ぶちおです。
春は別れの季節、3月は年度末。
4月の新生活に向けて色々と環境が変わる人も多いと思います。
クラス替えとか、会社の組織変更とかもごりごりと。
今年は派遣3年ルールの適用を目の当たりにしました。
ニュースでは人を募集しても来ない、人手不足で倒産、というのも見ますが。
実際、派遣は派遣のままだったり、契約期間内にちゃんと仕事をしていてもあっさりと満期だから終了になったり。
ん？正規雇用に繋がる門扉は結局どこにもないんじゃない？
非正規雇用もメリットあるけれど、こんな扱いもあるんだぞという日常をUPしていきます！
3年満期の先輩派遣さん
ぶちおと同じ派遣元から来ていたA子さん。
A子さんは3月末で3年満期となるが、A子さんの業務の引き取り手がいない。
会社としてはA子さんの後任の派遣をとることには難色(どうやら予算的な問題)を示している。
というか、募集をかけてもなかなか来ないらしい。
よし、それなら社内で誰か余裕のある人はいないか？
あ、あの部署にも同じ派遣元の人いるやん。あの派遣にお願いしてみようぜ。
という裏事情があったかなかったか定かではありませんが、ぶちおがA子さんの業務の一部を請けることになりました。
一応、業務の追加になるし時給が上がらないのか交渉しましたが、あっさりと難しいという回答。
まぁあまり期待はしていなかったけれど、派遣を舐めるなよというぶちおのヘイトを買ったことは忘れないでもらいましょう。
ぶちおに依頼したい業務が一人月分もない、というのも大きい理由だったと思います。
A子さんの業務自体が元々ぱんぱんではなかったので、業務を分解整理したら若干余裕のある人ならいけるだろうと会社側は判断したのでしょう。
引き継ぎをしましたが、そもそもワンオペ状態だったようです。
一応社員はついていますが、A子さんの業務をほぼ把握していなかったと。
引き継ぎ先のぶちおにすべてをベットしている感じすらありました。
いやいや、派遣の監視は社員の仕事だから。派遣が何をしているかそもそも分かっていないって問題やろう。
その部署自体が、社内ではそんなに強いポジションではないというのもあります。
ぶちおも同じグループにいるはずだけど、存在すら知らなかったくらいｗ
というか社員達の間でも、誰がその業務に従事しているのかぼんやりしていたくらいｗ
会社としてもそこまで力を入れていない部署に、派遣ですら人件費をかけたくないんだなというのも伝わります。
でもやらないといけない仕事はあるから、今あるリソース内で何とかしないと。
ぶちおが貧乏くじを引いたなとｗ
新しい仕事を引き継ぐにしても、ぶちおよりも残機がある派遣をつけた方が良い気がしますし。
ここまでの前段までで、やばい香りもしています。
派遣には3年ルールが存在します。
同じ部署(業務)には最大でも3年しか従事できません。
引き続き従事して欲しい場合は、直雇用に切り替えないといけない。
法的には3年も派遣として働いたなら、直雇用にして雇用を安定させましょうという意図の3年ルールですが…
直雇用になる人はやっぱり少ないんではないでしょうか。
人手不足と言いつつも、そこはやっぱりシビアな気がします。
なぜなら派遣に任せる仕事は、誰がやっても成果が変わらない仕事。
3年勤めた派遣の代わりは、また新たな派遣で回るのです。
替えがいくらでもきく、効率化が進めばそもそも不要な仕事になる可能性が高い。
3年を迎えた派遣を、いい人だからとか、頑張っているから、レベルで雇用していっても今後お荷物になる可能性があります。
部署だって生まれては消えていく。
プロジェクト単位で雇用されることもある。
そうなるとやっぱり、起源が来たら切れる派遣は切っておいた方がメリットがあります。
反対意見として、長年勤務した派遣の方が知識は蓄積されているし、新しい派遣に一から教育するよりも手間が省けるというメリット。
でも、派遣は派遣の範囲内でしか頑張らないのがベースなのでｗ
ぶちおの場合ですが、たまたま勤めることになった派遣先で正規雇用で働きたい！とまずならない。
そもそも正規で働きたくない。
直雇用を見越して、派遣以上の働きを見せてアピールしようと思わない。
こんな感じで日々働いています。
最低限の仕事はこなすけれど、所詮は非正規なんでという線引きを引いています。
その程度なので、派遣を直雇用にしようとなるのはよっぽど頑張っている派遣だけでしょう。
しかし会社の方針として直雇用を絞っていることもあります。
現場の社員がいくらあの派遣さんを直雇用にしてくれ、優秀なんだ！と訴えてもどうにもならない。
A子さんの場合も、ワンオペ業務を回していて、出来ない社員の世話をやいていて、3年間問題なく働いていたけれど、あっさりとグッバイすることになりました。
A子さん的には、このまま業務を続けてくれと言われたら、断る気はなかったそうですが…会社からのOKは出なかったと。
A子さんはまた別部署で新たに派遣スタートとなるそうです。
ん？と思ったのは、新たに派遣されるということなので、一旦所持しているアカウントや備品もリセットされるそうです。
今までいたA子さんは3月末で退社。PCも返却して、IDも削除。
そして新たな部署で、A子さんセカンドとして新しいアカウントが発行されると。
完全に転生扱いです。
3年働いていて、4年目に異動しましたという経歴は残りません。
3年満期で終了。4月から新しい派遣先に派遣されたという経歴になります。
事実と違くね？！
なんかリセットして、色々とうやむやにされているような気がしました。
派遣ってなぁ～
