ぶちおです。
7月も来場者特典として、秘密の動画URLが送られるということを知り、どうにも行きたくて…
えいや!!!と劇団四季『オペラ座の怪人』のチケットを急遽予約しました。
もう我慢という言葉を忘れたムーブです。
2階席から堪能しました。
今回は歴代ファントムのこと、飯田ファントムの熟練度上昇、気付いたことをUPしていこうと思います。
当日のキャスト
歴代ファントム
キャスト表を見て、ピンと来る方もいますよね。
過去、ファントム役をつとめた方が二人もいらっしゃいますよ!
フィルマン役の村さん、アンサンブルの高井さんです。
何度お二人のファントムを見てきたことか!!
令和の新世代ファントムと、歴代ファントム二人が会するなんて贅沢の極みです。
まずは村さんのフィルマン!
ぶちおは初観劇!新鮮でした。
芸術に理解の薄い、お金のことばっかり考えている支配人、それがフィルマンという人物像です。
村さんは「リトルマーメイド」のトリトン王や、「サウンドオブミュージック」のトラップ大佐など、
厳しいけど優しいお父さんの印象が強いです。
過去、ファントムを見た時も父性的な魅力がありました。
そんな村さんが、ちょっと嫌な感じの支配人ですよ!
想像出来ません。
そして…ぶちおは…
やっぱり歌声を聞くと、あの時のファントムを思い出してしまうという状態にw
地のセリフ部分は超新鮮でした。
安定のアンドレ役、増田さんとの掛け合いもウフフと見ていました。
次に、アンサンブルに潜む高井さんです。
高井さんは、去年から何度かアンサンブルの姿を観劇しています。
安定の歌声ですw
高井さんも声を聞くと、ファントムを思い出します。
アンサンブルというと、どこを誰がやっているのか相当集中しないと見抜けないですが、
高井さんは声ですぐ分かります。
オークションのシーン、上手のかごに腰をかけている紳士…
ハンニバルで、カルロッタから生首をゲットする毛皮をかぶった人…
イル・ムートの浮気されちゃうドン・アッティーリオ…
ピアンジに歌指導をしようとしてくれる人…
ドン・ファンの勝利でのパッサリーノ… などなど
今回も素敵ヴォイスで歌っていました♪
歴代ファントムが二人もいるので、ぶちおの気は散りまくりました。
演技が~とかそういうことではなく、過去ファントムの声は体が覚えているといいますか。
どうしても「あ、昔聞いたファントムの歌声だわ」と思ってしまうのです。
高井さんアンサンブルは、数回観劇して慣れてきましたが、村さんフィルマンはもう破壊力がありすぎてw
一緒に観劇した友人HiGEも、同様に注意力散漫になっていたそうです。
村さん、高井さんをファントムとして認識してしまうのはその美声のせいですね~
勝手に同窓会的な気持ちになっていました。
気持ちはファントム×3の舞台ですw
※2024年横浜公演にて
この時はアンサンブルとして出演されている宇都宮千織さんが、ラウルとして横浜公演デビューしております!
元気ではじける笑顔のラウル、ファントムにもやったんぞ!と気持ちから負けていないラウルです。
それではそんな歴代ファントムとともに舞台にたつ、飯田ファントムについて語ります!
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【怪人度】が鬼増していた飯田ファントム
以前書きましたが、歌が激素敵ファントムです。 ※記事はこちら
見るたびに、ファントムの深みが増しいると感じます。
今回の観劇では、所作が洗練されて見えました。
佐野ファントムの代名詞ともいえる、指先まで素晴らしく表現する演技が光っていました!!
ぶちおが「おぉ」と思ったのは、「オペラ座の怪人」を歌うシーン。
歌の後半、ボートから下りてクリスティーヌに歌うことをレッスンしますが、その時の手がいい!
クリスティーヌを支配するように、拳を握り、そして高音を引き出すような手!
とても良きです。
さらに、ファントムは左利きなのですが、帽子を投げ飛ばすシーンがバッチリきまっていました。
左手で帽子をさっ!!!
マントをバサァッ!!!
カッコ良きです!!!!
※余談ですが、あまりにも帽子を投げる姿がしゅぱぁ!っと決まったので、
脳内で『ジョジョの奇妙な冒険』の、スピードワゴンの必殺技が再生されました。
クリスティーヌに仮面を取られた後、その衝撃からガクッと崩れ落ちていました。
見られたくない姿を見られて、絶望、脱力…へちょ…と伏せたシーンも良きでした。
ファントムが実は弱い部分があるというシーン、見事です。
高笑いは狂人度が数倍増していました。
イル・ムートのシーン、カルロッタがカエルのような声になった時、
アーチの上に登場する飯田ファントムですが、アーチに手をかけてめっちゃ笑っていましたw
カエルになってるカルロッタを、心底笑いものにしている感じです。
二階席だったので、よく見えました。
体全体で笑っていましたよw
カルロッタはつらかっただろうなぁ~プライドへし折られただろうなぁ~と思いますw
子供のような飯田ファントムでした。
その後、クリスティーヌに裏切られたと歌うシーンは、まさに蚊の鳴くような声です。
ギリ声出てるよね…つらいよねファントム、ぐすん…
と思ったのもつかの間、激おこしたファントムはシャンデリアを落とします。
その時の笑い声たるや!!!
ファントムのやばさが際だっていました。
お墓のシーン。
やっぱりラウルを燃やす気です。
あの杖からの攻撃、ラウルに当たりそうでヒヤヒヤです。
「ポイント・オブ・ノーリターン」でも、手の動きを注視しました。
真っ黒なフードを目深にかぶっている中、見えるのは手だけです。
薬指に光る指輪が、なんとも切ない…
手をもじもじして、クリスティーヌの歌を聴いているところが何とも!
ラスト、クルスティーヌとキスしているシーンでは両手が所在なさげでまた涙腺が…
クリスティーヌを抱きしめることも出来ず、
今起こっていることも理解が及ばず、
どうしたらいいのか分からない、行き場のない両手…ぐうぅ(涙)
見る度に、ファントム化していますね。
飯田ファントムが昇華されていくのを、勝手に見守ります👀
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気付いたこと
ここからは、当日ふと気付いたことです。
「ハンニバル」
リハーサル中なのに、邪魔なところに支配人たちがいてマダム・ジリーも途中で注意していましたが。
男性ダンサーも、踊る位置に支配人一行がいてちょっとプンプンしていました。
踊れないじゃない!という心の声が聞こえました。
「ザ・ミラー」
ファントムの歌声がめっちゃエコーかかっていたような…
座席の位置かなぁ~
なんだか、あちこちに反響して不思議な聞こえ方でした。
最後、鏡の方からぶわー!っと声が集約されていたように聞こえたのは、音響なのか…
ぶちおの幻だったのか…
「イル・ムート」
笑い声部分の歌が少し変わっていました。
前回までは、「ホ・ホホホホ」と、最初のホの後に一拍あったのですが、
今回は一拍なし「ホホホホホホホホ」と連続でホホホホしていました。
今回だけなのか、これもはたまた気のせいなのか。
まとめ
歴代ファントムの美声と、飯田ファントムの華麗なる怪人化と。
今回も素晴らしかったです!!
見る度に違った発見が出来る、作品をもっと好きになるの素敵連鎖です。
千秋楽までまだまだ観劇しにいきます!
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思い出写真
まとめを終えたあとなのに、この日のランチをUPします。
和カフェTsumugiで、美味しくもぐもぐしました。
お腹を満たしたら、劇場へ
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