ぶちおの本棚

『デリヲの推しごと』デリヘル呼んだら運命の推し仲間に!未知数で、充足感ぱんぱんfantasticライフが!

ぶちおです。

今回は『デリヲの推しごと』をご紹介しようと思います。
女性向けのデリヘルを家に呼んだら、壮大にエロゲーの推し活がばれ。
まさかのデリヘルニキも同じエロゲーを愛する仲間と判明。
気付けばプレイもそっちのけで、ただただ楽しい時間を過ごす。

正反対の2人を繋ぐのは《推し》!

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こんな人にオススメ

☆頑張り屋ガールが好き
☆二面性がある陽キャニキが気になる
☆出会いの形はなんだっていい
☆推しのためなら何でもやれちゃう

書籍概要

◆作品名 デリヲの推しごと
◆著者  青島小虎
◆出版社 講談社

「推しの気持ちを知りたかったから」――引きこもりオタクの桜子は、生まれてはじめてデリヘルを呼び、はじめての性行為に及ぼうとしていた。しかし、直前で怖くなってしまった桜子は、慌ててうっかりプレイ途中のエロゲをさらしてしまい、大パニックに。陽キャイケメンデリヘルの藤くんに、自分の性癖をさらしてしまった恥ずかしさに、絶望していたところ、なんと藤くんもオタク仲間で…? オタク女とデリヘル男のピュアな推し活ラブストーリー!

ぶちおの読書感想文

『デリヲの推しごと』
主人公の桜子は絶賛引きこもり中。
推しはエロゲーのキャラクター。
推しがイベントでそういう行為で幸せそうだったから、どんな気持ちなのか知りたくなる。
未経験だけど、デリヘル呼んじゃう。
ある意味とても行動的だけど、色々と危うい思考の桜子w

やって来たのはきらっきらオーラをまとったイケメンの陽キャスト、藤。
お金を払っているわけで、早速プレイへ…と思った矢先、桜子の室内に溢れる推し活の状況がバレます。
オワタ…と思っていたら、まさかの藤も同じエロゲーを推していると判明。
推しを存分に語れる存在と出会い、二人はお友達に。

コミュニティが狭めの桜子なので、藤に連れられて見る外の世界は新鮮なものばかり。
行けなかったお店に行ける。
他人に話しかけることも出来なかったけど、動くことができる。
人って推しによって成長できるやんと!

同じものを好きという結束力は強いですから。
引きこもりを徐々に脱却していく桜子を応援しちゃう。
親のようななまあたたかい目で。
始まりはデリヘルでしたが、2人の仲はただ仲良しのお友達というのもうい。

推しを一人で応援するのもいいですが、やっぱり仲間と語らうのが嬉しいですから。
あれがよかった、これがよかったと。うんうん。
物理的に孤立していたとしても、他の手段で同志と繋がれる世の中はよきですね。
いや、こんな時代だからこそ本当の孤独は凄まじくもあるのですが。

桜子の家は何か影がありそう。
毒親の気配というか、家は広いけど温かみがないというか。
桜子が殻に閉じこもるようになってしまった原因も気になります。

対して藤は両親がすでに他界していて弟が2人。
賑やかに暮らしているのがわかります。
桜子と藤、育ってきた環境も違うからこその化学反応が気になります。
フレッシュで目が何度やられたことか。

ぶちおは基本、浅めの推し活ではありますが桜子達の気持ちはわかりますとも。
「好きなもの一緒だよね」と誰かと語らえるのは満足感ありますから。
令和の時代、心の繋がりこそ大事説をぶちおは唱えていますw
昔から推し活はありましたが、今は推す対象も飽和していますから。
あれもこれもイベントも多いですし、グッズも多い。
ぶちおも推す対象はかなり絞りました。
絞らずにいたら破産確定、廃人決定していたことでしょう。
自分のキャパにあった推し活が大切!

同じ作品を同じ温度で推す仲間と出会うのも、かなり難しい時代。
でも桜子と藤は出会ったわけで!

1巻ではまだまだラブの要素はかすかではありますが、今後が楽しみすぎます。
掲載はモーニング・ツー。
特に深い意味はありませんが、モーツーっぽいなぁと勝手に感じ入ったぶちおでした。

好きなものは好きと堂々叫ぼうぞ!!

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