ぶちおです。
今回は『霧の森ホテル』全3巻をご紹介しようと思います。
第1話は2006年掲載、20年越しの完結に歓喜です!
1、2巻は紙版をもっていましたもの。
3巻刊行にあわせて、1、2巻の表紙も刷新されていますが各巻の電子版には過去の表紙も収録されていました。
懐かしさを感じながら、変わらぬ篠原先生作品の魅力に陶酔!
![]() |
新品価格 |
こんな人にオススメ
☆不思議なホテルに泊まりたい
☆わけあり人間模様を覗きたい
☆見目麗しい従業員に夢中
☆篠原千絵先生を推している
書籍概要
◆作品名 霧の森ホテル
◆著者 篠原千絵
◆出版社 小学館
どこにあるのか誰も知らない、人生に悩み、心の迷宮を彷徨(さまよ)う者だけが辿(たど)り着くことができる―――。そんな不思議なホテル。今日も、人生を清算するため“お客”が、この「霧の森ホテル」に導かれてやってくる。篠原千絵が鮮やかに描く、渾身のミステリアス・ロマン!!
ぶちおの読書感想文
『霧の森ホテル』
どこにあるのかも、行き方も誰も知らないホテル。
ただ、強い願いを持つ人は霧と猫によって、そのホテルに誘われるらしい…
ホテルの従業員は最上級のおもてなしをしてくれる。
宿泊客の願いを叶えてくれるとか…
そんな謎多き、霧の森ホテルが舞台です。
オムニバス形式で、色々な人間模様を観察することができます。
ホテルを目指す目的も様々、ホテルに辿り着けても自分の願いが何かもわからずホテルで過ごす人もいる。
人間交差点やね。
ホテルの従業員は美人だらけ。
てんぱっている宿泊客を優しくもてなしてくれます。
五つ星を越える評価がされることでしょう。
フロントの支配人は立入り過ぎることもなく、常に冷静。
ベルボーイはちょっと慌ててしまうところもあるけど、一生懸命さが可愛い。
庭師兼バーテンダーは色気がやばいし、大人な対応もお手の物。
願いを叶えてくれるホテル。
人生で一番の願いはどんなものがあるのか。
美味しいものを食べたいとか、お金持ちになりたいとか、単純な物欲などではなく。
これだ!と胸を張れる程の願い。
う~ん、ぶちおはあるかなぁ~
まだ霧の森ホテルに呼ばれそうなことはなさそうw
でも、その時が来たら招かれたい。
どうしても伝えたい言葉。
いつまでも消えない後悔。
思い出せないままの大切な記憶。
ホテルで過ごすことで、物語の核心がわかっていきます。
篠原先生の大河ロマンも好きですが、ミステリやホラー作品もぶちおは好きです。
はまったのは『陵子の心霊事件簿』『凍った夏の日』でしたから。
怖いもの見たさの欲求を満たしてくれましたし、ミステリ作品としても当然面白かったもの。
短編作品でもどんでん返しされまくるのが嬉しかったなぁ~
そんなしっかりした伏線回収は『霧の森ホテル』にも。
台詞にも、細かい描写にも、「そういえばここにヒントあった!」と後々振り返って楽しめるところが随所に。
1話、1話、しっかりとした味わいを感じます。
不思議な力を持つホテルでは、隠し事も出来ないからこそ、想いをさらけ出せる。
人の想い、じ~んと響くお話もありました。
3巻に収録されている最後のお話は、幸福って何だろうと。
集った5人の女性は口々に自分は幸福だと話します。
プロポーズをされた。
子どもが出来た。
仕事の軌道が乗ってきた。
どれも幸福に違いはないのですが、何かを忘れている気がする。
本当に幸福なのだろうか。
想い続ける、
想われ続ける。
ホテルには今日も、新たな宿泊客が迷い込んでいることでしょう。
![]() |
新品価格 |
~ぶちおのYouTubeはこちら~
~ぶちおのグッズはこちら~
📚ぶちおの本棚記事一覧はこちら
🐥鳥記事一覧はこちら
🌞日常記事一覧はこちら
✨劇団四季一覧はこちら



