ぶちおです。
今回は『左手に告げるなかれ』をご紹介しようと思います。
主人公は万引犯を捕捉する女性保安士、いわゆる万引きGメンです。
万引きGメンが事件を追うなんて、2時間ミステリの人気シリーズ『万引きGメン・二階堂雪』を真っ先に思い浮かべたぶちおです。
元・不倫相手の妻殺害の犯人を追うなんて。
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こんな人にオススメ
☆保安士の仕事をちょこっと覗きたい
☆ろくでもないキャラ多めでもいける
☆どんでん返しを受けたい
☆バイオレンスもOk
書籍概要
◆作品名 左手に告げるなかれ
◆著者 渡辺容子
◆出版社 講談社
「右手を見せてくれ」。スーパーで万引犯を捕捉する女性保安士・八木薔子のもとを訪れた刑事が尋ねる。3年前に別れた不倫相手の妻が殺害されたのだ。夫の不貞相手として多額の慰謝料をむしり取られた彼女にかかった殺人容疑。彼女の腕にある傷痕は何を意味するのか!? 第42回江戸川乱歩賞受賞の本格長編推理。
ぶちおの読書感想文
『左手に告げるなかれ』
主人公は女性保安士・八木薔子。
万引き犯の捕獲率も高く、優秀な保安士です。
いやぁ~ぶちおは夕方のニュースで万引き犯しょっぴく特集あったら、毎度釘付けになります。
よくもまぁ、あの手この手で盗んでいくなと。
スーパーとか死角があるとはいえ、人は多いのに度胸凄いぜ。
お金はあっても盗む奴もいれば、お金がないから盗む奴もいる。
お店からしたらどっちも泥棒だから!
言い訳も皆同じようなこといってるし、保安士の人も大変じゃ。
ぶちおがいた書店でも保安士の人は大活躍していました。
プロは違うぜ!
薔子は、かつてバリキャリの道を歩んでいました。
しかし、社内不倫がばれてしまい、相手の妻から訴えられて賠償金が重くのしかかり…
職も失い、家も失ってしまうことに。
生活のランクは下がりましたが、今の生活で何とかやっています。
仕事にもちゃんとプライドをもってるし!
色んな人の暗部に触れることも多いですが、本人が腐りきっていないところは良きです。
ある日、その不倫相手だった男の妻が殺されたということを知ります。
警察から、当時の不倫のことを掘り起こされて疑われる始末。
忘れていた傷が開いて、気付けば薔子は犯人を追うと決意します。
上司のサポートもあり、仕事の合間の時間を使って薔子は独自のルートで事件を追います。
亡くなった妻が住んでいたマンションで聞き込みをしたり、近くのコンビ二にも聞き込みをしたり。
怪しい人を見たという証言があれば、その証言を深掘りしてみたり。
むしろ怪しげな住人たちと協力してみたりと、アクティブ!
これはただの犯人捜しではなく、薔子が過去にきっぱりケリを付けるための儀式のようでした。
捜査をきっかけに、過去の不倫相手とも久しぶりの再会。
この不倫相手が、まだ薔子に気があるってのがなぁ~
なんか、当時から妻との関係は終わってたんだとかなんだとか言うし。
それなら不倫していた頃にちゃんと離婚して、薔子と一緒になるのが筋じゃろうとか。
薔子があしらってくれたからよかったけども、イマイチ信用できない。
まぁ、薔子の周囲の男性陣はあまりいい印象なかったですw
被害者の妻の評判も総じてあんまりよくない。
ご近所でもモンスターという認識。
いざこざの火種はあちこちにあるけど、殺すまでいくか?というところ。
そして妻はダイイングメッセージ《みぎ手》を残していたと。
この《みぎ手》が何を意味しているのか!?
刊行当時の販売の環境とかも、懐かしさというか。
90年代はコンビ二も増えまくり、スーパーの24時間営業は珍しい、販売店の営業時間もどんどん増えていく時代だったと。
今はもう昔に戻っている部分もあります。
店休日が増えたり、営業時間も短くなったり、年末年始はちゃんと休むというところも多い。
POSレジも今では当たり前ですが、導入される前は手打ちだったよな~とか。
時代を感じつつも、この当時も日本人は勤勉じゃなと感心しました。
右手で行った善行は、左手にも告げてはいけない。というような意味がタイトルになっています。
善き行いはひっそりとするもの。
やたらと吹聴するものではない、というような意味に受け取りました。
これ、わかるなぁ~
アピってくる人は偽物ですよね。
善行は誰のためにやっているのかと。
どんな場所でも、いい人は黙っていい仕事していますから。
アピらずとも伝わるもの。
このタイトルが意味しているものが繋がってなるほどと。
全ての仕掛けを暴けるか。
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