ぶちおです。
今回は『写らナイんです』をオススメしようと思います。
ホラー?ギャグ?もしかしたらラブ??
どのジャンルで押し出していくのがいいのか、悩める1冊です。
オカルト部の全国大会概要が俄然気になっています!
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こんな人にオススメ
☆コメディものに目がない
☆ちょっとラブの発展も期待しちゃう
☆幽霊は生活の一部だ
☆カメラが趣味かも
書籍概要
◆作品名 写らナイんです
◆著者 コノシマルカ
◆出版社 小学館
爽やかホラーな、オカルト青春劇。
視えてはいけないものを引き寄せてしまう、
“超霊媒体質”の黒桐まこと。
オカルト部に情熱を捧げる
橘みちると出会い、
彼の世界が変わり出すーーー
伊藤潤二氏、和山やま氏、村田雄介氏が絶賛!!
霊に追われる少年と、
霊を追う少女が繰り広げる
爽やかホラーな青春劇、開幕!!
ぶちおの読書感想文
『写らナイんです』
電子書籍派なので実際の帯は見ていないのですが、ネット記事で知りました。
本作の帯にコメントを寄せた先生達を信用しています。
なんといっても、伊藤潤二先生が推すなら読むしかないと!!
そういう本との出会い方もあるんだなぁ~(遠い目)
そういえば伊藤潤二先生のアニメ『マニアック』を、今更ながら地上波で堪能しています。
イカれた登場人物も、イケボだと見る目が変わるという不思議。
露骨なおどかし要素がなくても、じっとりと背中を這うようなホラーもいいものです。
夏はホラーのイベント目白押しですが、酷暑すぎて外に出られない日々を過ごしました。
年中ホラーイベントを希望しています。
さて本作について。
“超霊媒体質”の黒桐まこと。
影のあるイケメンです。
赤ちゃんの頃から現在まで、写真を撮れば常に幽霊が写るという強い霊媒体質の持ち主です。
黒いもや、バランスの悪すぎる体、どう見てもしっかり人間じゃないもの。
家の外でも、中でも、まことの側には異形の影がたくさんつきまとっている…
その霊の影響は、まことだけではなく、近くにいる人にも有効です。
まことと一緒に遊んでいるだけでも、幽霊に絡まれちゃう。
対応策もなく、ただ恐怖なイベントに強制参加させられるわけです。
やっぱりというか仕方なくというか、友人もどんどん離れていって、ぼっち。
卒アルの個人の写真も心霊写真なんだもの、それはもう霊からは逃れられないでしょう。
噂は流布して、高校に入ってもぼっち…学校も休みがち…のはずが!
橘みちるとの出会いによって変化の兆しが訪れます!
みちるはびびるくらい霊感0です。
他の人は気分が不快とか、霊が見えなくても感じる霊障すら一切感じない。
周囲の人が倒れても、みちるだけは無事!!
霊感はにですがオカルト部員で、夢は心霊写真を撮ることなのでカメラを携帯しています。
やる気はあるけど、才能がない悲劇!
でもみちるはめげません。
しっかり眉毛、黒髪おかっぱガールの元気に救われます。
まことも、読者も。
超絶陽の気には、幽霊も太刀打ちできないんだろうな~
霊感なさすぎて、みちるには除霊の力が眠っています。
霊に触れたり、霊に歌声を聞かせたりすると、勝手に霊が散っていく。
除霊の力は本物ですが、みちるは気付いていません。
霊を撮りたいみちる、みちるの近くにいるだけで強制成仏させられる霊。
つまりは、霊とすれ違いまくる日々です。
ちなみにみちるの歌声は「ボエー」で表現されています。
漫画好きならもうお分かりでしょう。
「ボエー」はもう、土管の上のリサイタルマンと同類ということ!
これもみちる本人は気付いていないけど、歌声が「ボエー」にるのは音○の証拠です。
まことに憑いていた悪霊を無自覚にみちるが祓ったことから、2人のほっこり交友がスタートします。
霊を媒介してほっこりするというのも不思議な感覚…
ぼっちだったまことに、思い出らしい思い出が増えていくのがうい。
1巻ではまだぼんやりしていますが、まことのお母さんはまことの霊媒体質に疲れちゃったもよう。
まこと、頑張れーめげるなー挫けるなー
その体質はあなたのせいじゃないんだからーと、応援しちゃう。
まことはみちるの(強制的な)紹介で廃部寸前のオカルト部に入部します。
オカルト部顧問の先生は、手刀で霊を成敗できちゃいます。
女傑!
栄光を手にしていた時代のオカルト部OGでもあるので、現在の廃れっぷりに心を痛めています。
活動にも協力的だし、指導にも熱心です。
霊に負けない体作り、暗闇に慣れるための夜のトンネル訪問など。
それもこれも、全国大会を制するため!!
そう、オカルトの全国大会があると。
ん?この作品は部活ものなのか?
大会頑張る系となると『スラダン』『ちはやふる』とかそういう作品と同じカテゴリーなのか?!
元書店員としては、やはりどこの棚に置くか、どんなくくりでフェア展開するのか悩みますw
オカルトの大会見たいですね~
どんな競技になるのかな。団体戦もあるみたいに書いてありました。
まさか先鋒から大将までの勝ち抜き戦とか?
想像がとまりません!
オカルトといっても幅広いですし、わくわく。
巻末に2024年11月頃に2巻発売予定とありました。
これはもう楽しみすぎます。
まこととは違ったイケメンの姿もありました。そして闇バイトとか因習村とか。
予告のページでも情報量が多すぎて助かります。
オカルト部に栄光あれ!
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こんな作品もおすすめ
『写らナイんです』を読んで、ホラ-系作品をピックアップしてみました。
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『伊藤潤二傑作集』
デビュー作にして代表作。これを読まずして伊藤潤二を語ることなかれ。
富士フイルム(FUJIFILM) フジカラーレンズ付フィルム 写ルンです スタンダードタイプ シンプルエース 27枚撮り 初期モデルデザイン LF S-ACE SP FL 27SH 1 新品価格 |
『写ルンです』
ホラーでもなんでもなくインスタントカメラです。
そう、写ルンです。
タイトルの元ネタは、このカメラ、でしょうか。
『キャシーさんはホラーゲームで遊びたい』
ほぼ毎日、ホラーゲームを配信してくれます。
逆にこんなにホラーゲームあるのも凄いなと。
最新のホラーゲームを楽しみたいならオススメです。
『闇芝居ループLIVE』
闇芝居のYouTubechで、ループ配信をしています。
話数もたまに入れ替わっているそう…
ショートなホラーをたくさんぐるぐる堪能したい人にオススメです。
まとめ
『写らナイんです』
まことは関西弁、
それはもう本作のツッコミを委任されたということでしょう。
どんなに霊に囲まれても、冷静なツッコミを入れてくれます。
みちるが必死にカメラを構えるのには、ある理由が…
どうなるんでしょう!?
みちるの夢は叶うのかな。
まことが叶えてあげるのかな。
霊とがっぷりよつな高校生活!
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