『仲が悪いのもお仕事です』おじさん達の戦いでKPI達成！？ビジネス不仲の恩恵パない。

ぶちおです。

今回は『仲が悪いのもお仕事です』をご紹介しようと思います。
広告等でも目にした方は多いかと思います。
こんなイケおじ達の頑張りを知ってしまったら、応援せずにはいられないことでしょう。
世の中に素敵なおじさんが溢れますように！

ビジネスパートナーとのニューワールド！

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こんな人にオススメ

☆職場環境が殺伐としている
☆他部署との対立、他人事ではない
☆イケおじが好き
☆勤労すべてが尊く感じる

書籍概要

◆作品名　仲が悪いのもお仕事です
◆著者　　おりがみちよこ
◆出版社　フレックスコミックス

イケおじ二人はビジネス不仲!? 営業部・鷹野、開発部・大神。ライバル部署の精鋭課長二人は、犬猿の仲で有名なのだが、実は会社の士気を高めるための「ビジネス不仲」だった。本当は仲良し、だけども言えない。働くおじさんたちのオフィス奮闘コメディ！
Amazon『仲が悪いのもお仕事です(1)』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『仲が悪いのもお仕事です』
社内の空気を悪くしているようで、実は社内の業績に貢献をしているおじさん二人。
しかも、素敵ときたもんだ。
会社勤めをした方であれば、多少なりとも共感しちゃうと思います。
部署ごとの対立とか、永遠になくならない課題ですものね～(遠く死んだ目)

ぶちおが以前いた会社でも、システム開発担当と営業担当がどすこい揉めておりましたとも。
完成品が100％といえない代物でも、営業としては外部に【営業】するのがお仕事です。
取引先の言うことをただ鵜呑みにしてはいけないのですが、難しいですよね。

いい塩梅で躱しつつ、調整しつつ、自社製品を売り込むのがミッションです。
が、開発担当と意思疎通できていないと、まぁケンカになりますｗ
取引先の前で、営業に自社製品のあら探しをされて開発はぷんぷん。
きちんとした仕様説明をしてくれなかった開発に営業はぷんぷん。
懐かしい思い出です。

理解したくとも相容れない立場である、営業と開発の各部署を代表する二人のおじさん。
社交的で憎めない、熱きパッションで自社作品を売り込む営業部課長・鷹野。
緻密な計算、機能を見極め、できないことはちゃんと断る開発部課長・大神。
鷹野と大神のイケおじコンビは、ビジネス不仲です。

本当は仲良しだけど、対立構造を保っているほうが社内の士気が高まって、なんだかんだでいい方向に転がるという不思議です。
いい上司をもつと、その上司のためにも自分が頑張らないと！と奮起しますものね～
結果、それがチームの結束になったりします。
能力だけではなく人柄も大事なんだという真理を、改めて教えてくれる作品かもしれません。

ビジネス不仲を演じ続ける、彼らの努力。
涙ぐましいです。
二人っきりの時は素だけど、誰かの気配を感じた瞬間にケンカスタートです。
仲良しだとバレてしまったら、部下を裏切ることになる！
謎の理論のせいで、気が休まる暇もない。でもなんか楽しい関係性です。

あの手この手で不仲を演じつつ、会社としての成長拡大に向けて奮起するおじさん達には、愛着がわきます。
本音で意見をぶつけるのも大事ですよね～
こういう言い方したら相手に嫌がられるから言うのやめようとか、
言ったところで聞く耳もたないだろうなぁ～とか、
社会人経験を重ねると、丸くなるといいますか、情熱めいたものは減少していきます。
そんなんじゃダメだ！と日々着火してくれる鷹野大神コンビ、素敵すぎると思いませんか！！

後輩のミスのフォローもしてくれて、
長引きそうな会議もパッとまとめてくれて、
社内調整も完璧。
ハイスペックすぎる！
この作品、いっそビジネス書コーナーとかに置いてほしいと思います。

頑張ってお仕事するイケおじは大好物なんです。