ぶちおです。おすすめ完結漫画のご紹介です!
今回は『モンキーピーク』『モンキーサークル』『モンキーピーク the Rock』のシリーズ3作をご紹介しようと思います。
猿のこわさを代表するのは、猿の惑星か、モンキーピークかとぶちおは認識しています。
自然の檻に閉じ込められたら最後、強大な猿の怪物に襲われて…
誰から犠牲になっていくのか、真相を見抜くことができるのか。
シリーズいっき読み、推奨です。
こんな人にオススメ
☆パニックホラーが好き
☆不死身の怪物とか、興味津々
☆グロくても大丈夫
☆人間の汚い部分も受け止める
『モンキーピーク』
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◆作品名 モンキーピーク
◆著者 志名坂高次/粂田晃宏
◆出版社 日本文芸社
社員の結束を高める為の、登山レクリエーション。
Amazon『モンキーピーク 1』作品内容より
雄大な自然を感じる爽やかな山は、夜と共に惨劇の舞台と化す!
藤ヶ谷製薬36名が体験した、未体験の悪意とは…!?
凍牌の志名坂高次が初の原作を手がけ、俊英・粂田晃宏が入魂の筆致で迫る。
戦慄と衝撃の山岳パニックホラー開幕!!
全12巻。
バケモノ猿との死闘は、ここからはじまります。
製薬会社のレクリエーションとして、登山をすることになった40名。
ハイキングレベルの散策を楽しんで、ひとつめの山を全員が無事に登頂します。
深夜、目が覚めた早乙女が見たのは、大きな異形の影…
翌朝、大きな刃物で切り刻まれた4人の死体が見つかります。
昨晩見た異形がやったんだと思い、急いで下山をすることに。
しかし、あちこちに罠が仕掛けられ、社員はどんどん犠牲になっていきます。
体躯は大きく、光る目、簔のようなものをまとい、強靱な力をもった大きな猿、のようなもの。
この山の魔猿の伝説が現実になったのか。
生き残りをかけて、全力登山!!
早々に遭難して、とにもかくにも猿から逃げようとします。
しかし自然の山なので、気温、天気、地形、様々なアクシデントがつきものです。
物語が進むと、仲間同士でスパイ疑惑が持ち上がったり、猿には明確な意思のようなものを確認することがあったり。
ただのバケモノとの戦いから、人間同士の心理戦になっていきます。
食糧も水も尽き、衣服すらも奪い合いに…
極限のストレスにさらされると、幻覚、被害妄想にも襲われます。
あちこち敵だらけ!
何もしなければ、殺される。
でも信用できる人間はいるのか?!
てか、猿のバケモノって一体なんやねん!
猿だけど武器も使ってきます。新種の猿なのか?あやかしなのか。
どうして40名が執拗に狙われているのか。
遭難して一週間、警察や救助隊も入山しますが、まさかの返り討ちにあいます。
そんなことまで出来るの、猿?!
戦慄の登山の記録です。
モンキーサークル
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◆作品名 モンキーサークル
◆著者 志名坂高次/粂田晃宏
◆出版社 日本文芸社
謎の猿人を撮影する為、
Amazon『モンキーサークル 1』作品内容より
鬱蒼とした森を訪れた10人の動画配信者グループ。
モラル無き一同の前に、その“猿”は現れ、
森は、人は、殺意と恐怖に包まれる…!!
志名坂高次&粂田晃弘の最強タッグが描く、
「モンキーピーク」の正統外伝!!
もう一つの“鬼猿”物語が動き出す!!
全2巻。
魔猿が森で起こしていた連続殺人の記録です。
『モンキーピーク』と『モンキーピーク the Rock』をより深く知るためには必須の作品です。
奇怪な猿伝説につられ、森にわけいった10名の若者たち。
動画を撮影しながら、猿の痕跡を探し、奥深くへと進みます。
途中で熊に出くわし、一目散に車に乗り込むも身動きが出来ず…
そこに現われたのが、あのバケモノ猿だったのです!!
相変わらずのパワーで、熊も簡単にひねり殺す猿の脅威。
早く街に戻りたいと思いつつも、この猿を撮影したらいい金儲けになる!
欲に駆られて撮影中止はせず、猿を追いかけて行きます。
若さゆえの愚かさじゃよ。
死んだらお金なんて意味ないのにのう。
と、謎の視点でぶちおは読んでいました。
猿に弄ばれる人間たち、この魔猿はやはり『モンキーピーク』に登場したあの猿だったのか…
ラストに出てくる山小屋、人物のセリフは要注目です。
これって、まさか…
モンキーピーク the Rock
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◆作品名 モンキーピーク the Rock
◆著者 志名坂高次/粂田晃宏
◆出版社 日本文芸社
岩砕山の惨劇を越え、平和を取り戻した早乙女達。
Amazon『モンキーピーク the Rock 1』作品内容より
しかし行方不明になった友・宮田を救う為、早乙女は猿の探索隊に加入することに。
猿の研究者、政府主導の精鋭部隊、早乙女。総員20名。
いま再び、彼らに死を運ぶ“猿”の恐怖が襲い掛かる──!!
戦慄の洞窟パニック、開幕!!
全9巻。
ついにシリーズ最終章です。
過去作で残されていた謎が解明します。
バケモノ猿の正体、生態について。
そしてこの猿を使役している人間の存在、目的。
山、森に続いて、今作の舞台は洞窟です。
さらに逃げ道がなさ過ぎる!
光のない洞窟の中で、パニックが感染していきます。
『モンキーピーク』では社内の仲間、『モンキーサークル』は動画撮影仲間と、
ある程度顔見知り、関係性がある者同士で逃げていました。
今作は、まったく面識のない者たちの集まりです。
かなりのハンデが最初から課せられています。
『モンキーピーク』事件以降、魔猿は有名になり、世間の関心が高まりました。
そしてこの魔猿を研究するために、猿の痕跡があった洞窟にはいっていきます。
早乙女は猿と対峙して生き残った人物として、アドバイザーとして同行します。
猿への知識、経験を元に今回もサバイブ頑張ります。
バケモノ猿は、変異種も登場します。
いつもの大きい強靱なあのバケモノ猿も健在です。
さらにさらに、小猿もわさわさ出てきます。
狭い洞窟の中で、多勢に無勢とはまさにこのこと!
研究の対象ということで、猿をなるだけ生け捕りにしろという政府のオーダーもついています。
殺さなきゃ殺されるっていう状況なのに、使用許可を出されているのは麻酔銃のみ。
正気か?!
しかも麻酔が効くのは、5分後。
そのあいだ、猿は大暴れで被害拡大します。
でも政府のお偉いさんは断固、猿殺害NGの姿勢です。
またしても、猿よりも厄介なのは人間説。
まとめ
『モンキーピーク』『モンキーサークル』『モンキーピーク the Rock』
全部で23巻の、猿猿パニック譚です。
自然ってこわいんやで。
猿の襲撃がなくても、軽装備の人間が自然の中で夜を過ごすだけで死と隣り合わせです。
飢えや渇きが増していけば、どうにかして口減らしをしたいと思うもの…
騙しあい、罵り合い、殴り合い、貶め合う。
人間の狂気も、ご堪能あれ!
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