劇団四季

2024/6 劇団四季『オペラ座の怪人』観劇。ラウルとファントムのバチバチは燃え上がるほどよき。

2024年6月23日

ぶちおです。

『オペラ座の怪人』横浜公演を観てきました。
2024年の横浜公演は3回目、最後のファントムです。
また会えることを願いつつ、4Kリマスター版の映画も見に行くと誓いつつ、観劇の思い出をUPしていきます。
このタイミングで、また演出がちょっと変更されているらしいので気付いた部分も備忘録として残します。

観劇の感想

まずはキャスト表から!

前回に続き岩城ファントムと藤原クリスティーヌでした。
そして初日以来の宇都宮ラウル!!
これはもう、岩城ファントムとがっつりバトってくれるだろうと期待大でした。
そして、予想通りに火花が散りまくりです。

宇都宮ラウルのエネルギッシュさと、岩城ファントムのパンキッシュさがぶつかるぶつかる。
クリスティーヌを挟んだ三角関係にハラハラしかしない。
墓場の三重唱とラストの三重唱は、まさに歌合戦状態。
よきです。

見附アンドレと塙フィルマンの支配人コンビは初見でした!
まだまだ味わいたりていないですが、とくにプリマドンナは素晴らしかったです。
あの歌は本当、バランスと技量によるのでちょっとでも崩れたら終わりですからね。
真のうまさがバレてしまう名曲です。
デコボコ支配人の成長は、今後も見守りたい。

高舛ブケーは、飲んだくれやっつけ感が薄めの真面目ブケーに見えましたw
お前が幕を落としたろ!と疑われた時は、心底心外なんですけど!と訴えているようなフェイス。
ただ裾に追い払われた時はヘラヘラしていたから、やっぱりダメっこブケーなのかも。
ブケーはおちょけながら、口は災いの元であの世にいく運命。

一緒に観劇した以前の職場の上司は、2回目の『オペラ座の怪人』観劇でした。
東京公演以来なので3年ぶりくらいなのですが、今回も楽しかったと満足フェイス。
同じものを2回は楽しまない派らしいですが、ファントムはおかわりしてよかったとw
チケットをゲットしたぶちおも嬉しい。

ファントム沼は、やはり深いものですね。

オペラ座の怪人

変更点

5月に観劇した時と比較して、変更になったかな?と感じた点です。
短期間で観劇回数を重ねていないので、勘違い部分も多いかも。印象レベルの点になりますが、ご了承くださいませ。

・猿オルゴールのテンポ
オークションのシーン、怪人の隠れ家でクリスティーヌが目覚めるシーンで活躍する猿のオルゴール。
奏でるマスカレードのテンポが速くなっている気が。
今まではもっとゆっくり聞かせる風だったような。

・全体の音量アップ
5月に観劇した時と同じ列だったのですが、その時よりも音量大きく感じました。
オーバチュアで顕著に感じました。
ぶちおの耳の調子かな?

・ハンニバル
カルロッタのソロの後、後ろからアンサンブルが続々出てきますが、
以前よりはどたばたせず、間に合っていますよ風な登場に。
以前はドタバタ走れ走れー!みたいな感じでしたが、今回は普通な感じで。

アンドレが、結構ウロウロと劇場内を観察していました。
ルフェーブルに連れられて、説明を受けている最中にあっちをみたり歩いていったり。
自分の劇場に興味津々な様子。

・リトル・ロッテ
クリスティーヌの「覚えていらっしゃるのね」がちょっとよそよそしい。
ラウルと抱き合って、ハッとした緊張をそのまま引きずっているような言い方でした。
でもラウルと話していくうちに、思い出話に花が咲いちゃって~という流れに。

・支配人のオフィス
フィルマンのプイっが無くなっていました。
カルロッタに睨まれて、男性陣が目線を外していって、最後はフィルマンが客席方向にプイっとしていたのですが。
周囲の騒ぎに俺は関与しないぜという性格の表れかな。

