ぶちおです。
今回は『呪いの都市伝説モンスター』をご紹介しようと思います。
ど定番の都市伝説から、海外の都市伝説まで。
いつ何時、その身に降りかかるかわからないのが都市伝説!
全ての話が真っ赤な嘘なら、こんなに支持されて残っているわけなくないですか…ゾワワ。
どんな解釈をしてもよいです。
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こんな人にオススメ
☆平成の香りがする都市伝説が好き
☆グロめ描写も余裕
☆多方向から考察したい
☆レア作家さんの読み切りを見たい
書籍概要
◆作品名 呪いの都市伝説モンスター
◆著者 鯛夢 (著), 呪みちる (著), 児嶋都 (著), 花輪和一 (著), 寝猫 (著), 斎藤猛 (著), & 6 その他
◆出版社 講談社
都市伝説から生まれた怪物=モンスター!! それは、人の口から口へと噂が伝わる、あるいはまた、世間話が広まって誕生したものだとも言われている。だが、はたしてそのすべてが想像や幻覚の産物なのか。本書は、日本の「口裂け女」や「人面犬」をはじめ、海外の都市伝説「モスマン」やイギリスの「バネ足ジャック」など実際に目撃され、また被害にあった話をもとに描いた、都市伝説の実態に迫るホラーコミックである!!
ぶちおの読書感想文
『呪いの都市伝説モンスター』
口裂け女、人面犬はもう都市伝説界でもスター選手でしょう。
何十年も前から、細かい部分は多少違っても根幹は同じです。
ネットも発達していない時期を考えると、口頭伝承で伝播してるの凄くない?!
かくいうぶちおも、怪談は仕入れたら即広めていました。
整形手術に失敗して口が耳まで裂けてしまった女性は、夜な夜な街を徘徊して自分が綺麗かどうかを確認する。
間違った解答をすると殺されてしまう。
有名すぎる口裂け女のエピソードですが、全国でこんなに浸透しているならもう口裂け一族がいてもおかしくないのではないか。
『地獄先生ぬ~べ~』でも口裂け3姉妹が登場していました。
口が裂けている以外は美人という、美醜を備えた造詣がやっぱり印象深くさせるのでしょうか。
ぬ~べ~も令和にリメイク。
無印の作品の後も、スピンオフや新シリーズが出ています。
妖怪、都市伝説はどの世代にも刺さるのだなぁ~
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人面犬もそのネーミングのまま、人の顔をした犬です。
ほっこり動画でまゆ毛が生えているように見える犬や、おじさん臭さがにじみ出る犬の紹介はありますが、もちろんそんなワンワンの話ではありません。
頭部がそのまま人。
今も街中をうろついているらしい人面犬。
いやでも待って、頭部が人で体が動物でいうとスフィンクスやケンタウロスもそう。
彼らは神話の時代から存在していて、現代でも恐怖の対象にはならない。
人面犬、というネーミングがポイントなのかな。
牛女のおはなしは、人面犬とは逆のフォルムです。
頭部が牛、体は女性の牛女。
牛女を崇めているような村の人達。
その村に若い男を割のいいバイトと呼び出して…
女性の怪異にはやっぱり男性を供物にするのがテンプレなのかな。
捧げ物をすることで村が繁栄するとか?ふむ。
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書店員時代、『九泉之島』はジャケットの威力でバカ売れしました。
牛の頭、体はエロスを感じる女体、でも返り血を浴びて凶器も持っている。
このちぐはぐっぷりが、刺さりまくっていました。
ぶちおの書店員時代で、これほどまでにジャケットでクリーンヒットした作品はないですw
閉鎖的な場所に、男性が呼ばれる。
そこには牛女がいて相対する。
肉感ボディもあってムフフの可能性もあるのかとか、いやでもやっぱりバケモノだから逃げなきゃと理性が制するのか。
などなど、本作を読了すると新たな角度で都市伝説を考えてみたいという気持ちがむくむくと。
海外の都市伝説、ゴートマン、モスマン、バネ足ジャック。
性別でいうと男性の割合が多いのかな、とか。
噛めば噛むほど味がするのが都市伝説。
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