ぶちおです。おすすめ本のご紹介です。
今回は『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』
自然の美を堪能!芸術性の高いバードたち。
もちろんフルカラーの図鑑です。
紙だとちょっと場所をとる、重たい図鑑系も電子だとさくさくっと買っちゃいます。
紙の方が色味とか、こだわりポイント表現できるとは思うのですが、ぶちおはお手軽を重視…
大自然を生き抜く鳥たちを見たいなと。
綺麗だし、やっぱり鳥類はめんこかった!!!
世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む (ネイチャー・ミュージアム) 新品価格 |
こんな人にオススメ
☆ちょっとお勉強したい
☆ありのままの美鳥を堪能したい
☆鳥の表情がわかる
☆鳥類への愛が溢れている自覚がある
書籍概要
◆作品名 世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む
◆著者 すずき 莉萌
◆出版社 誠文堂新光社
自然界の鳥の美しくかわいい表情や仕草を捉えた写真約130点を掲載。
Amazon『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』作品内容より
バードウォッチングで世界に繰り出し、鳥の魅力を、見た目・生態・行動などあらゆる観点で知り尽くす、すずき莉萌氏が、種の説明だけでなく、その表情や仕草が何を意味しているのかをコメントしています。
「眠る」「食す」「羽をつくろう」といった行動ごとの章に分かれているため、一生懸命暮らしている生活の中での、リアルな、愛くるしい表情を垣間見ることができます。
野生下の美しい鳥だけではなく、モモイロインコ、コンゴウインコなどの飼い鳥も掲載。
すずき莉萌氏の、オーストラリアのケアンズ、ゴールドコーストを舞台とした探鳥記では、たくさんの鳥との出会いが描かれ、ドラマティックな世界に引き込まれます。
美しい鳥の表情や仕草を、見て、理解することができる、より鳥とのシンパシーを高めてくれる図鑑です。
■目次
留まる Perching on plants
羽ばたく Flapping and flying
歩く Walking on the ground
さえずる Chirping and singing
憩う Relaxing in nature
羽をつくろう Preening feathers
水浴びする Bathing in water
集う Flocking together
つがう Courting and mating
求愛する Performing courtship displays
眠る Sleeping peacefully
食す Eating food
狩る Hunting for food
争う Displaying territoriality
育てる Raising their chicks
渡る Migrating
探鳥記 Finding Birds in Australia
オーストラリア ケアンズ編
オーストラリア ゴールドコースト編
ぶちおの読書感想文
『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』
鳥のフォルム、羽根の模様や色は芸術!
生息地、習性、生き抜くために必要な進化を遂げています。
我が家の愛鳥コザクラインコも、野生だとサボテンの穴の中などで暮らしたりしているそうです。
穴の中で暮らす習性があるので、バードテントや人の服の中といった暗いところでくつろぎがち。
目を離すと毛布の間とかに潜り込むので、飼育している人は要注意です。
ぶちおが小さい頃、母は押し入れの布団の中に潜り込んでいたコザクラインコに気付かず、上に布団を重ねて押し入れ閉めました。
数分間捜索した後、無事に発見されましたが心臓バクバクもの。
動物たちは本能で行動するので、気をつけないと!
花の上にちょこんと乗ったり、餌をゲットするためにホバリングしたり、てくてく歩いている写真もあります。
また我が家の愛鳥のはなしですが、鳥も飛ぶのが大変なのでおじいちゃんになるに連れて飛ぶ回数も距離も激減w
ちょっとの距離なら、てくてく歩いています。
足元ちょろちょろするので、室内を移動する時は注意しています。
自然でガムシャラアライブしている鳥たちも、不必要には飛ばないのが共通認識なのでかわいい。
仲間同士のコミュニケーションで鳴いたり、羽根をつくろいあったり。
動物行動学者の鈴木俊貴さんは、シジュウカラの鳴き声を研究しています。
鳥界隈の有名人!
だって鳴き声が「言葉」であることを証明しているんですもの。
NHKの紹介動画はこちら
ただ言葉を叫んでいるのではなく、文法を使っているとか。
さらに、ジェスチャーも使っているとか、新しい発見がどんどんと!
