ぶちおの本棚

『ナキメサマ』ラストのたたみかけは圧巻!伝統により、こうして村は守られていた…

Pocket

ぶちおです。

今回は『ナキメサマ』をご紹介しようと思います。
概要をあまり見ないまま読んだぶちお…
どんでん返しがこんなにも起こる作品だったとは!

怪異に追われるだけのホラーでしょ?なんて侮ってはいけません!

ナキメサマ 作家・那々木悠志郎シリーズ (角川ホラー文庫)

新品価格
¥673から
(2022/7/26 22:30時点)

こんな人にオススメ

☆日本の怪異とか好き
☆寂れた山村は、わくわくしかしない
☆どんでん返されるのが趣味でありたい
☆頭のキレるキャラを求む

書籍概要

◆作品名  ナキメサマ
◆著者   阿泉 来堂
◆出版社  KADOKAWA

衝撃の大どんでん返しに誰もが騙される……。 恐ろしい才能が放つデビュー作。

Amazon『ナキメサマ 作家・那々木悠志郎シリーズ』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『ナキメサマ』
その表紙のインパクト勝ちです。
白無垢で、血を流していて、杯には目玉が2つ…
ホラーじゃろう!ジャパニーズホラーじゃろう!!!
そして気付くと、ぶちおの本棚に仲間入りしていました。

事前情報は表紙のみです。
あとあと読んだ書誌にある説明文じゃ、あまりわからんかったw
ぶちお的にはホラー5割、ミステリー5割といった成分に思いました。
ホラーまみれかと思っていたら、伏線やら推理パートやらで、気付くと頭のキレるキャラが仕切っていました。
毎度の言い訳ですが、伏線の違和感には気付けていたんですよ。
ちょっと推理が当たっていたところもあったのに、しっかりどんでん返しを喰らいました。

物語は、尚人の元に久美と名乗る女性が訪ねてきたところからはじまります。
夜も遅い時間に訪ねてきた久美は、
尚人の高校時代の恋人である小夜子が音信不通になった、一緒に探して欲しいというものでした。
山奥の小さな村に帰省したっきり三週間も戻ってこないのは異常…
小夜子のルームメイトである久美は、小夜子の身に何かあったんだと訴えます。

現在は連絡もとっていない小夜子ですが、尚人にとってはまだ心から追い出すことのできない大事な存在でもあります。
別れて6年、尚人はもう一度小夜子に会いたいと思い、久美とともに村に向かいます。

ホラー好きっこはここまでで、この後登場するであろう怪異にわくわくでしょう。
村でナキメサマ出てくるんじゃろう!と、ぶちおも興奮です。

よそ者に訝しげな視線を送る村人たち、辺鄙な村ではありますがインフラは整っています。
尚人たちが向かったのは、小夜子の親戚の家。
小夜子の祖父、叔母、叔父は意外にもウェルカムモードで尚人たちを家に迎え入れます。

23年に1度の【本祭】が3日後にあり、小夜子はその祭りで巫女に選ばれたこと。
無事に祭りが終わるまで小夜子とは会えないことを、祖父から教えられます。
本祭、巫女、怪しさが増していきますね。

村についた晩、尚人は早速怪異に出会います。
異様な臭い、耳に残り精神をむしばむような叫び声、爛れた肌…

さらに村には、怪奇雑誌のライターと小説家がやってきます。
彼らの目的は、この祭りに、村の神社に隠された謎を暴くことです。
見当たらないご神体、何を祀った神社かわからない、村人たちの異様な雰囲気…
そしてまたあの怪異が出た晩、ついに犠牲者がでます…
眼窩をむりやり押し広げられ、眼球を抉り出された死に様で…

ナキメサマの正体は、一体なんなのか!
ナキメサマに怯える村、止めることができない本祭、村人たちがひた隠していること、
そして何より、小夜子は無事なのでしょうか。

ぬばたまの黒女 作家・那々木悠志郎シリーズ (角川ホラー文庫)

新品価格
¥673から
(2022/7/26 22:58時点)

こんな作品もおすすめ

第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉を受賞した作品を加筆修正した『ナキメサマ』。
同賞レースにエントリーされた作品から、選書してみました。

お孵り (角川ホラー文庫)

新品価格
¥634から
(2022/7/26 23:05時点)

『お孵り』
第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作です。
生まれた子どもは、村に囚われてしまい…

虚魚 (角川書店単行本)

新品価格
¥1,634から
(2022/7/26 23:07時点)

第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉受賞作です。
「釣り上げた人が死んでしまう魚がいる」、怪異の川を辿った先には。

火喰鳥を、喰う (角川書店単行本)

新品価格
¥1,683から
(2022/7/26 23:09時点)

『火喰鳥を、喰う』
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉受賞作です。
名だたる審査員たちが、激賞!
墓石が破壊され、死者の日記が届く…不穏な物語が幕をあけます。

出航 (角川書店単行本)

新品価格
¥1,683から
(2022/7/26 23:13時点)

『出航』
第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈優秀賞〉受賞作です。
血の匂いが充満した漁師町で、失踪した母を見つけることが出来るのか。

まとめ

『ナキメサマ』
一気に読み切りました。(途中、室内に出た虫と死闘を繰り広げた程度の休憩です)
そして読了後すぐに、気になっていた箇所を読み返しました。
面白かったです!
ホラー要素にだけ目がいっていた、読書前の自分に教えてあげたいです。

色んな罠が仕掛けられているよ。
謎を1つや2つ解明したくらいで、いい気になちゃダメだよ。
ナキメサマの本当の目的を知ったら、もうこの村では生きていけないよ。

ナキメサマ 作家・那々木悠志郎シリーズ (角川ホラー文庫)

新品価格
¥673から
(2022/7/26 22:30時点)

~ぶちおのグッズはこちら
📚ぶちおの本棚記事一覧はこちら
🐥鳥記事一覧はこちら
🌞日常記事一覧はこちら
✨劇団四季一覧はこちら

-ぶちおの本棚
-, ,

© 2022 ぶちおの部屋 Powered by AFFINGER5