・プリマドンナ
ラウルに対して、はっきりと背を向けるマダムジリーが印象的でした。
あんなに、背中見せてたかな?とw
ラウルが「エンジェル」という単語を発して、やっと振向くという感じでした。
マダムジリーはファントム寄りの人間なので、ラウルには冷ためな印象が粒だっています。
これを見た後だと、最後にはマダムジリーがラウルを導くんだよなと胸アツ展開です。

・イル・ムート
クリスティーヌ扮するセラフィーモの靴が水色から黒色へ。
ベッドメイキングも、へりを端から端へ撫でていく動きから、両手で簡単にぱぱっと払っていく動きになっています。

ドンアッティーリオのノックがゆっくりめに。
コンコンコン、から、コン…コン…コン…。ノックもおじいちゃん味が増している感じです。
扮装がとかれた後の驚きっぷりも、回転しながら驚いていました。
喜劇っぽさアップ。

バレリーナの悲鳴がなしに。
悲鳴のあるなしは、何度も変更はいっている気がします。
その時その時のトレンド感でかわっているのかしらw
悲鳴はあげず、でもファントムの影に怯えて踊り続けます。

・マスカレードのファントム登場
曲の終わり、階段の上にファントムがいてきゃーっとなるシーン。
今回はファントムを隠しているマント男性がはけるタイミングが早くなっている気が。
マント男性がはけて、がっつりファントム本体は出ているが照明が暗いから見えにくい、それから照明があたって存在にみんなが気付くという流れに。

ネックレスをファントムに千切られてから、クリスティーヌが上手にダッシュで去って行きます。
今まであんな風に逃走してたかな?

・墓場の照明強め
サビに入るまで、全体的に明るく感じました。それから段々と暗くなっていく感じ。

・ドンファンの勝利
りんごを口に突っ込まれる豚のお皿。
以前はりんごが口に突っ込まれた後は、テーブルの上にそそっと戻されていました。
今回は、そのお皿を持ったまま見せつけるように歌ってから、上手にはけるという感じに。
この豚を見ろぉぉという圧を感じて、豚ばっかり見てましたw

演出の変更なのか、アドリブ部分なのか、定かではないですが受け取る印象がかわった気がします。
今回は全体的にコミカル要素がアップしたと一緒に観劇した上司は言っていました。
雰囲気というか、空気感といいますかw
今後、また違った部分に気付くかもしれません。

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まとめ

『オペラ座の怪人』
名曲揃いだし、ファントムとクリスティーヌ、ラウルの物語に沼ります。
2025年以降も再演希望!
それまではロンドン公演の円盤、映画版で心の隙間を埋めておこうと思います。
もちろん曲はスマホでいつでも再生可能です。

第2幕のラスト。
ラウルが首を吊られた状態で、ファントムに唸ります。
キスを反芻しながらオルガンの方に歩いていくファントムを威嚇するラウル。
宇都宮ラウルの威嚇に、全力で応える岩城ファントムw
本能からバトってるなぁ~

玉座に座ってファントムが消えるシーン。
マントの畳まれ方が違っていたのか、岩城ファントムが手こずっていたように見えました。
あれ?こっちが上か?おや?みたいに。
いつもは、一発でふぁぁ~っとマントを開いて消えるので気になりましたw

横浜公演も堪能しました。
冬だったらもうちょっと行く回数増えたかもです。夏の横浜は暑い!
サングラスをしないと目が開けられない。

ファントムのためなら、何度でも劇場に通います。

中華街でチャーハンを食べたいとなり、上司が以前行ったことのあるお店へ。
そこでのチャーハンはあまりw
餃子が有名らしく餃子は美味しかったのですが、チャーハンは…。

上司はお店をチョイスした責任を感じて、台湾ドーナツをおごってくれました。
生地がうまかった。
不思議チャーハンにも出会える中華街。

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