ぶちおも小さい時から愛鳥たちと暮らしてきたので、鳥同士で会話しているのはわかっていました。
人を呼ぶ時の鳴き方、警戒している時の鳴き方、甘えている時の鳴き方は声のトーンから違うのでわかりやすいw
よもぎがすだちにちょっかいをかけて大騒ぎ。
その時わさびはハッとした顔をしてすだちのところに飛んでいきます。
多分、すだちが「助けて~襲われてる~」って言っているんだろうなと。
またある時は。
わさびだけ違う部屋についてきたのでそのままにしていたら、すだちとよもぎが元いた部屋から鳴いていました。
姿の見えなくなったわさびを心配して鳴いているんだろうなと。
わさびもそれに応じるように鳴いていました。
写真では鳴き声はわかりませんが、こういう会話しているんだろうなぁ~と想像するとほっこりです。
本書の内容に戻ります!
水浴び、大自然でしか見られない大群、つがいの仲良しっぷり、子育て風景にもにんまり。
1羽だけでもキラリと光りますが、2羽で仲良くしている姿はマイナスイオンが8倍出ている体感です。
尊すぎる。
間に挟まりたい。
眠る、食べるといった基本風景もよき。
足を器用に使う姿もおさめられています。
愛鳥家たちの間では「ちぎりパン」と呼ばれることもある足裏にも注目!
狩りのシーンはやっぱり野生味を感じます。
昔、掛川花鳥園のショーでインコとフクロウの羽音を聞き比べるというのを体験しました。
インコはばっさばっさと、鳥らしい羽音。
フクロウが飛んだ時は無音。
無音です!!!
インコは何だったんだと思うくらい、フクロウは羽音がしませんでした。
フクロウの餌は兎やネズミなので、羽音バレを防がないといけないわけです。
そして羽根が進化して、無音!
あんなにふっわふわもっこもこで、無音!!感動しかない!!
猛禽類は足もカッコイイ。
筋力、脚力が凄いです。爪も殺傷能力高し。
とても生身の腕に乗せることは出来ません。
肉に爪がくいこむw
憧れの猛禽。
自然を生き抜くために、時には戦ったり、季節によっては海を渡ったり。
とんでもない距離を体1つで飛んでいく。
自然の凄み。
探鳥記も収録されていますが、その土地その土地の鳥との関係を知ることができます。
鳥も性格や羽根色にお国柄でますよねw
ぶちおは雀って、日本らしい鳥だなと。
茶色がメインカラーで派手さはない。小さい。でも群れでよりそって生きているなと!
童話『舌切り雀』からもわかるように、昔から日本人には身近な存在だったんだな。
チュンチュン。
極彩色を堪能できる鳥図鑑です!
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こんな本もおすすめ
『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』を読んで、鳥を知れる本を選書してみました。
鳥ジャンキーズ 1巻 (マッグガーデンコミックスavarusシリーズ) 新品価格 |
『鳥ジャンキーズ』
慣れない生活に疲れ果てた新社会人・成瀬。限界を迎えた彼が起こした行動は、隣家への突撃!
知る者は語る。「他の何より、鳥にハマったヤツが一番ヤバい」…と。
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『インコのための最高のお世話』
とても奥深く、人を魅了してやまないインコの世界。
本書は、インコとはどんな生きものなのか、インコの気持ちを理解し、いっしょに幸せに暮らしてもらうための1冊です。
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『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑 おもしろふしぎ鳥類学の世界』
鳥たちが日常的によく見せるしぐさ・行動を紹介する図鑑です。
どういう意図(目的)・状況でそのしぐさ・行動を行ったと考えられるか、その基準、指標となる代表的なものを紹介します
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『鳥 講談社の動く図鑑MOVE mini』
「ライチョウのなかまの見どころは、オスの求愛ダンス!」
「カラスはみんな真っ黒だと思ったら大まちがいだ!」など、
監修の川上和人先生が、見どころ、読みどころをとことん解説!
まとめ
『世界で一番美しい鳥図鑑:大空を舞い、 木々に水辺に佇む』
ただただ綺麗な写真を眺めるのも乙な時間です。
宝飾に負けない鳥たちの色遣い、参考になります。
アイラブ鳥類!!
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