ぶちおです。おすすめ本のご紹介です。
今回は『こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」』
ぶちおにしては珍しく、ビジネス系の書籍です。
マンガでも、小説でもなく、ビジネス書を読むなんていつぶりでしょう。
ネットでビジネス関連の記事は読むのですが、その中で紹介されていた本です。
丁度、転職とか考えてた時期で、どういう会社がダメなのか。
今いる会社の組織、上層部の何が問題なのか。
答え合わせのつもりで読んだら、ダメな事例をフルコンプの勢いで爆笑しました。
こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」 新品価格 |
こんな人にオススメ
☆会社に疑問を感じている
☆職場での理想的な関係を構築したい
☆多角的なアプローチで、自分を見つめ直したい
☆転職の後押しに
書籍概要
◆作品名 こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」
◆著者 松岡保昌
◆出版社 日本実業出版社
企業力格差は「モチベーション」に起因する!
Amazon『こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」』作品内容より
疲弊していく組織や離職率の高い会社に共通して見られる“あるある”を反面教師とし、その改善策を心理的アプローチとともに解説。
ぶちおの読書感想文
『こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」』
そのものズバリ、従業員のやる気ダウンの事例から、どうしたらよくなるのかまで、分かりやすく教えてくれます。
転職しようかな~とか思った時に、今後の会社の成長とかも考慮しました。
【この会社に将来性はあるのだろうか。ないのであれば転職した方がよい】じゃろうと。
中高年の転職はざらですし、会社が潰れるのもざらです。
だから自分で自分の身は守らなきゃ!と焦るぶちお。
転職のキーワードが頭をかすめている時点で、ぶちおはやる気を失っているんだろうなとも思いましたw
冒頭で、やる気を上げさせる方法を講じるよりも、やる気を下げない工夫をしていくべきとありました。
もうこの時点で、わかるわ~の連続です。
Twitterでも話題になりましたが、リモート化でコミュニケーションが大事だ!と思った上層部が、
飲み会を催して迷惑、みたいな事例を見ました。
今の価値観についていけない人がいるなぁと。
そうじゃない、そこじゃない、のコンボを仕掛けてきて、本気で攻略する気あるのかよ?!と目を疑うことばかりです。
ぶちおが以前いた会社の事例も挙げてみます。
・コロナ禍でリモートに切り替えて仕事をしているものの、上層部は対面推奨にしている。
・部署によっては、出社のノルマを設けていたり、強制している
・人事評価はブラックボックスで、どうしてこの評価になったのか分からない
・超問題児社員がいるが、指導是正ができていない 上司もさじを投げて放置状態
・マネジメント能力0の人間が、マネージャーをやっていて何故か給与はいい
・社長の顔色を伺ってばかりで、意見を言えない
まだまだありますが、こんな感じでしょうか。
こんな会社、上司の何がよろしくないのか。どうアクションすべきか。
本書には改善策もあるので、どうすることでやる気を奪わないかが分かります。
先にあげた事例はすべて、社員のやる気を奪います。少なくともぶちおは奪われましたからねw
直の上司には恵まれましたが、他部署のだめ上司とか見ていると、段々と
【この状態を放置している会社そのものに問題がある】と思うようになりました。
改革、刷新、新しいものを取り入れよう!と表では謳っていても、中身は昭和的な古い体質です。
この不一致もやる気を奪う行為です。
澱のように大半が淀んだ職場で、自分のパフォーマンスを出せるか。
答えは言わずもがなNoです。
今時、何も学ばないひらめ上司に指示されたプロジェクトが上手くいくか。
こちらもNoです。
ダメダメな会社ということを理解したら、転職活動への舵きりは早かったですねw
もちろん転職先は吟味して、やけっぱちにならないようにしましたが、本書のおかげで未練とかは一切もたずにすみました。
そして、こんなにやる気を奪い続ける人間の元にまともな社員は残りません。
やる気しかない社員は厄介ですが、やる気すらない社員はお荷物以外のなにものでもないです。
本書で紹介されていたイソップ寓話「3人のレンガ職人」の話は、定期的に思い返したい話です。
なんのためにこの仕事をしているのか。
同じレンガを積むという作業をしている3人ですが、思っていることは違います。
見方によってはやりがい搾取にもなりかねないので注意ですが、どうせ仕事をするなら幸福感をもって働きたいと思います。
心理学的なところからのアプローチもあるので、どの会社にも応用できる内容だと思います。
結局人は、社会の中で承認されたいとか、分かち合いたいと心で動く生き物なのです。
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こんな作品もおすすめ
『こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」』を読んで、本当にいたダメっこ社員におすすめしたい本を選書してみました。
ダメっこ社員の実例とともに、ご紹介します。
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『アンガーマネジメント入門』
社会人として当然のスキルであるはずなのに、出来ない人をまだ見ます!
会社で【狂犬】と呼ばれていた女性社員がいました。
承認欲求とか色々こじらせて、今では立派にすべてのものに噛みつく属性にw
そういう人は結局孤立する末路しかないです。
孤立したくない社会人は是非。
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『改訂4版 メンタルヘルス・マネジメント®検定試験II種(ラインケアコース)重要ポイント&問題集』
リモート化でメンタル不調、休職がめっちゃ増えたぶちおの職場。
上層部は、対面が大事だ!リモートは鬱になる!と根拠のない結論に至っていました。
対面を増やした結果、どうなったのか。
休職、退職者は後を絶たず、出社した人はコロナに続々感染するという結末がまっていました。
誰かひとりでも、メンタルヘルス勉強してた?
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『問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術』
会話量を増やすのが大事です。
小さなことでも、発言を引き出せるかがポイントになります。
他部署の事例ですが、60分の会議で50分以上上司が語っているのがザラだそうです。
途中で、質問や意見を聞いても誰も無反応…
そしたまた語る上司…独演会か?
そんな会議なら無くしてほしいですが、一人語りする上司が主催者という悲劇です。
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『どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全』
たくさんの会社を見てきた人だから、教えられることの数々。
ぶちおの職場でも、いつだったかコンサル担当みたいな人がついていました。
しかし、言われることはどれも耳にいたいことばかり。
社員満足度調査をしたら、社員の本音が苛烈すぎて上層部はめげちゃったそうです。
そして、コンサル担当も解雇し、満足度調査もやめるという結果になりました。
いや、耳にいたいことが病巣なんだから頑張れよw
まとめ
『こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」』
リーダーのための、とありますが、どの年代にも当てはまる内容です。
心理的安全性、リモートワーク、変化し続ける社会にいかに適応して生き残ることができるのか。
会社は個で成り立つものではありません。
多種多様な人がいるからマネジメントも大変ですが、抑えるべき根っこは同じです。
とくに考えずに放った言葉、後先考えずに起こした行動、
小さな積み重ねが、やる気を奪い続けるのです。
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