ぶちおです。
今回は『紅椿妃』をご紹介しようと思います。
電子書籍で見ると、ちょっとびびる値段。
紙本だと判型や厚さでボリュームに対して適正価格だとわかりやすいのですが、電子だとなかなか伝わりにくい。
しかし!お値段以上の面白き作品です。買って損なかった!
画も綺麗、キュンあり、エロスあり、笑いあり。
あっちもこっちも、惜しみなくぼろり!
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こんな人にオススメ
☆もののけ、妖怪、神様、人外が好き
☆綺麗な体は芸術だ
☆胸キュンカップルを見守りたい
☆規格外のお嬢様についていきたい
書籍概要
◆作品名 紅椿妃
◆著者 高橋 拡那
◆出版社 KADOKAWA
世界各地の民俗文化(オカルト現象)を片っぱしから体験したがる吉祥院つばき。雪女も女神ウレリトもルサールカも登場、消えゆくオカルト文化をつばきは味わい尽くせるのか!? 民俗×痴戯コメディー、ここに開幕!
Amazon『紅椿妃 1』作品内容より
ぶちおの読書感想文
『紅椿妃』
お色気たっぷりの主人公、吉祥院つばき。
黒い下着を完璧に着こなせる20歳はなかなかいないでしょうw
文化生命体の保護を仕事にしています。
文化生命体とは、人の念が作った生物のこと。
雷がなった!雷様が怒ってるんだ!とか。
火山が噴火した!女神が怒ってるんだ!とか。
あの湖で泳ぐと、見えない存在に連れていかれるぞ!とか。
ざっくりいうと、神話、怪談等に登場する人外のことです。
人の想像から生まれたので、人に忘れ去られた時、その文化生命体は消滅することになります。
そうならないために、つばきが世界中を飛び回って保護しています。
つばきの活動の記録係、横溝くん。
17歳男子とは思えない程冷静に、美人たちのあんな姿やこんな姿をカメラに収めています。
そこに美しい女性がいたら撮らずにはいられない。
物語の冒頭は、雪女、古代エジプトの聖蛇、火山に住む女神をどんどん保護しにいきます。
保護活動中になんだかんだで、服が破れる、飛んでいく、燃える!
驚きの脱衣率!
でもなんでだろう、卑猥さは感じないのだ。
まいっちんぐ的な、なんていうか、
もうその脱ぎっぷり描写はみたことなさすぎて笑っちゃうといいますか。
あ、この世界では服はティッシュ並みの防御力なんだなとw
怪我はしていない、ただ脱げているという摩訶不思議アドベンチャー。
スタイル抜群のつばきは、文化生命体と対等に渡り合えちゃう。
横溝くんはどんな場所にもついていき、美人たちをフィルムにおさめる。
シルキーという名の暖炉の妖精も、つばきのお世話を一生懸命にします。
…なんとなく、この3人のバランスが『GS美神』に見えたぶちおです。
ゴーストと戦うボディコン美女の美神。
戦うわけではなく己の欲望を優先させる助手の横島。
幽霊だけどお手伝いしてくれるおキヌちゃん。
作風が似てるとかでは全然なく、キャラのパワーバランスが最高かよ!と。
そして狼娘と人間男子のカップルも涎しか出ません。
ういうい。
可愛い。
2024.4月時点で『紅椿妃』は2巻まで配信されているのですが、とにかく2巻を読んでほしい。
1巻では文化生命体保護のお仕事メイン。
2巻では、つばきお嬢様がついに初恋!お相手は幼なじみで、いつもカメラを構えている、あの彼です。
神様だろうが、使用人だろうが、構わずキスできるのに、何故か横溝くんにはできない。
どうして?なんで?と困惑するつばき。おかんのアドバイスで自覚しちゃうつばき。
一連の流れににんまり、ほっこり。
読者としても、最初はただの変態カメラ小僧と思っていたわけですよw横溝くんを。
なにせ乳やら尻を、いいアングルで撮りまくっているんで。
それが、どうして、なんだろうこの気持ち///と芽生える不思議。
これはもう作品を通して読まないとわからない体験ですぞ!
世界中の美姫と出会い、保護していきましょう!
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こんな漫画もおすすめ
『紅椿妃』を読んで、連載されている『青騎士』作品から選書してみました。
画力、かきこみ半端ない。だからこそ、単行本化の時間もかかる~でもいつまでも待っていたい作品が揃っています。
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『青騎士 第18B号』
輝ける、幾つもの、青き騎士たちへ。
そうだ、A号とB号の2種類があるのです。
『紅椿妃』はB号に掲載されています。
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『窓辺のリノア』
嘘と真実、 夢とうつつ。 二つが交わるとき、運命が動き出す。
1990年代ドイツの田舎町を舞台に、現実と幻想、嘘と真実が絡み合う、ドラマチックヒューマンストーリー。
ドイツの街並み、描こうと想像しただけで気絶します。
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『北北西に曇と往け』
17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。
ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。
3つ、その職業は、探偵――。
ティーンは凄いんだ。
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『乙嫁語り』
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚模様を描く『乙嫁語り』
新たな乙嫁も多数登場!
どこまでも精緻な筆遣いは、表紙だけでも十分にため息がでます。
まとめ
『紅椿妃』
世界にはこんなお話があるんだ~と勉強になりました。
バオバンシス、ルサールカ、ニンカシも。
昔の人の想像力に感服しつつ、美人たちのもろりっぷりに乾杯。
ためになったね~ためになったよ~
保護活動に恋に脱衣に、精が出る!!
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