ぶちおです。
今回は『八獄の界 死相学探偵6』をご紹介します。
これまでにも読了のたび、死相学探偵シリーズはおすすめしてきました。
ちょっと活字から離れていましたが、シリーズ読破まで続けますｗ
前回の記事はこちら
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こんな人にオススメ
☆死相学探偵シリーズが好き
☆ホラー要素が欲しい
☆悪の親玉を追い詰めたい
☆怪談や伝承ものにも目がない
書籍概要
黒術師を崇拝する者たちがいる。黒い欲望を持った人々を犯罪へいざなう、恐るべき呪術の使い手・“黒術師”。黒捜課の曲矢刑事から、黒術師が崇拝者を集めたバスツアーを主催すると聞かされた俊一郎は、潜入捜査を手伝うことに。危険を承知で潜入した俊一郎だったが、バスツアーの参加者全員に、くっきりと死相が視えていて――。俊一郎たち参加者を次々と襲う、怪事件の真相は!? 「死相学探偵」シリーズ、絶体絶命の第６弾!!
Amazon『八獄の界 死相学探偵６』作品内容より
◆作品名 八獄の界 死相学探偵６
◆著者 三津田信三
◆出版社 KADOKAWA
『八獄の界 死相学探偵６』おすすめしていきます
『八獄の界 死相学探偵６』では、死相学探偵・弦谷俊一郎が宿敵である黒術師が主催するミステリーツアーに潜入します。
潜入捜査です！
今までどこにいるのか手がかりを掴めなかった黒術師と戦うため、弦矢俊一郎が単独で乗り込みます！
名前も知らない人達と、黒術師が用意したバスに乗りこむ緊張感。
その乗客の中には、黒術師側の人間も混じっているかもしれない。
わいわいきゃっきゃしたバスツアーとはほど遠い…
案の定、事件が起こります。
黒術師の術中に嵌まってしまった乗客たちを、無事に助け出すことが出来るのか！
死相学探偵の推理力だけが武器です。
作中ではタイトルにもある、『八獄』についての説明があります。
八大地獄と呼ばれるように、八つの種類が地獄にあります。
その地獄の恐ろしい説明といったら…
悪いことしたら、地獄に落ちるよ！は最強の脅し文句です。
峠を進む乗客たちを襲う霧の中には、恐ろしい化け物も潜んでいます。
その霧にも、囚われたら最後、死ぬかもしれないというオプションつきです。
どんどん被害者は増え、逃げ場も無くなっていく…
最後の最後に、サプライズも用意されています。
シリーズを1作目から追っている読者であれば、
｢え～そこがそうだったのか～｣という感想になるかもしれません。
6作目は今までとは違った次元に突入します。
是非、お手にとっていただきたい！
こんな作品もおすすめ
『八獄の界 死相学探偵６』を読んで、ぶちおなりに選書してみました。
気付くと、地獄にかたよった選書になってしまいましたｗ
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『シェルター 終末の殺人』
作中で登場します。三津田信三先生の作品です。
こんな大変な状況なのに、わざわざ殺人をする意味とはなんだ？を探るミステリーです。
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『鬼灯の冷徹』
地獄の説明をこんなに分かりやすくしてくれた漫画は他にないです！
閻魔大王の補佐官、鬼灯が地獄の仕事を教えてくれます。ぶちおもたくさん笑わせてもらいました。
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『絵本 地獄』
しつけ本として、数年前からとんでもないブームを巻き起こした絵本です。
これを読んで、悪いことをする子供はいなくなるという噂ですｗ
それほどまでに、トラウマ級の怖さがあるのです。
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『蜘蛛の糸』
ぶちおが最初に知覚した地獄は、『蜘蛛の糸』の血の池地獄だったような記憶です。
NHKの番組で、人形劇をみたような…おはなしの国だったかな…
青空文庫は無料配信なので、お気軽読書におすすめです。
まとめ
『八獄の界 死相学探偵６』
死相学探偵は、黒術師の手がかりを掴むことは出来るのか…
その手がかりは命がけで掴むしかない！
謎めいた乗客と、いわくつきの峠を覆う霧の恐怖。
死相学探偵が単独で挑んだ事件を、お見逃しなく！
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