ぶちおです。
いや、コロナ禍が明けてもメンタル不調者減ってなくない?!
出社したり、直接会うことでメンタル不調はなくなると、以前の職場のおっさん達が言っていましたがそんなことないじゃないか。
直近1年で、ぶちお周辺の人が2名もメンタル不調で休職に。
む~ん。
今思うと…みたいなことがあったなと。残しておきます。
- 模範的なパワーハラスメント系(コロナ禍で加速)
- 抱え込んでしまって、自分で自分を追い詰めた系
- 何があったのか分からないけど、様子がおかしかった店員さん
- 向上心バリバリの陽キャだった中学時代の先生
1.模範的なパワーハラスメント(コロナ禍で加速)
以前勤めていた職場、元々組織的に危ないところは多かったですがコロナ禍をきっかけに一気にメンタル不調者が続出しました。
ハラスメントも横行していたし、みんなのダメージも蓄積されていったと。
リモートで顔をあわせない、見えないからこそ、テキストコミュニケーションが攻撃的になったり、加害している意識が薄くなったことが要因です。
相手の表情が見えないから、攻撃するってネット上にいるヤバイ輩と変わらないですね。
それがあの会社の上層部の意識だったという悲劇。
上司から部下への高圧的態度、無茶な仕事を振る、うん、Theパワハラ祭り。
1対1での詰問もあったので、被害が見えるようになるのにも時間がかかりました。
メンタル不調者が続出して、やっと『あれ?おかしくない?』とみんな気付いたみたい。
昭和体質が抜けきらないから被害が拡大しているのですが、当時の免罪符『コロナだから』『リモートが悪い』と他責思考。
結果、会社としての質もどんどん悪化しています。
ろくでもないモンスターの巣窟で、笑うしかない。蠱毒でも作ってんのか?
このパターンは、加害者が100%悪い典型例です。
2.抱え込んでしまって、自分で自分を追い詰めた系
あまり加害者らしい加害者はいないパターンもあります。
ぶちおが就業していた会社で、同じ部署にいる若手の社員さんが休職となりました。
なんとなく、予兆は感じていた名探偵ぶちお。
休職する数ヶ月前から、社員さんの仕事の進行度が急激に落ちていました。
やりますね、と言ってから数日進捗がない。
都度リマインドするのですが、それって何の件でしたっけ?と忘れていて1から説明をし直す。
まぁ忙しいとこぼれちゃうことはあるし、大変なのかなと思いつつも、仕事は片付いていかないからどんどん溜まっていきます。
段々と時間に余裕のない確認事項も増えていたのでチャットやメールではなく、電話をかける機会も増えました。
が、出ない。
数回電話しても出ない。
数時間後に、電話に出られずすいませんとチャットが来るのですが、その頃にはもうは別の人と相談して案件は終わっていると。
メンタル不調の初期症状と言えます。
簡単な仕事もこなせない、時間がかかる、会話ができないなどなど。
出社していた人なので、フルリモートで人と会わないから病んだ等ではないです。
ちなみにぶちおは4年くらいフルリモートですが問題ない。
性質にもよりますが会社としては出社ルールの強制をしていない風土です。よいですね、選べるというのは。
ぶちおが分析するに、その人は他の人に弱音をはけないタイプだったのかと。
自分よりも仕事をやっている人がいて、自分が落ちこぼれているんじゃないかと気にしてしまう。
無理です、出来ませんは、自分が言ってはいけないとどんどん追い込んでいったような気がします。
近くに仕事の不満を言い合えるような人がいなかったかと。
優しいからこそ、全部の矛先が自分に向いてしまったパターン。
困ったことがあったらすぐ言ってね、と上司や同僚に言われても言えない人も多い。
けど、察してちゃんにもなりたくないから仕事を頑張る!けど体力的にも精神的にも限界で折れてしまった。
ぶちおは出来ないことを引き受けて出来なかったほうが迷惑かけると思っているので、速攻で断ります。
が、断ることが悪って思っちゃう気持ちも分かります。
3.何があったのか分からないけど、様子がおかしかった店員さん
