劇団四季

2025/3 劇団四季『アラジン』観劇。劇場を出た後に体がぐったりする程はしゃぐのがおつ!笑ったぁ~

ぶちおです。

もう冬はしれっと去った感があり、春の息吹を感じながら。
『アラジン』は2023年の年末ぶりです。
その時にも出会った、道産子ジーニー再び!

ビビデバビデブー解禁の感想など、アップしていきます。

観劇の感想

まずはキャスト表をば。

キャスト表

この週のジーニーは、月曜日の更新時点で韓さんだったのですが、急遽の岩城ジーニーに。
前日の公演で何かあったのでしょうか。
ぶちお達が観劇した時点のキャスト表でも、翌日以降のジーニーは未定になっていました。
さらに翌日には、週の後半もすべて岩城ジーニーになっていました。
大事ないと良いです。

そんな岩城ジーニー!
前回『アラジン』を観劇した時も岩城ジーニーでした。
ジーニーとしてはデビューから間もなかったかと記憶しています。
1年以上ぶりの再会にウキウキせずにはいられません。

岩城さんは、去年の横浜ファントムでも観劇しています。
ファントムとは真逆の陽キャラ、ジーニーw
ここまで落差がある役をされている方は、なかなかいないでしょう。
根は絶対に陽キャに違いない!
もうジーニーから溢れるくらいに元気でハッピーがもろだしでした。

ずーーーーーーっっっとしゃべくり倒してくれます。
ジーニーのアドリブの幅が広いからなのか、前回とは全然違うマシンガントーク!
浪速のしゃべくりなのかと勘違いするくらいに、わさわさ動きつつ、口が回りまくります。
もちろん噛んだりしないし、歌にもナチュラルに突入。
ジーニーはやっぱり魔人だなぁ~と再確認しました。

洞窟の中でアラジンと出会った時、ジーニーは自分の出身地に絡めたアドリブを披露します。
北海道出身の岩城ジーニー。
「北海道から出てきた~ザンギ食べる?」
まさかの名産品攻撃に気絶しましたw
ジンギスカンとか、海産ではなくザンギてw
しぶいチョイスに笑いました。

『フレンドライクミー』ではコール&レスポンスが完全復活しました。
コロナ禍で一旦、観客に対してのレスポンスを求める部分はカットになりました。
しかし、今回はジーニーが観客席に向かって「ビビデバビデブー!」と。
これをされたらもう、反射的にレスポンスを返していました。
なんだろう、『アラジン』観劇で染みついてしまったようです。
ジーニーに求められたら、レスポンスするのがオススメですw

岩城ジーニーデビュー時は全てが全力で、見ているとその火力で大丈夫か?!と心配する程でした。
今回はアドリブ量がましましだったので、ジーニーとしてのパワーもお墨付きやと!

一和アラジンは、歌がめちゃくちゃスキル&パワーアップ!
ロングトーンもがなりも、歌い方も使いこなしても尚余裕を感じました。
お調子者のアラジンだけど、亡き家族に自慢できるような人間になりたい葛藤と。

優しいだけじゃ食べていけないもの。
いつも役人に追われる日々もメンタルくるもの。
恋した相手は王女で、友人を巻き込む詐欺をした結果、友人に見限られたり。
若いがゆえのフラフラ感もあり、歌声にごんっと思いを乗せているようでした。

門田ジャスミンは、いい意味ではねっかえりの王女感があって良き!
若くてかわいい女が政治を語ったりすると笑われるよね。
おとぎ話って言われたり、夢を見てるって言われたり。
現代の人を代表するように、女性が国を治めてはいけないの?と投げかける時の凜々しさ。
大丈夫、門田ジャスミンなら1人でだって国を統治できるで!

ジャスミンが歌う『壁の向こうへ』
アラジンとデュエット『行こうよ どこまでも』
今回は響きました。もう何度も聞いているのに。

現在のぶちおが、悪質な派遣先の仕事をさせられているからでしょうw
~ここを飛び出したい 自由に壁の向こうへ~
そうなんよ、壁の向こうの世界を見るべき。
壁の中だけで鬱々と過ごすのは違う。

~自分らしく生きる 心のまま~
アラジンは全編を通して自由への渇望が描かれています。
お金や権力、宇宙的パワーを持っていても、自由がなければ意味がないのと同義。

派遣としてある程度の責任までで働こうとしているのに、しれっと業務増やされるとか。
社員が誰も理解していない仕事をワンオペでやるとか。
はぁ?こんなの私が望んでいることと違う。
辞めたっていい。そう、辞めたっていいんや。
このまま苦しいところに居続けるより、何が起こるかわからない外の世界へ行ってみようと。

どの演目も、その時その時の自分の状況で響くシーンが変わってくるなぁ。
アラジン、ジャスミン、気付かせてもろたで。

突き抜けて爆笑をさらっていったのは、嶋野イアーゴ。
悪人笑いの癖が強い。
悪意が一番すごいと言わざるをえないw
ジャファーがまっとうに見えるという相対効果も生まれています。

カシームとジャファーのガチ恋距離事件もありました。
2幕冒頭、ジャファーに対してプリンスアリの来訪を説明する時のカシーム。
もうキスするだろってくらいに顔が近くて笑ってしまいましたw
ガチ恋距離すぎる。
そしてジャファーにシカトされるというところまでがセットです。

カーテンコールでも岩城ジーニーは大はしゃぎしていました。
あらゆるメンバーとハイタッチをして、一仕事を終えたばかりでも元気!!

