ぶちおです。おすすめ小説のご紹介です!
ホラーとミステリーの両方を満たしてくれるやも!
角川ホラー文庫の人気シリーズ『死相学探偵』をご紹介します。
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『死相学探偵』とは、普通の人には見えない死相を視ることが出来る主人公が、事件を解決していくシリーズです。
主人公は人間嫌いで、つっけんどんなクールガイです。
推理力と、死視の力をあわせて怪死事件に挑みます。
ぶちおは発売当時は紙で追いかけていましたが、ちょっと間があいていて…
なんと1月に発売された新刊がシリーズ最終巻!ということで、1巻から電子版で買い直しました。
目の悪いぶちおには、文字を拡大出来る電子書籍がありがたくて♡
イッキに1作目から読んでいます。
『十三の呪 死相学探偵1』オススメしていきます!
こんな人にオススメ
☆クールな探偵が好き
☆オカルト的、霊的なホラー要素が好物
☆ホラー60%>ミステリー40%(ぶちお調べ)の配合を求めている
☆シリーズものを探していて、かつ完結までイッキ読みしたい
書籍概要
◆作品名 十三の呪 死相学探偵1
◆著者 三津田信三
◆出版社 KADOKAWA
他人に現れた死相が見える弦矢俊一郎。大学卒業以後、神保町で探偵事務所を始めた彼の元に、初めての依頼人が訪れる。だが、アイドル顔負けの彼女には死の影は全く見つけられず……。
Amazon『 十三の呪 死相学探偵1 』作品内容より
ぶちおの感想文
『十三の呪 死相学探偵1』
ここからは読了した、ぶちおの個人的感想を連ねていこうと思います!
主人公の弦矢俊一郎は、上京して探偵事務所を開業します。
弦矢俊一郎に備わっているのが死相を視る能力、【死視(しし)】です。
【死視】とは霊視、に近いかもしれないです。
死神とか、悪霊とか、この世のものではないものを視ることが出来ます。
そのため【人の死期】すらも視ることが出来ます。
その特殊能力ゆえ、探偵事務所には、
「もしかしたら殺されるかもしれない」という普通ではない相談者たちがやってくるのです。
『十三の呪』ではある名家の家族が不審死をとげます。
異常な死の連鎖に俊一郎が挑みます!
シリーズ1作目ということで、俊一郎の幼少期や探偵稼業に至るまで、そして【死視】の能力について丁寧に説明されています。
死相学探偵シリーズに共通しているのは数字です。
『十三』という数字、そして呪いが今作のテーマです。
作品を丁寧に追っていくと、この呪いの正体にも気づけると思います。
ちなみにぶちおは、ただひたすらに読んでいて推理する余裕もありませんでしたw
最後の事件解決を読んでやっとすべてを理解した、ぽんこつなぶちおです。
ぐうう、絶対に次こそはちゃんと犯人を見つけてやる!と意気込んでいます。
事件本編は読んでいただければと思います。
そして忘れてはいけないのは、俊一郎のキャラクターなのです!!
表紙を見てもらってもわかりますが、イケメンです。
とてもクールです。
【死視】が出来るからこそ、あまり人間関係がうまくいかなくてコミュニケーションが苦手です。
そこがなんともいい!
親身になってくれる探偵もいいですが、ぴしゃんと冷たい探偵もいいものです。
人間には冷たいけど、とある動物には…
ギャップで悶えたい女性は、こちらの作品が本当にオススメですよw
そして三津田信三先生の他作品についても、作中でしれりと触れていたりします。
フィクションではありますが、本当に日本のどこかで実際にあった事件だったりするのではないか?と思えてしまうのが三津田信三作品です。
このワールドを堪能したくなったら、全作品を読んでいることでしょう♪
こんな作品もおすすめ
三津田信三先生の他作品からご紹介します。
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三津田信三先生が描くもう1人の名探偵、刀城言耶シリーズです。
『凶鳥の如き忌むもの』は長編の2作目ですが、そのトリックが鮮烈でした。
鳥が好きなぶちお、鳥がタイトルについているだけでテンションが上がったことは隠しません。
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『そこに無い家に呼ばれる』
もし何かが「一つずつ減っている」または「増えている」と感じたら、この読書を中止してください。
最凶「幽霊屋敷」シリーズ最新作!
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『怪談のテープ起こし』
自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。それを集めて記事にしないか?
この物語を読むあなたは恐怖を「体感」することになる。
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『忌物堂鬼談』
得体の知れぬ何かに追われ、助けを求めて遺仏寺を訪れた由羽希。
所有するだけで祟られるという「忌物」であふれた本堂で、住職の天山天空は彼女も忌物を持っていると告げる。
まとめ
『十三の呪 死相学探偵1』
呪いや悪霊といったホラー要素が強めの事件をお探しなら是非、死相学探偵の扉を叩いていただけると幸いです。
ツンデレ探偵をご所望の方にもオススメです。
人を呪ってはいけないです。
この『十三の呪』は誰が、どんな理由で呪いをかけたのでしょうか…
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レーベルは角川ホラー文庫です。
その名の通り、ホラー要素強めの事件が多いです。
人気作家陣の意外なテイストも楽しめます。
真っ黒な背表紙のコーナーを書店で見かけたら、7割方角川ホラー文庫だと思います。
残りの3割の可能性は…
官能小説文庫の雄、フランス書院だと思います(۶ᐛ )۶オ
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