ぶちおです。おすすめ本のご紹介です。
今回は『職場を腐らせる人たち』
職場、腐ってますか?
歴代いたぶちおの職場、50%の確率で腐ってましたw
ぶちおは腐臭に敏感なので、すぐ辞めました。
やっぱり同じところに長くいると水は濁るものなのか。
いや、働く人たちの問題だなと実感です。
本書を読むと、隣に座っている社員や直属の上司のこと言ってるのかな?と思うくらいに共感しかない!
腐らせる人のメンタル内部ものぞきましょう。
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こんな人にオススメ
☆職場に面倒くさい系の人がいる
☆気を楽にして働きたい
☆メンタルがやられる前にやる
☆自戒の書を探している
書籍概要
◆作品名 職場を腐らせる人たち
◆著者 片田珠美
◆出版社 講談社
根性論を押し付ける、相手を見下す、責任転嫁、足を引っ張る、自己保身、人によって態度を変える……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか?
Amazon『職場を腐らせる人たち』作品内容より
これまで7000人以上を診察してきた著者は、最も多い悩みは職場の人間関係に関するものだという。
理屈が通じない、自覚がない……やっかいすぎる「職場を腐らせる人たち」とはどんな人なのか? 有効な対処法はあるのか? ベストセラー著者が、豊富な臨床例から明かす。
「長年にわたる臨床経験から痛感するのは、職場を腐らせる人が1人でもいると、その影響が職場全体に広がることである。腐ったミカンが箱に1つでも入っていると、他のミカンも腐っていくのと同じ現象だ。
その最大の原因として、精神分析で「攻撃者との同一視」と呼ばれるメカニズムが働くことが挙げられる。これは、自分の胸中に不安や恐怖、怒りや無力感などをかき立てた人物の攻撃を模倣して、屈辱的な体験を乗り越えようとする防衛メカニズムである。
このメカニズムは、さまざまな場面で働く。たとえば、子どもの頃に親から虐待を受け、「あんな親にはなりたくない」と思っていたのに、自分が親になると、自分が受けたのと同様の虐待をわが子に加える。学校でいじめられていた子どもが、自分より弱い相手に対して同様のいじめを繰り返す。こうして虐待やいじめが連鎖していく。
似たようなことは職場でも起こる。上司からパワハラを受けた社員が、昇進したとたん、部下や後輩に対して同様のパワハラを繰り返す。あるいは、お局様から陰湿な嫌がらせを受けた女性社員が、今度は女性の新入社員に同様の嫌がらせをする。
こうしたパワハラや嫌がらせの連鎖を目にするたびに、「自分がされて嫌だったのなら、同じことを他人にしなければいいのに」と私は思う。だが、残念ながら、そういう理屈は通用しないようだ。」ーー「はじめに」より
ぶちおの読書感想文
『職場を腐らせる人たち』
常に向上心をもって自己研磨して、会社の人たちとも仲良く働ける!というのがどれだけ希有なことか…
自分の問題は自分で解決するしかないですが、会社のヤバイ人ともうまくやっていくのはかなりのストレスです。
そう、職場を腐らせる人はこんなにいる…
本書では作者の診察経験をもとに、色んな腐らせる人が書かれています。
驚きましたが、全部思い当たる人がいましたw
それなりにたくさんの人と働いてきたからなのか、それとも腐らせる人と出会うのが普通のことなのか。
読みながら、あの人じゃん。あいつと同じタイプだなと、次々に顔が浮かびました。
新店舗、新設立の会社だとしても、時間経過でどんどん職場が腐っていくことがあります。
腐らせる人の効果が出ているからでしょう。
ぶちおもファミレスのオープニングスタッフで働いたことありますが、人間関係が構築されていくことで不満も生まれていきました。
あの人と同じシフトが嫌だ。もう辞めたい。などなど。
そして全体的にどんよりとした空気がただようw
「腐ったミカンの法則」は本当だなと。
箱の中に腐ったミカンがたとえ一つでもあると、他の新鮮なミカンをも腐らせてしまう…あの法則です。
精神衛生上、本当によくない。
だからこそ、腐らせる人を知っていくことが大事!
時代遅れでアプデができてない人、注意です。
昔の自分の成功体験なんて、今は何の役にも立ちません。
昔を懐かしむのは勝手にどこかでやってくれw
過去の方法そのままでうまくいくなら、日本経済成長し続けているだろう。
頑張っても報われないことを知っているから、コスパタイパを偏重しすぎる人、注意です。
意外なことが糧になることって多いもの。
でもやっててよかったって思うまで、数年はかかったりするのでもうこれは本人の選択です。
実は意味なんてなかったことも多いですが、それもまた思い出だと笑い飛ばせる人間でありたいw
思っていた職場と違ってすぐ辞める、要求通りのポストじゃないからすぐ辞める、もありだと思います。
本当にやばい職場はあるので。
ただ、なんの実績もないのに自分を過大評価するのはよろしくないです。
八つ当たりしたり、自分の機嫌で働いている人も職場を腐らせます。
自分の機嫌くらい自分でとれ、大人なんだからwと思うのですが、
一方で「こんなにわたしは大変なんだから察してよ!」みたいな表現の場合もあります。
直接の言動だとパワハラ認定されちゃうので、ため息とか貧乏ゆすり等の微妙な動作で自分のイライラをわからせようとする。
こういうのも今は「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」って言うんですって!
またもハラスメントが爆誕。
フキハラ、ぶちおもされていたし、したこともあるなぁ~
気をつけよう。
他責思考、不和の種まく人、想像力が欠如している人など、他にも腐らせる人の例がたくさんあります。
職場を腐らせる人たちの目的は何なのか。
こういう人がいるだけで、会社の士気とかかなり下がるから本当によくないです。
そしてこういう人ほど、会社を辞めないw
他に行ってやっていける自信のなさの現われですね。
居座って、自分の居場所を必死で守ろうとする、一種哀れな人とも言えます。
ぶちお的には職場が腐っていってるなぁ~と見抜けたのなら、とっとと別の会社に行くのがおすすめです。
どこに行っても嫌な人はいますが、職場全体が停滞しているようなところは自分も蝕まれそうなので。
キノコ生えてきそう。
いや、キノコならまだいいか。
カビ生えそうw
やばい人として人生を送らないための、一冊です。
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こんな本もおすすめ
『職場を腐らせる人たち』を読んで、他の講談社新書作品から選書してみました。
意外と広いジャンルを学べるのです。
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後宮で、道長が紫式部に期待したこととは?
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まとめ
『職場を腐らせる人たち』
腐らせる人たちの餌食になるなんて、絶対いや。
自己保身にまみれていたり、人の活躍をうらやんだり、
根っこに負の感情がある人たちとは距離を置くことが大切。
カビが生えそうな会社は見切りましょう。
作中にあった破壊力のあった名言です。
『狂気を癒す方法は見つかるが、根性曲がりを矯正する方法はまったく見つからない』
この言葉を座右の銘にしていたのは、17世紀のフランスの名門貴族。
高い地位をもってる当時の人でも厄介だったんだな。
根性曲がりw
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