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『完全版 ぼくらの』地球を守るため、15人の少年少女はパイロットに。燃料となるのは彼らの命。

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ぶちおです。

今回は鬼頭莫宏先生の不朽の名作、その究極形態『完全版 ぼくらの』をご紹介します。
小学館のコミック誌『IKKI』に掲載されて、大ブームを巻き起こした作品です。
SF、ロボット、濃密な人間描写に加え、考察をしてもしたりない程深い作品です。
完全版は巻末おまけページが充実しています。設定画や店頭POPなどのイラストカットも収録されています。

15人の少年たちが、逃れられない運命に立ち向かう姿が目に焼きつきます。

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こんな人にオススメ

☆SFや、戦うロボットが好き
☆複雑な人間ドラマを見たい
☆無力な大人を応援したい
☆命をかけることって何か考えたい

書籍概要

◆作品名  完全版 ぼくらの
◆著者   鬼頭莫宏
◆出版社  小学館

(本巻には第1話「ココペリ1」から第13話「加古功1」を収録)
巨大ロボットを操る代価は、「自らの命」。少年少女たちの心の機微を丁寧に描き、巨大ロボットものの新境地を開いた名作が全5巻の完全版で登場!雑誌掲載時のカラーを再現し、巻末に設定資料などを特別収録!
さらに最終5巻に《描き下ろし新作漫画》を収録!

Amazon『完全版 ぼくらの(1)』作品内容より

ぶちおの読書感想文

『完全版 ぼくらの』
リアル書店員時代に、爆売れしていた思い出深い作品です。
当時の小学館担当者も大好きな作品で、一度も平積みからどかしたことがない作品でした。
掲載されていたコミック誌『IKKI』は、小学館の中でもとがりにとがっていたと記憶しています。
ハイセンスオシャンティすぎて、ぶちおにはなかなかハードルが高かったですw
10年以上経った今、やっと読了した次第です。

そして…やっぱり面白かった!!!
大人になったからこその視点で読めたと思います。
主人公たちの年齢で読んでいたら、どんな感想だったかなぁ~。

自然学校で出会った15人の少年少女は、ある日【ココペリ】と名乗る男性と出会います。
ココペリはゲームをしようと持ちかけ、少年たちに形だけだと言って契約を結ばせます。
すると大型のロボと、敵が現われ戦闘開始になります。
ココペリは少年たちに戦い方を教え、【コエムシ】というアドバイザーを残し消えます。

敵を倒さないと地球が滅ぶ、敵と戦う大型ロボのパイロットとして1人ずつ操縦席にたってもらう。
ただし一戦終えるごとに、パイロットは死ぬ。
コエムシは不思議な力を使いながら、少年たちの戦いをサポートしていき、少年たちは葛藤しながら立ち向かうというのが大筋です。

一戦ごとに1人必ず死んでしまうという衝撃です。
しかも戦っていく中で非情な事実を知っていきます。
契約した際も、そんな注意点は聞かされず、気づいたらもう命をかけることになっています。
たまたま自然学校で一緒だったというだけの中学一年生たちが、地球の存亡を担うことになるとは…(最年少はなんと小学四年生です)

地球を滅ぼしにくる敵の存在を、国家権力も見過ごしはしません。
陸海空軍、国防省総出で敵を倒そうとしますが、まったく敵わず…人智を超えた敵ですし。
少年たちの乗る大型ロボに頼らざるをえない事態に…
ここで無力すぎる大人たちに、感情移入しました。
どんな攻撃も一切きかず、年端もいかない少年たちが命を削るところを見守るしかできない…
でも!ここぞという時に助けるのが大人の役目です。
大人たちの戦いも必見です。

『ぼくらの』は、敵を倒すだけのロボット漫画ではないということ。
戦って勝っていえええええい!ではないです。
勝ったとしても仲間は1人ずつ死んでいきます。

敵との戦いでは、もちろん罹災者もでます。
戦い方を知らない少年たちは、民間人にも犠牲を多く出します。
戦って負けたら、この地球が滅亡するなんて話を誰が信じるでしょうか。
ロボの戦いに巻き込まれて死んだ人、家を失った人は暗い感情を抱きます。

少年たちも、急に自分の命をかけて戦え。
でも戦わなくてもいい。その時は100億人が死ぬ、というとんでもない天秤を突き付けられ続けます。
何も知らぬまま勇敢に戦う者、恐怖で自暴自棄になる者、大事な人たちの為に静かに決意する者、自分を傷つけた者に復讐をする者と様々です。

敵の正体、コエムシの正体、戦う理由がどんどん分かってくるのですが、分かれば分かるほどツライ!
戦いが続く中で、悲しむ人も増えていきます。その業を負うのは誰なのか…

読んだ後に、本当に読んでよかったと思えた作品です。
少年たちの戦いを最後まで、お付き合いいただきたい!

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作品のストーリーはカラオケ仲間から教えてもらいましたw

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アニメの試写会で、どこぞの映画館に潜入させてもらいました。
声優さんのトークとか、初体験だったかと。書店員は謎の潜入がままあります。
こちらもOP曲が何よりも鮮明で、速攻カラオケで歌っていました。

まとめ

『完全版 ぼくらの』
あえて登場人物の名前は出さずに、ご紹介しました。
どんな子たちが頑張っていたかは、是非作中でご確認いただきたいです。

契約者の人数があわない!
この中に、怪しい人物が紛れている!
あの人とあの人が実はこんな関係あったなんて!
読者への謎の提示も盛りだくさんで飽きません。

【死について考えないから、生について考えない】
死を意識するから、生きていることの大切さに気づけます。
読んで考えて、見返して、確かめて。

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