鳥

わさびが虹の橋を渡りました。15歳半、最後の最後まで頑張りました。

ぶちおです。

2026年9月、愛鳥のわさびが虹の橋を渡りました。
15歳半、鳥生をまっとうしました。

15歳越えとは思えない程の美ボディでした。
ごはんも大好きだし、すだちともずっと一緒。

ラブバードの名前の通り、1日も欠かさずすだちと一緒にいました。
すだちを襲うものは許さん、何であれ自分が盾になる!というパッションがありました。
我が家では、セコムわさびと呼ばれるくらい。
すだちのセキュリティを守ってくれたなぁ~

すだちがてんかんで、同じカゴでは暮らせなくなっても毎日お見舞いに行って。
横で一緒に寝てくれて。
夜は同じ小箱で一緒に寝て。
二羽一緒が当然。

わさびは雛の頃からクリプトに感染していました。
多分、親鳥からもらったんだと思います。
5歳を過ぎた頃から、クリプトによる嘔吐が出るようになりました。
とはいっても、重症になることはなかったので、クリプトともそれなりに共生できていたと思います。

しかし、9月の長雨が体調に響いたんだと思います。
気圧とか、湿度とか。
保温はしていましたが、それだけではどうしようもない問題があったんだと。

元々、季節の変わり目は体調に影響が出やすい。
今年も早めにひんやりしてきていたので、気をつけていましたが、クリプトによる嘔吐も長引いていました。
それでもごはんは食べるし、吐いていても今回も大丈夫だと油断していました。
悪天候と、年齢と。
クリプトの増殖により、いっきに体調が悪化することに。

その日は半日、家を空けていました。
朝に少しだけわさびと会話しましたが、その時も少し嘔吐。
保温をして、ちょっと出かけてくるねと声をかけて。
なるだけ早めに帰宅しようとしましたが、時刻は16時過ぎ。

玄関を開けた気配を察して、わさびが呼び鳴きをしてくれました。
が、いつもより声が細い。
異常に気付きます。
手に乗せるといつものように甘えてくるわさび。
温めながら体重を量ると33グラム。
わさび、いつの間にこんなに痩せていたのか。

すぐに行きつけの病院に電話をして、予約。
夜間診療もやってくれていて助かりました。
すだちもわさびの介添えとして、一緒に連れていきました。

診察を始めた時はまだ立っていたわさび。
先生にクリプトのせいで体重が激減していることを伝えました。
出来る限りの検査をします、とわさびが検査室に連れていかれる時。
わさびがひと鳴き。
か細いけど、まだ鳴いてくれる。
きっと何とかなると思っていました。

すだちと一緒に、わさびを待つこと数十分。
先生が連れてきた時、わさびはもう足に力が入らない状態でした。
先生からわさびを受け取って、かなりの末期状態であることを伝えられます。

体温も下がってきている。
温かい輸液で点滴をしたり、無理やり薬を飲ませることは出来るけれど、どうしますかと。

クリプトには完全な駆虫薬はありません。
それに、今ある薬も副作用として吐き気が出てしまうらしい。
クリプトのせいで吐いているのに、クリプトを抑えるために吐き気が出る。
なんやねん、その薬!と。
でも、わさびが助かる可能性が1%でもあるならやるべきか。
いや、苦しませるだけで助からない可能性の方が高いじゃないか。

先生と対応について苦慮していると、わさびが立て続けに体を痙攣させる3回の発作。
先生から今夜が峠だと思います。と。
その言葉で、家で静かに暮らそうと決心しました。
何となく、わさびが帰りたがってるような気がして。

わさびを両手で温めて、
「わさび、お家帰ろう」と伝えました。
ちゃんと声に出して、わさびにお知らせ。
目をパチパチさせて、応えてくれました。

移動用の小箱にわさびを移そうとした時、ふっとわさびがいなくなる気配を感じました。
先生に、わさびが今、行った気がしますと言うと先生はすぐに蘇生処置をしてくれました。
しかし、わさびは帰ってこず。

やれることはやったはず、と思いながらも、もっと出来ることあったんじゃないかと。
油断していた、すだちの看病でわさびのことをあまり見られていなかった、どうしてこの日に限って長く家を空けたのか。
後悔はふっと口から出ていたようで、それを聞いた先生から言われました。
「16年もわさびちゃんと一緒にいたんです。今日の数時間のことだけを見ないでください」と。
先生も一緒に泣いてくれました。

まだまだクチバシも黒くて、わたパンツを履いていた頃にうちに来たわさび。
気付けば15年半も一緒にいました。
たしかに、今日1日のことでくよくよするのは違うか。

ずっと降っていた雨はやんでいて、帰路に着きました。
夜、人もあまりいない道でよかった。
わさびに話しかけながら、泣いている飼い主。
おなか空いてただろうな、寒かったかな、でもこれからは苦しまないところに行けたんだな。

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末っ子で、ごはんに貪欲で、一番羽も綺麗な美少年だったわさび。
Xでもたくさんの人にアクションいただいて、幸せだったと思います。

亡くなる2日前、久しぶりの晴れた日に撮った写真が最後になりました。

最近はやらなくなっていた網戸にへばりつくという遊び。
自分で飛んで、網戸にくっついて、外をしばらく眺めていました。
後付けだけど、予期していたのかと思ってしまいます。
虹の橋の場所を確かめているような。

飼い主はのんきに、久しぶりに晴れてわさびも嬉しいね~と声をかけていました。
その様子が可愛くて写真を撮ったのですが。

わさびは先代たちも眠る場所で、一緒に眠っています。
きっと、向こうでも元気に暮らしているんだろうな~
わさび~

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