ぶちおです。おすすめ完結漫画のご紹介です!
今回は『家族対抗殺戮合戦』
その名の通り、命をかけたサバイバル作品です。
生き残りをかけたデスゲームは、ついに家族ぐるみになりました。
ぶちおは、『合戦』という部分に特にひかれました。
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こんな人にオススメ
☆サバイバルホラーが好き
☆グロ描写もOK
☆スリルあり、頭脳戦もありが読みたい
☆大きな謎を解明したい
書籍概要
◆作品名 家族対抗殺戮合戦
◆著者 菅原敬太
◆出版社 新潮社
小心者のサラリーマン・鞠山雅彦は妻と二人の子供、認知症の母と慎ましく暮らしていた。そんなある日、町から人が消えた!? 戸惑いの中、呼び集められた場所にいたのは7つの家族と巨大な人形たち。そして始まる強制参加のレクリエーション。逃げることは許されず、勝てば豪華賞品、最下位は罰ゲーム。家族会議で一人を生贄に!? 『走馬灯株式会社』の菅原敬太が贈る、命がけのドメスティックスリラー!!
Amazon『家族対抗殺戮合戦 1巻』作品内容より
ぶちおの読書感想文
『家族対抗殺戮合戦』
このインパクトの強いタイトルで、ぶちおは即イッキ読みしました。
家族対抗ってどういうことじゃろうと…
主人公は鞠山家の家長、鞠山雅彦です。
認知症の母と、妻、一男一女の子供をもつ普通の父親です。
家族から若干うざがられるのも、お父さんらしいです。
いつも通りの日常のはずが、町からは人が消えていました。
バスも来ない、店もやっていない。
異常を感じたところで、謎の声により公園に呼び出されました。
謎の声の正体は、謎の着ぐるみ少女、せいら。
せいらのパパ(カバのようなぬいぐるみ)とママ(着せ替え人形のような見た目)もいます。
せいらは、この町はいつも暮らしている町ではなく【裏】だと説明します。
そして家族達は理由も分からないまま、デスゲームが始まります。
レクリエーションという名の生死の選別に加え、
食糧の奪い合い、家族内の裏切り、家族同士の禍根など、
ドロドロぐろぐろとしたゲームが続きます。
せいらは一体何者なのか、せいらのパパママの招待も謎です。
町にいる7家族は生き残る術を見つけることは出来るのか。
雅彦は犠牲を出しながらも、知恵をつかい、勇気を出して戦っていきます。
家長としての自覚がバリバリに目覚めます。
これはダメっこだった雅彦の成長物語でもあります。
デスゲームに参加するなら、少なくともご近所界隈の顔見知りとは一緒になりたくないですね…
小さい頃に声をかけてきてくれた人とか、町内ですれ違った人とか。
自分と同じ生活圏の人を相手にするのは、想像するのも嫌です。
さらに、デスゲームが家族単位で参加って…
家族の前で死ぬのもいやだし、家族が死ぬのなんてもっといやだし、このゲーム最悪すぎるじゃろう!
本作を読んだ後だと、他のデスゲームがマシに思えてしまいます。
やるか、やられるか。
見知らぬ人との極限状態デスゲームの方が、挑戦出来そうな気が…
いやいや、そもそもデスゲームに参加するのは絶対嫌だった!!!
町内という広いようで狭い世界の中で行われるデスゲームは、どう決着するのか。
見逃せません!
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こちらも映画化された作品です。
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『オンライン The Comic』
ゲーム内で戦っても、しくじれば現実世界で死ぬ。
死のゲームを攻略して、人類が解放される日は来るのだろうか。
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『BTOOOM!』
爆弾を駆使して生き残れ!
孤島に集められた男女の壮絶な戦いがここに。
まとめ
『家族対抗殺戮合戦』
他人同士の戦いではないところがこの作品の醍醐味です。
友達、ましてや見ず知らずの他人同士なら裏切りもあり、人間の泥臭さ全開でも仕方ないと思えます。
ただ、家族ですから。
親、兄弟、祖父母といった肉親を感嘆に裏切ることなんて出来ない。
じゃあ、どうする?
謎の着ぐるみ達は容赦なく、死のゲームを押しつけてきます。
ヒリヒリしましょう!
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