ぶちおの本棚

『斬新 THE どんでん返し』さくっと読める文量で、どぐわっとどんでんされる5編。

2023年7月17日

ぶちおです。
おすすめ小説のご紹介です!

今回は『斬新 THE どんでん返し』
どんでんされたい人のためのタイトルと言えましょう。
こう書かれたら、手にとってしまうのがどんでんマニアの習性です。
人気作家のオムニバス、それぞれの味わいがあってこのお値段!

短編だからこそ、推理する材料もまとまっています。
きっと名探偵になれるでしょう!

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こんな人にオススメ

☆どんでん返しされたい毎日を過ごしている
☆ミステリーが好き
☆新鋭作家のオムニバスを求めている
☆名探偵になりたい

書籍概要

◆作品名  斬新 THE どんでん返し
◆著者   芦沢央/阿津川辰海/伊吹亜門/斜線堂有紀/白井智之
◆出版社  双葉社

多くの読者から支持を集める「どんでん返し」シリーズ。今作でも、いま最も読みたい気鋭の作家が集合した。アイドルグループに所属する主人公の企みを描いた――芦沢央「踏み台」、殺し屋という裏の顔を持つ男が遭遇した事態とは――阿津川辰海「おれ以外のやつが」、時代ミステリーならではの動機に目を瞠る――伊吹亜門「遣唐使船は西へ」、残された手紙から謎を読み解く――斜線堂有紀「雌雄七色」、そしてクローズドサークル+ロジック――白井智之「人喰館の殺人」。少しの時間で大きな驚き。圧巻のミステリーアンソロジー。

Amazon『斬新 THE どんでん返し』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『斬新 THE どんでん返し』
ぶちおは新作、新人作家さん作品などもどしどし読みたい派です。
ミステリーとかは、なんだかんだで現世を反映しないと厳しいですよね。
トリックもハイテク化していますし、犯行動機もイマドキなものだと馴染みやすかったり納得しやすいです。
過去の設定のものもいいですが、現代の流行ものもないとというわがまま嗜好です。

昨今はサイコパスとか浸透しているので、理由なき殺人とか、こいつ何言ってるんだ的な犯人も増えました。
もちろんフィクションとして楽しんでおりますが、やたらと怨恨推しされるよりすんなり体に馴染みます。
やはり温故知新スタイルは大切です。

本作は舞台が過去もあれば、現代もあり。
5人の作家さんが書かれていますから、全然違う味を楽しめます。
オムニバスの良さですぞ。
5編をちょっとずつ感想を添えていこうと思います。

芦沢央「踏み台」

アイドルとして勝ち抜くことの大変さ。
デビュー前に交際していた男の変貌っぷり。
自分の未来を守るためには、もう邪魔になった男を消すしかない。

苦悩したアイドルなりに考えた完全犯罪は、果たして成功するのか。
現代らしいおはなしでした。
脳裏にふと、あのアイドルが浮かんじゃいました。

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阿津川辰海「おれ以外のやつが」

殺し屋って、こんな感じでぬるんと馴染んでいるのかな~。
普通の社会人として働きつつ、裏家業は殺し屋さん。
依頼を受けてターゲットをやりにいくと、もうすでに事切れたターゲットの姿が。
殺し屋のプライド崩壊!

推理を組み立てて、自分を出し抜いた犯人、そして裏切り者を追っていくスリルがあります。
ちょっとの違和感から、どうしてこうなったのかを考えていくわくわく感。

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伊吹亜門「遣唐使船は西へ」

まさかの遣唐使題材を読む日がくるとは!
ぶちお、日本史は好きですが本としては歴史ものなかなか読まないので…
遣唐使達が乗った船が、嵐に遭い、海上で遭難の状態に。
もちろん電子機器もないので、星を見て航路を予測し、人力で船を漕いでいきます。

段々と荒んでいく船で、一人の僧が説法します。
荒れていた人々が僧の説法によって落ち着いたと思われる中、僧の他殺死体が発見されます。
一番ありえない被害者、犯人はこの船にいる!

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斜線堂有紀「雌雄七色」

ぶちお、推理あてましたよ!ドヤりたいw
虹、七色、雌雄とくれば、ピンときました。最後までいっき読みです。

虹と同じ七色の便せんに綴られていたのは、亡き元妻から元夫への思い。
自分を捨てた元夫に対して、複雑な心境を1枚1枚便せんにこめていきます。
恨みながらも、まだ好きで、ゆり動く女性の葛藤です。
怨念かと思えば、恩赦のようでもある、人間って底が知れないです。

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白井智之「人喰館の殺人」

パニックホラー好きにぜひ!
山荘に閉じ込められた男女。外には腹を空かせた熊がウロウロしています。
救助が来るまでの間に、明らかな殺人事件が発生します。
犯人探しもしないとだし、救助がくるまでサバイバルしないとだし、とにかくてんてこ舞いです。

トリックは、その発想はなかったわーとしてやられます。
あのビデオにそんな意味があるとは…
生き残れた奴が、最強です。

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まとめ

『斬新 THE どんでん返し』
多様などんでん返しの味わいを堪能したいのなら、オススメです。
さくっと読めちゃうので、隙間時間にも。

どの作品も、最後に臓腑をぐぐっとくすぐるような怖さが潜んでいます。
もっともっとどんでん返されていきたいぞー!

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