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『ハウスメイド2 死を招く秘密』今回も助けを必要としている人を救うだけ。それなのに、どうしてピンチになるのか…

ぶちおです。

今回は『ハウスメイド2 死を招く秘密』をご紹介しようと思います。
前作『ハウスメイド』の感想文はこちら

豪華すぎるペントハウスでハウスメイドとして働くことになったミリー。
仕事内容自体はいつも通りではあるのですが、またも開けてはいけない部屋があります。
家主の妻が伏せっているというゲストルーム。
絶対に扉を開けてはいけない。
話しかけてもいけない。

警報が脳内に鳴り続ける…

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こんな人にオススメ

☆『ハウスメイド』シリーズのファン
☆ぐいぐい危険に飛び込む主人公を応援したい
☆怪しい金持ちの秘密を覗きたい
☆悪人にはしかるべき鉄槌を

書籍概要

◆作品名 ハウスメイド2 死を招く秘密
◆著者  フリーダ マクファデン/高橋 知子
◆出版社 早川書房

前作を凌ぐ、絶望と驚愕のシリーズ第二作。

ギャリック家のハウスメイドとして雇われたミリー。この家で働くには、守らなければならないルールがあると雇い主のダグラスから告げられる。何があってもゲストルームには入らないこと。そこでは病気の妻ウェンディが静養をしているという。ある日、ミリーは異様な量の血にまみれたガウンを見つけ……。閉ざされた部屋の中の秘密が明かされたとき、これまでにないほどの恐怖がミリーを襲う。

ぶちおの読書感想文

『ハウスメイド2 死を招く秘密』
シリーズ2作目なので、1作目のネタバレはちょっくらしていこうと思います。
ネタバレ知りたくないわ、という方はご注意ください。

前科持ちのミリーがお金を稼ぐのは大変なこと。
ジリ貧を脱出すべく、ミリーが選んだ仕事はハウスメイド。
料理も掃除も、子どものお世話も出来るので天職ではあるのですが、ミリーの真っ直ぐな正義感が思わぬ事件を呼んでしまうことも。

その家にある、秘密が気になってしまう。
やってはいけないと言い渡されても、時と場合によっては破ってしまう。
そこに、助けを求めている人がいるなら、何が何でもその人を守るのがミリーという女性です。
黙って言われた通りのことをして欲しい雇い主と衝突をすることは避けたいけど、体が動いてしまうタイプ。

ミリーが服役した理由も、友人を守ろうとしたことによる過剰防衛が理由でした。
自分よりも他人。
ルールよりも心の声。
無鉄砲なミリーが本作でも家の秘密にどんどん介入してくれます。

前作では屋根裏の一室がお仕置き部屋として使われていました。
主が妻を屋根裏に閉じ込めて、教育をする。
外面は完璧な夫妻にあったのは、恐怖で支配する最悪な家庭でした。

本作でも開けてはいけないという部屋の存在。
病気を理由に姿を現さない妻と、妻に関わることを禁止する夫。
この夫婦にもDVの香りがプンプンと。
しかし、これでは前作と同じ。
同じ筋書き通りにいくわけがない!

第1部が終わり、第2部になった時に見えていた景色がガラッと変わります。
ミリーが一生懸命働いていたことが、真逆の作用をしてしまう。
結果として、ミリーは窮地に立たされている。
本当のことを伝えてもピンチ。
言い訳をしようとしてもすぐに嘘だとバレてしまう。

前作ではミリーは社会復帰するのに苦労をしていましたが、本作でのプライベートは充実しています。
学校にも通って資格勉強に勤しんで。
自分が助けたい人を助けるためには、何をするべきかが分かっている。

さらに恋人もいます。
彼はミリーと結婚をしたいと思っている本気交際。
仕事も弁護士だし、家も太い。
特大マイナスになることはないはずなのに、何かタイミングが噛み合わない…

ミリーの周囲には、なぜか怪しい人が集まってしまう。
雇い主も、その家族も。
住居の大家も、恋人だって怪しく見えてくる…

開かずの部屋を開いて、中から出てきたのはきっと。

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