている年下イケメンがいますが、気付かないのがいいです！
【親の介護】【老後資金】など、考えて行動しなければいけない事は山ほどあります！
30代、まだまだ若いといって何もしないままだと、動けなくなる。
年をとると、新しいものが受け入れられなくなる。
頭も体もかたくなる…
ぎぃいやぁぁ！
ぶちおの全身に、作中のワードが突き刺さりますｗ
シビアな事ばかりのように見えますが、猫の存在と明るい性格の鳴海なので、どんよりはしませんｗ
むしろ笑いながら、自分の死に方を考えることが出来る不思議な作品です。
ワードセンスが破壊的に面白い影響だと思います。
鳴海の顔芸も是非、見てあげてください。
こんな漫画もおすすめ
【孤独死】と切っても切れない職業の1つ、【特殊清掃】があります。
発見が遅れたご遺体が、何ヶ月も室内にあるとどうなるでしょう。
匂いや汚れは特殊な道具でないと落ちません。
普通の清掃ではなく、【特殊清掃】が必要になります。
【特殊清掃】が題材の漫画といえばコチラ！
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『不浄を拭うひと』です。
人気作品なので、広告などで見かけたことがある人もいらっしゃると思います。
【特殊清掃】についての体験談が描かれています。
電子書籍だと、単話売りのマイクロコンテンツもありますので、お好きな形態でお楽しみください。
ぶちおはマイクロコンテンツで楽しんでいます。
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もう1点は『鬼灯の冷徹』です。
『ひとりでしにたい』で、叔母さんの恥ずかしい遺品が出てきます。
『鬼灯の冷徹』の何巻だったかに、
死んだ人達が恥ずかしくて葬りたい私物でわーわー大騒ぎする話がありましたｗ
死んでも見られたくないものって、ありますよね。
まとめ
いつかは死にます。
それなら、出来るうちに終活をするのは悪いことではないです。
年齢とか、環境とかは関係ないです。
死ぬことをいつも考えろ！というのではなく、
鳴海の奮闘を見ながら自分なりにやれることをやれればいいなぁと思います。
鳴海は愛猫に癒されて、両親は健在、推しアイドルで潤っています。
ぶちおは愛鳥に癒されて、両親は健在、推しオペラ座の怪人で潤っています。
あれ！？ほぼ同一人物じゃない？？！！ｗ
ぶちおは愛鳥を残して死ねないなぁと思います。
孤独死したおうちから、ペットが発見されるニュースも見ます。
自分が死んだ後も、愛鳥は幸せに天寿をまっとうして欲しいなぁ～と。
鳥のことばかり、考えていますｗ
多分、多分です。
自分が死んだことにすぐ気付いてくれる人を見つけられれば、全力で今を生き抜ける自信がもてるような気がします。
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