ぶちおです。おすすめ完結漫画のご紹介です!
今回は『くるみと七人のこびとたち』全5巻
忘れられない本は何冊もあります。
ぶちおが子供の頃になかよし本誌で読み、お小遣いで単行本を買った思い出の作品!
グリム童話が悪い妃の力によって改ざんされてしまいます。
悪人が勝ち、善人が虐げられる物語になってしまったグリム童話の世界を、主人公のくるみが元のお話に戻していく冒険です。
90年代のなかよしを懐かしみましょうw
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こんな人にオススメ
☆グリム童話が好き
☆主人公が奮闘する物語が好き
☆30歳を過ぎた、オトナ女子
☆ほっこりしたい
書籍概要
◆作品名 くるみと七人のこびとたち
◆著者 高瀬綾
◆出版社 講談社
元気な中学1年生・くるみは、親せきの春比(ハルヒ)おにいちゃんが大好き。その春比が、古い童話の本にすいこまれちゃった。春比を追って、くるみは本のなかへ。そこには、くるってしまったお話の世界と、イジワルでこわ~い白雪姫のまま母・サザーヌが待ち受けていたのです――!! さあ、大冒険のはじまりはじまりっ!
Amazon『くるみと七人のこびとたち(1)』作品内容より
掲載されていたのは講談社のコミック誌『なかよし』です。
1巻の紙発行が1993年とあります。
約30年前です!!!!!
いやぁ~懐かしいし、大好きです。
昔の作品もどんどん電子書籍化されています。
思い出すとぶちおは幼少時代、『なかよし』で育ちました。
ぶちおの子供時代は『ちゃお』はちょっと幼いイメージ、『りぼん』は恋愛メインのおませなイメージ、『なかよし』はファンタジーなイメージでした。
毎月3日に、『なかよし』を本屋さんに買いに行っていました。
お金に余裕があったら、他2誌も視野にいれていましたが連載作品を追いかけていたのは『なかよし』だけです。
『美少女戦士セーラームーン』『魔法騎士レイアース』を輩出した『なかよし』です!
こう見ると、戦う主人公!な作品が多いですね。
ぶちおの読書感想文
『くるみと七人のこびとたち』
少女向けのファンタジー作品です。
主人公のくるみは、海外から久しぶりに帰ってきたいとこのお兄ちゃんの家に遊びに行きます。
そこには見慣れない古い本が…
謎の声に導かれくるみは、本の中に吸い込まれます。
本の中はグリム童話の世界。
謎の声の正体は、なんとグリム兄弟!
グリム兄弟の話によると、白雪姫の悪い継母が謎の力を使ってグリム童話の話をねじまげているとのこと。
くるみは、物語の修正を託されます。
くるみのいとこも本の世界に入っており、元の世界に連れ戻すこともくるみの使命になります。
しかしいとこは白雪姫と恋に落ち、白雪姫とともに旅だっていました。
くるみのいとこを王子様と思い込んで、見送った七人のこびとたち。
そしてあぶれてしまった白雪姫の本当の王子様・カイルとともに、くるみは世直しの旅にでるのでした!
あらすじからして、当時もわくわくでした。
皆が知っているグリム童話の世界が崩壊しています。
シンデレラは意地悪な姉が王子様と結ばれてしまい、シンデレラは灰をかぶったままでした。
赤ずきんはグレていて、おばあさんのお見舞いに行きませんでした。
靴屋のこびとは現れませんでした。 などなど。
くるみは本当の物語に戻すため、あの手この手で奮闘します。
ファンタジーと冒険は、もう鉄板ですよね。
くるみと一緒になって、冒険を楽しんでいた思い出です。
大人になって読んでも、約7割は覚えていました。
あ~こんなセリフだったな~とか、このキャラ好きだったな~とか。
まさに三つ子の魂百までです。
思い出タイムスリップも出来て、今も面白いと思える作品です。
グリム童話のもつメッセージ性もありますし、くるみが本の中と現実の世界を行き来するドキドキ感もあります。
旅をするうちに、白雪姫の王子様カイルとも恋心が芽生えてきます。
でも相手は本の中の人、そして白雪姫を結ばれなければいけない運命です。
どうする、くるみ!ラストシーンでほろりと来ました。
あの頃のピュアな気持ちはまだ死んでいない!
そんな気持ちにもなれる作品です。
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こんな漫画もおすすめ
懐かしい『なかよし』掲載作品やら、グリム童話系やら、ぶちおなりに選書してみました!
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ファンタジーで大好きななかよし作品です。
通常時は人形の姿。キスをすると人形の魔法が解けて人間と同じ大きさになれるミンミン。
ミンミン人形が欲しかったなぁ~中華なイメージもこの作品で覚えた思い出です。
なかよし 2024年7月号 [2024年6月3日発売] [雑誌] 新品価格 |
コミック誌『なかよし』も電子書籍で配信されています。
連載作品をまとめて楽しむなら、こちらもオススメです。
今も昔もかわらないトキメキがあります。
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一世を風靡した、本当は恐ろしいグリム童話シリーズです。
たくさんの出版社から、名前をかえ、掲載作品をかえ、色々と出ています。
当時の時代背景も考えて読むと、ぞっとする話ばかりです。
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そうです、日本の昔話も負けていません。
どうしてこんな話の展開なのか?よく読み返すとこわくないか?
話題のネタにもなります。
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こちらは音楽コンテンツです。
童話の登場人物たちが、復讐をしていく…
そんなモチーフの楽曲です!
ストーリー仕立てなので、お耳で楽しめる不思議な童話だと思っています。
ぶちおは『青髯』ソングが好きです。
まとめ
『くるみと七人のこびとたち』
グリム童話の世界で、悪者たちに立ち向かうくるみ。
ともに力と知恵を出し合い助け合える仲間の王子・カイルと七人のこびとたち。
曇り無きまなこで読むのが大切ですw
たとえ目が曇ってしまっていても、最終巻を読破する頃にはキラキラした瞳に戻っていると思います。
子供のための作品って、胸が熱くなりますね。
大人になっても、あの時に感じた懐かしさにほっこりします。
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