ぶちおの本棚

『こどもの頃のこわい話 きみのわるい話』あれってやっぱり、オカシイことだったんですよね…

ぶちおです。

今回は『こどもの頃のこわい話 きみのわるい話』をご紹介しようと思います。
こどもの頃、に限定されているので、夢か現か。
時間の経過によって、恐怖も熟成されているかも。

内臓にくる系で、夏に読むには丁度良いやも!

こどもの頃のこわい話 きみのわるい話 (竹書房怪談文庫)

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こんな人にオススメ

☆コワイ話大好き
☆メンタル削られても大丈夫
☆子どもの頃、変な体験をした気がする
☆みっちり45篇読破したい

書籍概要

◆作品名 こどもの頃のこわい話 きみのわるい話
◆著者  蛙坂須美
◆出版社 竹書房

記憶の底にこびりつく、忘れたほうがいい「何か」
追憶の怪異体験45篇

幼少期に目撃した奇妙な光景、いま思い出してもぞっとする体験。
それぞれが己の胸にあれは何かの勘違いか夢であったと封印してきた記憶を静かに呼び覚まし、丹念に聴き集めた怪異取材録。

ぶちおの読書感想文

『こどもの頃のこわい話 きみのわるい話』
きみのわるい、というのが良きです。
こわいのとまた違う、味わいといいますか。
読んでいて、何かぐぐっと臓物にくるといいますか。

あまりじっくりと想像しない方がいいかもです。
想像すればするほど、恐怖が強くなるので。
理解しないままで体験談を聞いている感覚の方が、メンタルダメージは少ない。
なんせ46編もありますから。
いっきに読破を目指しましたが、タイプの違う体験談が次から次に。

もやもやと、ぐらぐらと。

子供の頃の体験談なのですが、イマジナリーフレンド、とは言えないものが多い。
まだ可愛い小人と過ごしてた~とか、毎日妖精と遊んでた~とかならよかったのですが。
というか、見ている本人に危害を加えるのであれば、フレンドではないですから。
見た目はキモいけど、いい奴率ってそんなに高くないですし。

尖った歯をむき出してくるとか、意味のに行動を繰り返しているような人外に出合ったら、もうそれはエネミーなのでは。

自分にだけ見える存在、友人とともに見えている存在。

どの話がイヤだったかな~

一番単純にイヤだっのはタイトルからして、もうイヤだったもの。
「人外の老人に唾をかけられる」
イヤだし!それになんで?!と思うとこわいし!
唾をかけられる、がもう100%イヤなのに。
人外の老人からですよ。
もうどれだけ洗っても、感触とか匂いとか忘れられないでしょう。
確実なトラウマ案件。

こわい話の大定番と言える病院をうろつくケモノ。
「病院獣」
人の生死を分けるのは、実はこういう存在のせいだったりするのかも。
人を食べるために棲み着いているのか…
食べられる人の共通点はあるのか。
今は病院も明るくて綺麗だから、こういうケモノも居づらくなっているとありがたい!

気付いた時には別世界に迷い込んでいるかも。
「いやな宿」
仲居の対応もよくないし、サービスももちろん期待できない。
何かがいる気配だけは凄まじく感じる。
普通の宿ではない。でも一晩泊まるしかない。
旅先でいつもと違ったテンションだから感じたことだったのか。
それにしては不思議なことが多すぎると思う…

こっくりさんを家庭内でする、しかも不定期に何回も。
「家族こっくりさん」
子供の頃に両親とは違う人と暮らしていた記憶がある体験者。
その時点で不思議ではあるのですが、その同居人達は体験者にこっくりさんを強制的にやらせてくる。
同居人はただの観客、こっくりさんの参加者は体験者だけ。
しかもこっくりさんへの質問内容も怖すぎる。
こっくりさんの回答に一喜一憂する同居人達。

どの体験談もこわい、きみがわるい。
でも、体験者が語っているということが救いです。
少なくとも、体験者はこわい体験から生還できたということですから。

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