ぶちおです。
今回は『手術室の中で働いています。オペ室看護師が見た生死の現場』をご紹介しようと思います。
ドラマや映画の中でなら見たことがある手術室の中のあれこれ。
事実はフィクションの中よりも奇妙だったり。
過酷だけど尊い現場!
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こんな人にオススメ
☆お仕事エッセイ漫画を読みたい
☆医療もののドラマとか好き
☆手術を体験したことがある
☆オペ看の仕事が気になる
書籍概要
◆作品名 手術室の中で働いています。オペ室看護師が見た生死の現場
◆著者 人間まお
◆出版社 竹書房
人の肉が焼ける匂い、飛び散る血、骨を切断する音、そんな異様な光景が当たり前の手術室での日常を元オペ室看護師の漫画家が描く!!
★単行本カバー下画像収録★
ぶちおの読書感想文
『手術室の中で働いています。オペ室看護師が見た生死の現場』
作者の人間まお先生が10年以上前にオペ看だった事のあれこれを描いたコミックエッセイ。
今では変わっていることもあるかもですが、当時の手術室の様子だったり、オペ看としての仕事内容がわかります。
ぶちおもドラマや漫画等では医療もの追っていましたから。
報道の特集でも名医の手術密着ものとかも見てます。
が、こういうのは執刀医がメインになっているもんが多いです。
医師が主役、それ意外はサポート役。
なのでオペ看視点の本作は斬新でした。
手術のシーンでよく見るこういうシーン。
執刀医「メス」
無言で執刀医の手にメスをパシッ!と置く。
執刀医がメスで開いていく。
その後も執刀医が言う道具をてきぱき渡していく。
執刀医に道具を渡しているのがオペ看です。
執刀医の腕も大事だけれど、手術全体の流れを見ててきぱき仕事をこなすのがオペ看。
「メス」と言われてもたもたしてたら、時間かかっちゃいますから。
他にも手術室ではオペ看が働いています。
記録をつけたり、執刀医指定の音楽をかけたり。
時には新人医師のケアまでしたり。
気遣いの塊じゃ。
作中の病院は総合病院なのか、腫瘍切除の外科手術もあれば帝王切開などの手術も。
どこかの科に特化しているわけではないから、必要になる知識量もエグイ。
新人看護師にはトンデモナイ職場。
でも生死に直結する場所なので、泣き言も言っていられない。
医療関係者には頭が下がるぜ!
オペ室には菌の持ち込み禁止なわけで。
新人必携のメモも持ち込めない。
言われたことをその場で吸収していくしかないし、休憩中に緊急オペが入ることもある。
たまにニュースで聞く、体内に機械を置きざりにしてしまいましたという医療ミス。
こういうことが無いように、使用した機械のカウントをするのもオペ看のお仕事。
何種類もある機械の数、ガーゼの枚数の数え間違いがないか。
もしここを間違えてたら、後からまたオペしないといけないし、最悪亡くなることもあります。
ミス出来ないプレッシャー。
もう一度言いましょう。
医療関係者には頭が下がるぜ!
オペ看から見える景色はまた違って。
体力も気力もないと、へこたれちゃうもの。
でも先輩からの指導とか、上司からの助言から感じられる優しさもある。
執刀医の医師ごとにマニュアルがあったとかw
医師にもそれぞれ癖がありますから、こういうタイプという申し送りがあるのもそうか、と納得。
手術の進め方とか。
そう思うと『ドクターX』とか天才執刀医による破天荒な手術進行とか、オペ室パニックになるのもわかるw
そんなオペ聞いたことがありません!
これから術式変更なんて無理です!
それでも患者の命のために、やりきるしかないんだけども。
独特な匂いや、普通の人が見ることはない状況をたくさん経験するオペ看。
新人看護師でオペ看を希望した作者さんは、やっぱり凄い。
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