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インコ噺。あの時の少年は、きっと愛鳥家の道を歩んでいると無双夢想。鳥はめんこい。

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ぶちおです。

今回は愛鳥の写真をちょこっとUPしつつ、ぶちおが体験したインコ噺(いんこばなし)を綴っていこうと思います。
愛鳥家として、どうしても体が動いてしまったあの日。

バードショップで出会った親子

わさび

ぶちおは愛鳥と過ごしておりますが、時には浮気もしたくなります。
バードカフェ、動物園、ペットショップ、我が家の愛鳥たち以外とのふれあいもたまりません。

かれこれ15年以上前のことです。

ある日、都内で有名なバードショップに行きました。
珍しい種類の子も多いとのことで初来店しました。
が、なかなか玄人向けと言いますか、ヘビーユーザー御用達の雰囲気が凄い店内でした。

店員さんはお世辞にも愛想がいいとは言えず、顔なじみのお客さんとは大盛り上がりする感じです。
まぁ鳥を愛しているのであれば、接客態度はそこまで問題ではないです。
ぶちおもまだ若い時代ですし、見るからに冷やかし客に見えていたかもしれません。

鳥の展示コーナーにはびびって近づけませんでした。
なんてったって、コーナーの入り口には
【購入する気がない人の入室お断り】と看板がありましたw
どこまでも冷やかしは許さんという気迫に負けました。
正直、家には愛鳥いますし、ここでお迎えする気はなかったですし、お店のポリシーであればそれに倣おうと思いました。
鳥を愛するゆえ、冷やかしや生半可な気持ちの客はうちではお断り!と筋が通っているとも感じました。

店内でおもちゃとおやつを物色していると、女性客と店員さんの会話が聞こえてきました。
なんとなく、聞き耳を立てちゃう。

「おしゃべりをする鳥が欲しいんです」
「そういう子はうちにはいません」
「そうですか…ね、どうする?インコ買っていく?」
女性客はお子さん連れでした。子どもは小学校低学年くらいの男の子で、黙ってそっぽを向いています。

店員さんはそれ以上話すことはなく仕事に戻り、
何も話さない男の子とともに、女性客はお店を出て行きました。

接客業という観点でいうと、店員さんの対応は0点。
お客さんの希望をオール却下で、申し訳なさそうな態度もなく、というか怒っているくらいの態度でした。
ただ、愛鳥家という観点でいうと、店員さんの対応は60点くらい。
ぶちおも聞きながら、
おしゃべりをする鳥が欲しい」
というオーダーには引っかかりました。

ぶちおも幼少期から、セキセインコ、アヒル、シマリス、熱帯魚、ラブバードと飼ってきました。
歴代の鳥達には、しゃべる子もいれば、しゃべらない子もいます。
鳥じゃなくても思ってたのと違うから、という理由でペットを捨てる人は割と多いです。
この親子はそのタイプなのかもしれない。
話している雰囲気からも、鳥に詳しいわけではなさそうで、男の子が飼いたいと言ったから来たという感じでした。
鳥を飼う覚悟はあるのか!?
だが、はじまりなんてふわっとしたものかもしれないし、100%親子が悪いとは思えない…
う~ん。なんかモヤモヤする。

よもぎ

買い物を終えて、駅に向かうとさっきの母子を発見!
どうしよう、なんかこのモヤモヤを解消したい気もする。
だけど、変な奴だと思われるかもしれないし、うーーん。

モヤモヤし続けるくらいなら、いっけぇぇー!!!!
ということで、お母さんに声をかけました。

「あの、スミマセン。さっき○○(バードショップ)にいらっしゃいましたよね」
「え、あぁ、この子がインコが欲しいって言うから」
男の子はまたも顔をそっぽ向けています。

「あの、私鳥を飼っているので、アドバイス出来ればと思いまして。不審を承知でお声がけしました」
「そうなんですか、わざわざ。この子がテレビでおしゃべりするインコを見て欲しいって言うんで」
あーー、そっちのパターンかー。
テレビで見るおしゃべり上手インコの魅力。それはたまりません。
自分の住所を話して家に帰った迷いインコもいます。
歌ったり、お話したりするインコはそりゃたまらんよ!!

だが少年よ、そしてお母さんよ。
インコもしゃべらない子いるから!!
それも個性だから、永遠にしゃべらない子もいるから!!こればっかりは、そのインコと付き合ってみないとわからないからな!

と思いつつも、愛鳥家の世界に入ってきて欲しい気持ちもあります。
ぶちおだって、最初は純粋に可愛いから欲しいでしたし。

「あの、テレビで見るようなおしゃべりは、得意不得意あります。いくら教えてもしゃべらない子もいます。
初心者向けでおしゃべりの可能性が高いのはセキセイインコです。
つがいで飼うよりは、1羽で飼う方が飼い主べったりになると思います。でもつがいでさえずってるのも可愛いですよ。
最初からおしゃべりする子はほとんどいないので、根気強く話しかけるのが大事です。
でも、しゃべらない子もいます(2回目)
ちなみに私が飼っているインコは全員しゃべらないですが、めちゃめちゃ可愛いです」

一気にお母さんにまくしたてました。
今、思うとまじで気持ち悪いパッションw
いや、鳥を飼いたいって思ってくれたことは嬉しい。目的はちょっと全部賛成はできないですが、鳥に興味を持ってくれて嬉しい。
そして店員さんに無下にされたのも可哀想と思っていました。
店員さんも鳥愛ゆえに、ですがちゃんと丁寧に説明してあげるべきだったと。

お母さんと話している最中、男の子はずっと下を向いて顔を見せてくれなかったですが、
この子には鳥博士の未来だってある!

色々と話して、お別れの時。
「ありがとうございます。また別のお店で見てみようと思います。
私もこの子も何もわからなかったから、教えてくれてありがとうございます」

夕方に差し掛かって、オレンジ色の中に親子が手を繫いで遠ざかっていきました。
モヤモヤはスッキリしました。
なんとなく、この時にやれることはやりきった!

あの時の少年が、鳥博士になって大活躍しているんじゃないかと勝手に想像しています。

よもぎ、わさび、すだち

我が家の愛鳥たち。
全員しゃべらないですが、こんなにめんこいです。
左手を占拠するみどみど組、そこに突撃するきーきー組。
毎日毎分見ても飽きません。

愛鳥家たちに幸あれ!

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