ぶちおです。おすすめ完結漫画のご紹介です！
今回は『マナブ』全1巻
いい感じのグロみが欲しくなったら、少年画報社の作品に手を伸ばしがちです。
アウトロー感もありつつ、ヤバさも堪能するなら画報社作品という謎の公式を信じています。
2人のマナブ、歪んでいるようで実は欲望にまっすぐなんだなぁ。ぶちお。
 |
新品価格 |
こんな人にオススメ
☆サイコパスものが好き
☆ある意味で、純愛ものが読みたい
☆多少のグロなんて平気
☆単巻でイッキ読みしたい
書籍概要
◆作品名 マナブ
◆著者 楠本哲
◆出版社 少年画報社
32歳の若さで美容外科を開院し評判も上々…女に全くなびかない孤高の独身貴族だと思われていた東郷学には大きな秘密と闇があった…そんな中整形したいとやってきた男が現れる。彼の名もまた学だった…2人の男の異常で異様な異質の狂った愛が錯綜するサスペンス！
Amazon『マナブ』作品内容より
ぶちおの読書感想文
『マナブ』
イケメンで勝ち組、美容整形の腕も確かで開業も成功している東郷学。
病院の看護師からもモテモテですが、女子には一切の興味なし。
というか、雌豚呼ばわりしちゃう別の仮面をもっている東郷センセイが主人公。
腹黒まっしぐらという感じです。
外面は優しくても、内面で思っているのはとんでもないドス黒さです。
東郷センセイは、街中で好みのタイプを見つけたら躊躇なく喰らいます。
性的な意味で。
狡猾に近づいて、被害者が声をあげないように脅迫して、体を堪能しつくしてポイ捨てしていくという。
鬼畜の極み！
いやぁ～通常時のセンセイの仕事っぷりを知っている人からしたら信じられないでしょう。
もう一人の主人公は、相原学。
印象としてはか弱い、気の弱そうな感じ、父親から厳しく教育されてめそめそしちゃうような人物です。
はい、こちらの学は東郷センセイにロックオンされます。
彼女とのデート中、運悪くセンセイに見初められるという悲報ですね。
しかも、学は自身の顔にコンプレックスがあったので、プチ整形をするために東郷センセイの病院に行ってしまうという。
東郷センセイはわくてか。
何も知らない学は、整形後の顔を想像してわくてか。
ここでサイコパスクイズです。
この後、東郷センセイはどうしたでしょうか。
正解は、
わざと学の整形手術を失敗して、学と二人っきりで会う。でした！
パンパンに美容整形失敗した顔で、東郷センセイに文句を言いに行った学ですが、まんまと罠にはまって手込めにされます。
ここでまたサイコパスクイズです。
無理矢理体を奪われた学は、この後どうしたでしょうか。
正解は、
東郷センセイを忘れられなくなり、ストーカー化する。でした！
新たな世界に目覚めた学の豹変っぷりに、東郷センセイも若干引きます。
しかし、東郷センセイには本命の彼氏がいるので、学との関係はもう終わりだと冷たく告げます。
お分かりだと思いますが、そんな事を言われたくらいでバチバチに目覚めた学の暴走は止まりません。
そして学の狂気は、幼い頃から抱き続けていた禁断の扉をあけることになります。
東郷センセイの顔芸は素晴らしかったです。
目つきもやばいのですが、癖になる癖が凄い顔！
目覚めた学は、キラキラしています。
とんでも発言と行動をしているとは思えない、晴れやかな顔。
結構痛いことされてるのに、愛って凄いなぁ～
学の人生を変えてしまった東郷センセイもまた、学によって狂わされていきます。
濃いメンバーで贈る物語の結末、後味がとんでもないです。
こんな漫画もおすすめ
『マナブ』を読んで、少年画報社のアウトロー作品を選書してみました。
法なんて、作中ではどんどん破ろうぜ派の方はどうぞ。
 |
新品価格 |
ハッキリとは描かれていないけど、きっとあのコンテナの中身は…
アウトローに染まった人間に与えられる仕事内容はやっぱり。
気付くと先には破滅の道だけ。
 |
新品価格 |
『朝食会』
犯罪被害者だった彼女は、どうして復讐を支援するのか。
復讐といっても、もちろんアウトローな内容なわけです。
それでも被害者の無念を晴らす一番の方法なのかもしれない。
 |
私刑囚 ―異常犯罪者の末路―(1) 私刑囚―異常犯罪者の末路― (ヤングキングコミックス) 新品価格 |
『私刑囚 ―異常犯罪者の末路―』
最凶ホラーサスペンス！
どうしてそんなことを、なんでそんなことを。
異常者への問いに、納得できる答えはあるのか。
 |
新品価格 |
『ワンナイト・モーニング』
いやいや、グロ&バイオレンスが少年画報社やないんやで！
ということで、人気のグルメオムニバスもご紹介です。
しっかり朝食、食べられていますか？
まとめ
『マナブ』
ヤバイやつは、どこでどんなきっかけで爆誕するか分からない。
類は友を呼ぶともいいますから、ヤバイ人はおのずとヤバイ人に引き寄せられるということです。
自分の欲望のままに生きてきた東郷センセイのサイコっぷりと、
普通の人生レールからいとも簡単に外れてしまった暴走する学と。
どちらがよりイカれていたか、是非ご確認を。
|
新品価格 |
～ぶちおのグッズはこちら～
📚ぶちおの本棚記事一覧はこちら
🐥鳥記事一覧はこちら
🌞日常記事一覧はこちら
✨劇団四季一覧はこちら