ぶちおです。おすすめ完結漫画のご紹介です!
今回は『ミミズクと夜の王』コミカライズ版 全4巻
原作は2014年に電撃文庫から出ているライトノベルです。
コミカライズは7年の時を経た2021年に発売。
この絶妙なタイムラグを物ともしない面白さがあります!
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こんな人にオススメ
☆ファンタジーが好き
☆人間と魔物の交流を読みたい
☆少し暗い設定も大丈夫
☆ライトノベルも好き
書籍概要
◆作品名 ミミズクと夜の王
◆著者 鈴木ゆう/紅玉いづき
◆出版社 白泉社
魔物のはびこる夜の森に、死にたがりやの少女が一人。額には「332」の焼き印、手足には外れることのない鎖。なにかを望むことなんて、とうに忘れてしまったけれど。空っぽの心で、それでも少女は希う。「あたしを食べてよ、夜の王様」
Amazon『ミミズクと夜の王 1 (花とゆめコミックス) 』作品内容より
ぶちおの読書感想文
『ミミズクと夜の王』
主人公の少女は、ボロボロの服で森を彷徨っているシーンで始まります。
おでこには、【332】の焼き印の痕が残っていて、怪我をしても平気な顔で森を進みます。
森の中で少女が出会ったのは、見るからに人ではない者。
黒い翼を持ち、月のような瞳をもつ者。
少女はその者に、自分を食べてくれと願います…。
こんな冒頭です!
少女の名前も、どうしてそんな状況で森を歩いているのかも、説明はありません。
黒い翼をもった者は、その世界では【夜の王】と呼ばれていました。
少女は夜の王に、一目で虜になったんだと思います。
あれやこれや手を尽くして、少女は夜の王に会いに行きます。
何回、つっぱねられてもトライし続けます。
夜の王ではない魔物とも出会います。
少女は魔物に【クロ】という名前をつけて、森の中でともに過ごします。
クロは少女の為に、色々と世話をやいてくれます。
少女の数少ない味方です。
森で過ごす中で、少女の名前が【ミミズク】だと分かります。
ミミズクは過去をあまり語らないですが、描写でなんとなく壮絶な過去があったのだと分かります。
額の焼き印、奴隷のような暮らし、そして恐らくその暮らしから逃げてきたのだろうと。
自分に生きる価値はないから、夜の王に食べてもらおうというのがミミズクの願いです。
結構ダークです。
でも不思議と悲嘆という感情はわいてこないのが不思議な作品です。
きっとミミズクのあっけらかんとしたキャラクターが救っているのだと思います。
夜の王も本気を出せば、ミミズクを寄せ付けないことも可能です。
でも、しない。
なんだかんだで、ミミズクと交流してくれる夜の王にほっこりします。
森から離れた城では、騎士が何やら魔物狩りに出るのか…という話が展開されています。
夜の王とミミズクの関係に、この討伐話が絡んでくるのでしょう!
くうぅ…
ミミズクには幸せになって欲しい!
元気に育って欲しい!
『ミミズクと夜の王』は、夜の王の不思議な雰囲気が魅力です。
正反対というか、時空レベルで交わりそうにないミミズクとの今後の展開に期待大です!
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少女と人外がテーマの作品は、人気なので数多あります。
原作小説をはじめ、ぶちおなりに選書してみました。
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『ミミズクと夜の王 (電撃文庫)』
こちらが、原作のライトノベルです。第13回電撃小説大賞「大賞」受賞!!
そうです、素敵クオリティはお墨付きだったのです。
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『魔法使いの嫁』
もはや少女と人外というテーマといえば、これ!と大勢が言うかと思います。
冒険あり、トキメキありのファンタジー作品です。
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『贄姫と獣の王』
アニメ化決定の話題作!完結と同時にアニメ化発表は斬新でした。
戦いあり、謀略あり、獣の王様のイケメンっぷりがたまりません。
まとめ
『ミミズクと夜の王』
暗い世界にいても、一つの光と出会えたことで世界の意味が一瞬で変わる。
ミミズクは、【いつでも死んでいい自分】から、【夜の王のために生きていたいと思っている自分】を知覚します。
一瞬の機微ですが、気づけるかスルーするかで未来は全然変わるんだと思います。
ぶちおは単純なので、ミミズクと夜の王がどんどん仲良くなって
楽しい未来がくればいいなぁ~と思って読んでいますw
気になった方は、コミック、ライトノベル版ともにお手にとってみてくださいませ(。·ω·。)
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