ぶちおです。おすすめ漫画のご紹介です!
今回は『花燭の白』
鬼と少女の偽装結婚といいましょうか。
謎の病から弟を助けるために荒ぶる鬼どもを屠る、体から無数の花を咲かせる少女を奪い合うやばい人達と、要素がもりだくさんです。
高い位の鬼と、忌み子として疎まれてきた少女が少しずつドキドキもどかしい展開に!!!
というのが好きであれば、迷わずGoです。
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こんな人にオススメ
☆身分差、種族差の恋に目がない
☆物の怪がたくさん出てきてほしい
☆美形なメンズを欲している
☆バトル、謀略要素も欲しい
書籍概要
◆作品名 花燭の白
◆著者 高山しのぶ
◆出版社 一迅社
死んだ人が、ある日突然黄泉帰る、謎の病気『枯死病』。新聞記者の木曽は、この奇妙な病の取材をしていた最中、異形の鬼に襲われてしまう。彼を救ったのは、偶然出会った少女だった…。なぜか、強くその少女に惹かれる木曽だが、少女は自らを『鬼の花燭』だと告げてきて――?
Amazon『花燭の白: 1』作品内容より
『花燭の白』ぶちおの読書感想文
『花燭の白』を読もうとしたきっかけは、高山しのぶ先生作品にふれたいなと思ったからです。
店頭書店員時代から、『あまつき』を売っていたぶちお。
もちろん高山先生作品は知っていたのですが、なんとなく長編で今更手にとりにくかったのです…
やっぱり何十巻も出ていると、出遅れた感を勝手に感じてしまってw
最新作が出ていると知り今に至るわけです。
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『花燭の白』 は大正時代がモチーフです。
やっぱり鬼と人は交わるちょうどいい時代が大正なのでしょうかw
近代感もありつつ、でも文明が開ききってはいない時代だったのでしょう。
この土地では謎の枯死病というものが蔓延しています。
体に花が咲き、その花に養分を吸われいずれ死んでしまいます。対処方も不明。
そして人を襲い喰らう鬼も出ます。
主人公は白梅という女の子です。
没落寸前の家の出身で、生まれつき体にアザがあります。
その為、忌み子的なひどい扱いを受けます。昔の村あるあるというか、迷信あるあるというか。
白梅には弟がいますが、この弟が枯死病に侵されてしまいます。
白梅は生きる希望だった弟を失うことに耐えられず、美しい鬼・沈(ジン)と契約をします。
沈は弟を助ける。
白梅は沈にその身を捧げる。
白梅には鬼の好物の花が咲きます。沈の食事として花を捧げるのです。
白梅の得意体質や過去について。
枯死病、鬼の存在や鬼の討伐部隊の存在など話題がてんこもりです。
設定はもっともっと深いのですが、ネタバレしちゃうしなので割愛しますw
大事なことは、イケメンの沈と、頑張り屋ガール白梅のすれ違いラブの行方です!
ラブ要素に辿り着くのは少し辛抱くださいw
3巻に入る頃には、沈の拗ねちゃう表情に射貫かれます。
ズキューン!!!
白梅自身も困惑するくらい、沈が少しずつ変わっていきます。
食糧や、道具としてではなく、白梅を大切な人として接していく沈に悶えましょう☆
こんな漫画もおすすめ
『花燭の白』を読んで、ぶちおなりに鬼作品を選書してみました。
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『鬼の千年恋』
孤独な少女には、鬼からの溺愛が待っている!
逆にいうと、孤独でも誰かが自分を必要としてくれるということでは?!
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『鬼の花嫁は喰べられたい』
こちらも孤独な少女が、鬼である酒呑童子に溺愛されます。
鬼の世界になじみまくる嫁の奮闘記とも言えます。
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『百鬼恋乱』
イケメン二人に挟まれて、ドキドキがとまらない!
しかも相手は鬼ときたらそりゃもう、人間の常識なんて通用しないのです。
まとめ
『花燭の白』
弟のために、自分の人生を鬼に捧げる白梅。
自分は鬼の道具でいいなんて思いますが、胸にはチクっとした痛みが。
長い鬼人生の中で、感じたことのない気持ちに戸惑う沈。
昔からの友人にも揶揄されるほどに訪れている変化。
この二人のいちゃこらを熱望しております!
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