ぶちおの本棚

『百鬼調書 怪異調査はこちらまで』ヤバイものを確認して生きて帰ることが業務内容。やりがいは…ある!

2024年1月7日

ぶちおです。おすすめ漫画のご紹介です!

今回は『百鬼調書 怪異調査はこちらまで』
昔から妖怪、幽霊、あやかしジャンルは根強い人気があります。
恐怖のウエイトも大事です。

本作は怪異の怖さもあり!
調査期間所属のくせ強めキャラ達のムーヴが楽しいです。
怪異が見えるも地獄、見えないも地獄。気を抜けば命はないというブラックな職場でもみんな楽しそうだからよし!

椚と榊の喪服タッグが、調査していきますよ!

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こんな人にオススメ

☆怪異もの大好き
☆お仕事頑張る人を応援したい
☆謎が残っても問題ない
☆美男美女を眺めたい

書籍概要

◆作品名  百鬼調書 怪異調査はこちらまで
◆著者   倉一 ひや
◆出版社  KADOKAWA

凸凹バディが「忌み地」調査いたします。背筋も凍る、ドキドキお仕事怪異譚

忌み地の調査、いたします。

「S市危機管理局」に出向となった公務員の榊は、完璧エリートに見えて実は超怖がり。
局で偶然再会したかつての先輩・椚とバディを組んで環境調査を行うことになったものの
なんと、そこは命懸けの怪異調査専門機関で――!?
毎年失踪者が続いているという夏祭りの“いわく”を探るため、ふたりはとある村へと調査に赴くが……。

背筋も凍るハラハラドキドキ、魅惑のお仕事怪異譚。

Amazon『百鬼調書 怪異調査はこちらまで 1』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『百鬼調書 怪異調査はこちらまで』
怪異を調査する専門機関、S市危機管理局。
表向きには防災対策となっていますが、内情は怪異専門の調査機関。
土地や地域でのお困りごとは、最終的にお役所に回ってくるということでしょうか。
所有者不明の土地とか、工事しようとすると事故多発する土地とか、公共施設でも原因不明の事故や事件は起きますものね。

榊は危機管理局に出向となり、椚とタッグを組んで訳ありな調査に向かいます。
榊は見た目からバリバリエリート感出ていますが、内面はなかなかひよこです。
怪異が見える人だけど、超こわがり。
怖すぎて泣いちゃうという可愛らしい面があります。
バリっと髪型決めておでこ出して、メガネで細身でイケメンだけどw
怪異に対して耐性がないから、取り憑かれやすいという悲劇的な体質でもあります。

そんな榊をいい感じで助けてくれる無精ひげの頼れる先輩、椚。
目元が前髪に隠れていてあまり表情も読み取れないけど、イケメンに違いないでしょう。
榊と違って怪異が見えないタイプですが、榊の表情を読み取って適切に対処してくれる頼れるパイセン。

怪異、幽霊とかって見えない方が幸せですよね~
あちこちに生きていない存在とか、禍々しいものが見えていたら…落ち着かないな~
幽霊側も、自分のことを見えている人に寄っていくという噂です。
【わたしのこと、見えるの?おはなししましょう、こっちの世界にあなたも来てよ】的な。
幽霊、さみしがり屋説。

榊と椚のお仕事は、怪異に遭遇することがゴールです。
どんな謂れのある怪異なのか、どうやって退治するのか、どう被害者を助けるか、などは業務の範囲外です。
依頼が入ったら、聞き込み、調査します。
怪異に遭遇するべく、立ち回るというのも難儀な仕事です。
榊は怖がりだから、そりゃもう神経すり減らす業務内容でしょうとも。
どうして出向になったのかな☆

危機管理局の面々も、不思議な雰囲気のある美形が勢揃いです。
顔面偏差値が高いけど、日常的に怪異に対峙しているから変人っちゃ変人です。
ワードローブは喪服!

ぶちおは猫丸が好きです。
アドレナリンジャンキーらしいですw
脳内麻薬の虜になって、ヒリヒリした感覚を味わうために危機管理局で働いているというやばさw
なかなか見られない呪物を見るためだったら、相手が誰であれコブラツイストをかける見境の無さ。
見た目が小動物的な可愛らしさなので、ギャップがとても良き。
職業、アドレナリンジャンキーって言いたい。

ところどころ、ふいに笑わせられてしまうので注意です。
怖いな怖いな~からの緩急にやられます。

そして!怖いところもしっかり怖いのでご安心ください。
怪異が最終的にどうなったかは謎ですが、遭遇した描写はしっかりとホラーです。
人間じゃない、一目でヤバイと分かる怪異たちは唐突にびびらせてきます。

隣家とのご近所トラブルかと思ったら…
気付くと誰かのお通夜に強制参加させられたり…
頬を染めながら蛇を目の敵にして屠りまくる人がいたり…
幽霊だろうが生身の人間だろうが、ヤバイ人とはしっかりと距離を置きましょう。
それが長生きできる秘訣かもしれん!

カバー下も確認しましょう。
報告書が載っているのですが、作り込まれています。
榊、椚がレポートとしてあげているんだなぁと。
機密部分は黒塗りですが、怪異の種類も特定されています。
フラッパーの意味とか、調べちゃいました。
印鑑の欄も、お役所風味が潜んでいます。
ハンコでお辞儀する文化に、ここで出会えるとは!

1巻の購入特典で、倉一ひや先生描き下ろしのボイスドラマが聞けます。
ストリーミング再生のみ、聞けるのは2024/9/21迄。
5分ほどのお話で、椚と榊の大学時代の思い出語りを楽しめます。
椚のほんわかイケボと、榊の真面目イケボを堪能です。
再生しながら、画面にも注目…

怪異調査に興味がある方は、ぜひ。

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こんな作品もおすすめ

『百鬼調書 怪異調査はこちらまで』を読んで、怪異もの作品を集めてみました。

となりの百怪見聞録 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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『となりの百怪見聞録』
怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。
対照的な2人が覗く、怪異の世界。
表紙ビジュアルだけでドクンときたら、ゲットです。

領怪神犯(1) (角川コミックス・エース)

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『領怪神犯』
神々が引き起こす不可思議で不条理な事象<領怪神犯>に挑む公務員の物語
原作が気になっていて、まだ読んでいないのですが。
コミカライズが出ているとなると、こちらを楽しむという手段もありです。

蟲師(10) (アフタヌーンコミックス)

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動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。
幽霊、とは違いますが、不思議な存在の蟲。
もはや明け方近くにやっていたアニメをリアタイで見ていた思い出があります。

『Phasmophobia(ファズモフォビア)』
Steamなどで販売されている、幽霊調査ゲームです。
色々なアイテムを使って、幽霊の種類を特定していきます。
幽霊にもタイプがあるので、隅々まで調査が必要なのですが、幽霊の攻撃でおっちぬ可能性もあります。
数人集まって、わいわいプレイすれば恐怖もやわらぐかもしれません。

まとめ

『百鬼調書 怪異調査はこちらまで』
事実確認が何より大事!!
現場に行って、怪異の痕跡を辿りましょう。
生きている人間に害が及ぶなら、なんとかせにゃならんのです。

どんどん舞い込む調査依頼、命は足りるのか?!

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