ぶちおです。
おすすめ小説のご紹介です!
『死相学探偵』シリーズ『九孔の罠 死相学探偵7』
死相学探偵はこの次の巻で完結します。
ラストを前に、今までの総決算的な立ち位置の作品でもあります。
今作も恐ろしい死の罠から、依頼人を守ることが出来るのか!
死相学探偵・弦矢俊一郎が挑みます。
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こんな人にオススメ
☆死相学探偵シリーズのファン
☆ホラー要素強めのミステリーが好き
☆本文に仕掛けられた罠を解きたい派
☆異能を持つ登場人物が好き
書籍概要
◆作品名 九孔の罠 死相学探偵7
◆著者 三津田 信三
◆出版社 KADOKAWA
超能力者を極秘で養成するダークマター研究所。そこでは、経費削減のため、成長が見込めない「年長組」の一部リストラが囁かれていた。そんな中、「年長組」の1人・沙紅螺が帰宅中、背後に現れた不気味な黒い影に追われる事件が発生。依頼を受けた俊一郎は、黒術師に唆された研究所関係者の仕業と考え、黒捜課の曲矢刑事らと警戒態勢を敷く。だが、なぜか新恒警部の姿が見えず、俊一郎は不安になる。待望のシリーズ第7弾!
Amazon『九孔の罠 死相学探偵7』作品内容より
ぶちおの読書感想文
『九孔の罠 死相学探偵7』
黒術師という名の宿敵が仕掛けたのは、『九孔の穴』と呼ばれる呪術。
人間にある九つの穴から、血を噴出して死ぬというものです。
目、鼻、耳、口、尿道、肛門で九つです。
人の死相を視ることが出来る死相学探偵、弦矢俊一郎のもとに現れた依頼人には『九孔の穴』による死の未来がみえました。
依頼人を守るべく、捜査に向かう俊一郎といつもの仲間の刑事たち。
被害を出さないように、死相を視ることと推理をフルに活用するも、黒術師の呪術は一人、また一人と毒牙にかけていき…
とんでもなく見えた死相が怖いです。
穴という穴から血を吹き出して死ぬという映像って…
ホラー映画さながらです。
余談ですが、ぶちおの母はやたら口から血を流して死ぬ描写のあるドラマなどを見ると興ざめするそうです。
本当にどうでもいいですが、なんか許せないそうです。
「そんなに口から血吐くかね」が口癖です。
ぶちお的には、【死ぬというのがわかりやすい演出】なんだと思いますが。
昔から病気の場合だと吐血したら、もう長くない的な描写ってありますよね。
でも、ぶちお母は吐血する理由を明確にして欲しくて、さらに吐血しながら最期、普通に会話出来ているのが許せないそうです。
剣で斬られても、口から吐血する理由にはならないという、意外と鋭い指摘もしています。
わかりやすく、がドラマとかは大事ですからね。
法廷ドラマの【異議あり!】の応酬とか現実にはないといいますが、現実そのものじゃエンタメではないですもんね☆
話を戻します。
前作までと同じような事件はなく、気持ちよく裏切られるぶちお。
今作も当然、「えぇーーーー、まじかぁ…」というラストを迎えました。
いや、ちょっと言い訳で、推理が当たっていたところもあるんですよ!
でも気付くと、文章に騙されているわけでw
ちゃんとヒントはあったなぁ~悔しい~と思いつつ、楽しく読めるシリーズです。
シリーズものの醍醐味として、過去作からの繋がりもしっかりあります。
過去作でちょっと心残りだったことが、判明します。
その嬉しさもありました。
いやぁ、次は最終巻と思うと今からわくわくです。
成長した俊一郎と、黒術師の対決が終わるわけです。
今作で新しい可能性も見つかりましたし、もう本当に楽しみです!
こんな作品もおすすめ
『九孔の罠 死相学探偵7』を読んで、ぶちおなりに選書してみました。
今回はKADOKAWAホラー文庫から、人気作チョイスがメインです。
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『死相学探偵最後の事件』
ここまで来たら、もう最後の事件を読む一択だと思います。
ぶちおの本棚には、もう並んでおります。
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『ぼぎわんが、来る』
ぼぎわん、という聞き馴染みのない存在、そのモノを招き入れてはいけない…
映画化もされた、大ヒット作です。
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『ぼっけえ、きょうてえ』
この表紙、よく見ませんか?どの書店でもランキングの上位に常にいる作品です。
日本ホラー小説大賞ということは、怖さが保証されています。
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『クリムゾンの迷宮』
起きたら知らない場所で、唐突に始まる命を削るゲーム。
なんのためのゲームなのか、生き残るためには知恵と勇気を振り絞りきれっ!!
まとめ
『九孔の罠 死相学探偵7』
シリーズ大詰めを彩る、怖さと驚きが用意されています。
冒頭からちゃあんと違和感というか、些細な描写も見逃さなければ名探偵の素質があります!
ただ事件の結末が気になりすぎて、どんどん読み進んで騙されちゃうんですよね~
よい読書体験になりました!
『死相学探偵』はコミカライズもあります。
文字がちょっと苦手、という方はコミックで楽しむという方法もありますよ~♪
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