ダンサーの方は幕が下りきる寸前に、見事なターンを披露していました。
こっそりやらないでwもっと前に来て見せてくれたっていい!!

イアーゴはなんと、ルダハートポーズをしていました。こっそりとw
誰とも目を合わせないようにしていたけれど、ほっぺをハートで挟んでいるのを目撃しました。
その後、床に向かって手を振ったりと最後まで可愛さと狂気が炸裂していました。

キャストボード

そういえば、モニターでのキャストボードが多くなっていますが、海劇場は古きよきボードが健在です。
ボード作るのも大変そうだなぁと謎の感想を持ちましたが、モニターよりも味わいがあって好きです。

ここから先はちょこっと余談です。

『アラジン』日本上演10周年

『アラジン』は、2025年5月24日(土)に上演10周年を迎えるとのことで!
今回観劇後に、おねがいをすることが出来るメールが届きました。
四季のサイトでもお知らせされていた、願いを叶えます企画!

1観劇で1つのお願いができるとのことなのですが、何をお願いしたらいいか…
どんな系のお願いをしたいのか。
実際、願い事を教えてと言われるとうろたえるということが判明しました。

願い事にもセンスが出るんじゃないかと、子どもの時には気にしなかった邪念がまとわりつく…
ケーキをホールで食べたい!
クマの大きいぬいぐるみが欲しい!
とか、無邪気にお願いできていたあの頃に戻りたいぜ。

応募締め切りまで、熟考します。

10周年ということで、カフェ&ショップもOpenしています。
海劇場が出来た当時は、入り口前のスペースに飲食店やイートインスペースがあったりしたのですが、気付くと撤退していて。
寂しいスペースになっていましたが、満を持してのリニューアルOpenです。

カフェでは飲み物と軽食が楽しめます。
四季カレーの販売も!
ショップにはたくさんの作品のCDやプログラムをはじめ、アラジン以外のグッズもありました。
四季ベアも販売されていて、そのすぐ横には四季ベアのお洋服がずらり!
ここはブティックか?!というくらい、ぬいの服が充実していました。

ぬいを家に抱えているぶちおも、危うく爆買いをするところでした。
ぬい用のCATS Tシャツが全種類あったら、それはもう興奮してw
いつか、フルコンプしようと思います。
まだマンカストラップとランパスキャットしか持っていない…くぅ。

四季ベア

同行した友人HiGEは、ついにベアをゲット。
そしてタガーTシャツを着用させたとのことです。
ベア用サイズなので、しっかりぴったり。

さて、ショップのOpenなどもあったりで色々と動線注意です。

劇団四季 海劇場

劇場入り口に向かって左手側にカフェ&ショップが出来たので、カフェに用事があるのであれば写真の赤矢印部分から上っていくのがオススメです。
上りきって折り返して左手の扉から入るとカフェです。

劇場にとにかく入るんや!という方は写真の青矢印方向にあるエスカレータor階段から上るのがオススメです。

劇場前の通路が激狭いので、開場すると人が滞留します。
行き来しにくいので、用事によって潜入する箇所を変えた方がいいと良いです。

観劇した日の曇天具合が凄いですねw

この日は『アラジン』にあわせてジャスミンネイルで突撃しました。
でっかいストーンの威力、そしてグラデっぽい緑とラメラインのゴージャス感。
ジャスミン王女らしいデザイン!
自己満足が満たされました。
おれっち、ジャスミンを見倣って市場にスパイスの香りを嗅ぎに行くで!

毎度の焼き肉

おくう

『アラジン』に行く日は、ほぼ『おくう』でランチしています。
美味しい牛を食べたいんや!!

特選のランチだったかな…
税抜き4000円の贅沢ランチ!
もうね、こういう時は贅沢したってよいのです。
いつもコンビ二飯なんだから。

松阪牛の限定ランチもありましたが、なんだかんだでいつもの山形牛に。
美味しすぎるぜ。
牛さんに感謝。

まとめ

上演も10年!
不動の演目になりましたね~

お客さんも初々しい反応している方を見つけるとほっこりします。
まだまだ新規が来ているんだなとw謎のマーケティング視点で。

華やかで、ダンスシーンもダイナミックで、魔法の絨毯は息をのむ…
CMで流れている、ロマンスも冒険もあるというのは嘘偽りないです。
とにかくエンタメをギュッと濃縮した作品。
それが10年も途切れず、仕上りもいつ見ても同じハイクオリティ。
四季の凄いところです。

劇場を出た時に、体があっついことも多いです。
劇場内全体が蒸気しているような、というか自分も蒸気が出ているくらい。
拍手のしすぎで腕も手も痛い。
それくらい盛り上がれるのが『アラジン』

アグラバーよいとこ、一度はおいで~

アラジン

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