ぶちおが行っているネイルサロンでも異変が。
ネット経由で予約をしていたのですが、急に予約が取りにくい状況になりました。
ネイリストの指定をせず、どのメニューでも、どの日も、どの時間帯もとれない。
ん?もしかして、ネイリストさんが辞めるのかな?と思いました。
そしてある日、サロンからのお知らせが届きました。そこでいつも担当してくれていたネイリストさんの休職を知りました。
無期限の休職と。
何かあったかとは思っていたけど、まさかの休職だったとは。
そのサロンは地元密着型で、そんなに店員さん同士の空気がぴりついている感じもなく。
チェーン店でもないので、アットホーム感があります。
アットホームが全部いいとは思いませんが、スタッフの人達の連帯感もありました。
お客に勘付かれるようなもめ方はしてないと思うので、裏で実は…ということはあったかも知れません。
接客業ですし、指名率だったり売上の数字に追われることもあるでしょうし。
どうしても仕事にストレスはあります。
ただ、このネイリストさんも休職前はおかしいところが増えていました。
最後に会ったのは年末だったのですが、変にハイテンションでした。
お客さんが多かったので、あまり気にしていなかったですが声がいつもより大きくて、オーバーリアクション。
しゃべるしゃべる。
ネイルも二度塗りしていないところがあって、ぶちおが指摘しました。
忙しいからかな、とも思ったのですが仕上りを丁寧に確認する人だったのでちょっとビックリ。こんなことは今までなかった。
会計時に来店ポイントをもらえるのですが、それも無かったです。
ぶちおはあんまり指摘しない派なので、まぁいいかと思って帰りましたが、ルーティン業務がボロボロになっていたということです。
メンタルがやられてくると、『いつもと同じこと』が出来なくなります。
ミスが増えて、怒られる。自分を責めるの負のループにはまってしまう。
切り替えが大事ですが、なかなかスパッと切り替えることが出来る人は少ないです。
4.向上心バリバリの陽キャだった中学時代の先生
地元の人からの噂で。
ぶちおの中学時代の先生が、メンタル不調で休職したと聞きました。
驚き!!
当時、学年主任だった先生で、運動部の顧問もしていました。
生徒に混じってグラウンドを走っていたのを覚えています。
年中日焼けして超元気!
厳しいところもありますが、基本はいつも笑顔で優しい先生でした。
元々は社会の先生でしたが、英語の先生にもなりたい!と言って新たに資格を取得していました。
先生の意欲にびびりました。
そんな先生は、その後校長になったそうです。
ぶちおの母校でかは謎ですが、学校の中のトップにまで上り詰めた。
先生らしいなぁ~と。
校長の任を終えた後、まだまだ子ども達を教育したい!と熱意があったのでまた別の学校の教職に就いたそうです。
しかし、その学校でメンタル不調になって休職していると。
あんなに陽キャでみんなと笑っていて、校長まで勤めあげたのに。
まさか、休職とは…
休職理由は謎ですが、メンタル不調とは正反対にいるような先生でもなってしまうんだなと。
まとめ
やっぱり、自分の身は自分で守るしかないなと。
休職を知った後に、今思えばおかしかったな…ということは多いです。
逆に言うと、休職にまでいかない限り不調に気付いてもらえないと。
デリケートなことだから、周囲も言いにくいですし。
基本、みんな自分のことに忙しいですから。
自ら声をあげないと、通り過ぎていかれてしまうんだなと。
メンタルの傷は特効薬もないし、完治も難しい。
なってしまった後の回復も、目で見てわからないし、ぶり返してまた落ち込むこともあります。
元気になったと思った矢先が一番危なかったりもします。
人のメンタルを踏みにじりまくるモンスター野郎も多いので、自衛力強化しましょう。
メンタル不調は一律みんなに効くお薬もないのでとにかく自衛です。
ぶちおは、愛鳥を吸ってリセットしています!!!
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