ぶちおです。
今回は『成仏させてよ!』をご紹介しようと思います。
お寺での暮らしをわかりやすく学べます。
馴染みのない用語の数々、そして想像以上にヘビーな暮らし。
怠惰な生活をしているのが、いかに贅沢なことだったか。
ジャパニーズ禅。
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こんな人にオススメ
☆お寺の暮らしが気になる
☆煩悩まみれの主人公の成長を見守りたい
☆癖の強い仲間たちと笑い合いたい
☆自堕落な生活を自覚している
書籍概要
◆作品名 成仏させてよ
◆著者 百地元
◆出版社 新潮社
ヤクザ事務所の下っ端である春本一信。ある日、事務所が襲撃され、彼と組長の幼い娘・むつみだけが生き残ることに。警察に保護された二人が身を隠すために連れていかれたのは、七〇〇年以上の歴史を有する禅の名刹「禅祥寺」であった。しかしそこで待ちうけていたのは、治外法権の修行生活で……。死か禅の道か――!? 若き雲水(僧侶)たちの青春修行グラフィティ。
ぶちおの読書感想文
『成仏させてよ!』
主人公の春本一信はヤクザの世界で、いつかてっぺんを穫りたいと願う青年。
シノギで稼いで、タワマンに住んで、美人を抱くのが夢だとw
一信が組事務所に帰ると事務所は何者かに襲撃されて死亡者があちこちに。
組のオヤジもあの世に送られていました。
そして事務所に誰かが入ってくる気配。
隠れて覗き見ると、その人物の腕にはムカデの入れ墨。
その人物とは、警察も捕まえることが出来ていない、腕利きの殺し屋「ムカデ男」
一信と、組長の娘・むつみの2人は、ムカデ男を目撃した貴重な証人という立場になります。
しかし、ムカデ男を見た者は必ず殺される。
相談した結果、一信とむつみは禅祥寺に身を隠すことに。
お寺なら、見つかる可能性は低いだろうと。
「天使にラブソングを」作戦は実行されます。
事件のショックで言葉を話せなくなったむつみ。
むつみを気遣いつつ、酷なお寺での生活に食らいついていく一信。
修行を始めたいと思っているなら、いい教科書になると思います。
生半可な覚悟で僧侶になろうとしたらアカンw
ある程度はわかっているつもりでしたが、まだまだ認識甘かった。
粗食だし、好きなものや好きなことを禁じられていることも多いし。
肉食べられない、満腹まで食べられない、だけでもツライ。
お菓子ももちろんダメじゃし。
お風呂やトイレは私語厳禁。
集団生活の中でも、一番気が緩んでおしゃべりしたい場所でしょう!
でも黙っていないと先輩達に怒られます。
先輩には絶対服従。
コンプラとか、娑婆の常識は通用しません。
前者たちが作った規律を守り、従うのみ!
煩悩まみれの一信のツラさ、分かるぞ~
若き青年にとって、あれもダメ、これもダメでは。
一信が隙をついて色々企みますが、それも前人が通ってきた道。
ことごとく失敗しますw
1人で処理するために決意を固くしてトイレにこそこそ行くとか。
エロ本の隠し場所に苦慮するとか。
もはやムショ暮らしと大差ないやもしれん。
一信と同じ日に寺にやってきた仲間たちも、それぞれに事情があり。
コンプレックスもあり。
修行によってお悩み解決なるか。
意外と何も考えていないような一信の言葉で目が覚めたり。
人と繋がるって大切。
そういえばぶちおは中学の修学旅行で、京都のお寺で座禅体験をしました。
そういう観光客の相手をするのもお寺のお仕事。
今思えば、超うっとうしい中学生たちだったろうなと。
いや、禅とかわびさびとか、まったく興味ない頃でしたもの。
なんで座禅するの~頼んでもいないのに~だる~みたいな、
最低な団体だったと自認しています。
過去の態度を謝罪したいですが、どこのお寺かも覚えていないという体たらく。
自分たちのことだけではなく、参拝客や観光客のお相手も一信たちはこなさなければ。
厳しいし、忙しすぎる日常の中でムカデ男の脅威も忘れてはいけない。
人生に息苦しさを感じたら、一信のマインドが助けになるやもしれません。
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