ぶちおです。
今回は『カナリア外来へようこそ』をご紹介しようと思います。
炭鉱のカナリアのように。
他の人には伝わりにくい病症を、この外来は解決してくれるかもしれない。
とくに過敏症。
その気付きが、大切。
![]() |
新品価格 |
こんな人にオススメ
☆ほっこり医療ものを読みたい
☆ぶっきら口調の医師の優しさに触れたい
☆気付き力をつけたい今日この頃
☆共感してほしいことが密かにある
書籍概要
◆作品名 カナリア外来へようこそ
◆著者 仙川 環
◆出版社 KADOKAWA
街の片隅にある小さな医院、保泉クリニック。院長の代替わりを機に始まったのは、過敏症の人向けの特別外来だ。
特定のにおいで頭痛が起こるWEBデザイナー、早期退職した夫との時間が増えた途端、体調を崩しがちになった主婦、ある日突然味覚障害になった料理人……。
様々な悩みを抱える患者たちを出迎えるのは、仏頂面で不愛想な女性医師と、優しいけれどおっちょこちょいな男性看護師という、ちょっと変わった2人だった。
心温まる新感覚医療小説、開幕!
ぶちおの読書感想文
『カナリア外来へようこそ』
まずは炭鉱のカナリアについて。
昔、炭鉱労働者が毒ガス検知のためにカナリアを連れて作業をしていたそうです。
人間は気付かないけど、カナリアが気付く異変があります。
もしカナリアに異変が起きたら、人間は避難すれば助かります。
カナリアを前兆や警告のシンボルのように。
鳥好きのぶちおからしたら、カナリアが可哀想すぎる!と思うのですが色々と事情があったんでしょう。
そう。他の人がまだ気付いていない異変に苦しんでいるカナリアのような患者さんがいる。
週に一度だけのカナリア外来を始めたのは、長身で砕けた口調で患者と接する女性医師。
一生懸命かいた問診票はあまり見ない、開口一番「で、どうした」と発するので患者が面食らうことも。
一瞬気まずさがあったとしても、ちょっとドジっこタイプな男性看護師がサポートをしてくれます。
昔は無かった病気って、たくさんありますから。
医療の進歩とともに、名も無き病が認識されることも増えてきて。
いうて、花粉症だって最近の病なイメージ。
ちょっと調べたら日本では1961年にはじめて報告されたとありました。
まだ100年も経ってないんですよ!
そしてぶちおは花粉症ではないので、最初の頃とか存在を信じてなかったですから。
当然のように認識されるようになってやっと、その症状を受け入れられるように。
患者数にもよると思いますが、本作に登場する患者さんは自分の症状を誰にもわかってもらえず苦しんでいます。
匂いに敏感であったり、外でドロ遊びをしただけで肌荒れが起きたり。
または夫といることでストレスがたまり体調を崩したり。
原因自体が謎のこともあれば、原因がわかってもどうしようもできないように思えるものも。
例えば匂い。
スメハラというワードもあるので、だいぶ匂いについて気をつけている人は増えたと思います。
とはいっても、自分の匂いには鈍感なのか、くっちゃい人もいる。
体質のことならあまり言えない。
でも匂いに耐えられない。
こういうのが香害の一種といえます。
それにケアをすることで、逆に匂いがキツくなる人もいます。
制汗剤とか香水のつけすぎとか。
いい匂いだとしても、キツく感じるくらいだとやっぱり鼻が死にます。
例えばこういう時、どうしますか。
会社員だったとして、同じオフィスの目上の人が臭い…
でも特に匂いを敏感に感じているのは自分だけで、味方に出来そうな人はいない。
我慢をするのも限界。
近くにいるだけで生産性も下がってしまう…
ほぼ詰みです。
もう部署異動をするか。
でも業務内容は今のままがいい。
匂いのために、他のものをどこまで犠牲にできるのか?!
はい、こういう時のカナリア外来です。
医師がどのように応えてくれるのか。
5編収録されていますが、結果として医師達の寄り添い力にほっこり。
口は悪くても、ちゃんと患者のことを思ってくれるなら名医でしょう。
そして患者サイドも、色々な情報で勝手に自分の病気を決めてかかっちゃう。
これなー
今は病院行く前に調べますもの。
何科にいくべきかとか、自分と同じ症状は何なのかとか知りたい。
そのせいで、問診する時にはもう患者が病気を決めているなんてこと。
やってるなー
愛鳥すだちを病院に連れていった時も、やっていました。
よかれと思って、調べて、この病気だと思います!って言ったものな~
思い込みも、行き過ぎたらダメじゃな。
しんどい時は、話すだけでも。
![]() |
新品価格 |
~ぶちおのYouTubeはこちら~
~ぶちおのグッズはこちら~
📚ぶちおの本棚記事一覧はこちら
🐥鳥記事一覧はこちら
🌞日常記事一覧はこちら
✨劇団四季一覧はこちら