まぁ派遣だからなぁ～
こういう闇ルールみたいなものが横行していても非正規だしなぁ～
やっぱり立場的には弱いんだなと実感しました。
国が思っているような、3年経ったら安心よ、なんてまやかしであると！
もし、3年頑張って働いたら直雇用になれるんだ！大手の会社でもチャンスがあるんだ！という希望を持つのはおすすめ出来ません。
本当に入りたい会社なら、正攻法で面接した方がよっぽど将来性があると思います。
会社によっては、派遣あがりの社員は保障も弱かったりしますし。
派遣時代よりはいい給料のように思えても、他の社員と比較したらやっぱり低いという可能性も全然あります。
ドライに、3年経ったらまたどこかに派遣でいいな～とか。
直雇用を期待しないで、日々の業務だけ黙々とこなす～という気持ちの方がメンタルやられないと思います。
会社に思うのは、最大3年だけど、そもそも3年いる人の方が少ないからなと言いたいｗ
年齢や業種にもよるかもしれませんが、ぶちおが見てきた中で3年満期までいた人の方が少数派です。
向かない人は3ヶ月くらいで辞めちゃうし、1年も経てばガラッと顔ぶれが変わります。
その度に、マニュアルの周知がされていないで教育コストだけかかる。
日本の生産性が嘆かれる理由の1つな気がしています。
シャカリキに働こうとしていないぶちおが言うのも何ですがｗ
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無期契約社員ってあるんだ
派遣には3年ルールがありますが、契約社員も契約に書かれている期間で更新をしていきます。
ぶちおも前の職場では契約社員からスタートすることが多かったかな。
バイトでもない、パートでもないが正社員じゃない。
大体1年ごとの契約で、毎年ちゃんと読まないで契約書にサインをして更新していました。
書店員時代も契約社員で過ごしていましたが、ある時、契約社員もある程度の年数が経ったら社員登用しないといけないらしいと噂が流れました。
当時はなんとか社員登用をごまかすために、新たな契約形態が生まれていた記憶があります。
やはり会社としては人材の頭数は減らしたくないけど、コストは増やしたくないというのが明白。
まぁぶちおも若かったし、特に条件を気にしたりはしていなかったのでそのまま更新していました。
その後、契約社員なのに本社に異動させられたり、契約社員にも満期があるから社員じゃないけど社員のような雇用形態になるための試験を受けさせられたりと色々ありました。
今思うと、謎の試験ｗ
売り場の上長の推薦が必要で、2年の間に受けられる回数も決まっていて、ペーパーテストがあって、本社のお偉いさんと面接があって。
全員受かる前提の試験だろうと思っていたのですが、しっかりと落ちている人はいました。
全国の中でも合格者数が絶対数だったと聞いています。
会社全体として、契約社員からステップアップさせられる人数は決まっているということです。
試験回数を使い切って落ちてしまった場合は、辞めるしかなくなります。
そしてこの、社員じゃないけど契約社員でもないというのが、無期契約社員だったということを最近知りましたｗ
当時は社員ではないけど、社員みたいなものだという言い方でやり込められていたと気付く令和7年！
若いがゆえの無知！！
まぁ、正社員のような仕事もさせられるけど、給料は契約時代がベース。
昇給なんてほとんど無い、飼い殺しも同然やでという認識は現場にありました。
本当、非正規を使い倒すなとｗ
無知ゆえに薦められるままに試験を受けて無期契約社員にいったんなりましたが、まぁ程なくして転職しました。
いつだったかのボーナスが3000円とかで、舐めるなとｗ
小売りだしね、わかるけども、それで正社員にような立場と言われても割に合わなさすぎる。
転職先でも契約社員からスタートして、その後正社員登用。
その後も正社員で転職したけど、モンスター上司を引き当てて現在はゆる派遣で生活中となります。
我ながら、流れるように生きているなぁｗ
契約社員という制度も、ある一定の期間をこえたら有期の契約から無期の契約に転換を希望することが可能です。
会社は契約社員からこの申し出があった場合、断ることが出来ない。
ここが派遣とは違うところですね。
会社側は正答な理由がなければ、無期契約にしないといけない。義務です。
普通に仕事をしてくれる問題のない契約社員なら、無期の契約社員として雇用が安定するんだと。
ただ、このルールもきちんと運用されていないという現実…
ぶちおもそうでしたが、そもそも無期雇用の契約社員制度があると知らない人も多いでしょう。
会社としては、無期で雇用するデメリットを考慮すると、満期で終了した方がメリットがある。
というか、無期契約雇用になっても待遇がよくなるという訳でもないし。
わけわからん正社員をクビに出来ないのに、
わけわからん無期契約社員になる可能性がある人を雇いたくないという会社の意思も透けて見えます。
クビにならないと分かると、途端に生産性を無くす人もいますしワガママになる人もいます。
ぶちおも何人もモンスター社員を見てきましたもの。
なんで辞めさせられないんだあんな奴を！と何度思ったことか。
答えは被雇用者の権利が強すぎるからです。
日本の問題児を辞めさせられないルール、本当に意義がないと思っています。
問題を起こしまくったら解雇されるかも！調子に乗っていたら解雇されるかも！という緊張感はやっぱり大事ではないかと。
そこを基準に考えると、会社が出来るだけ無期契約に転換させたくないというのもわからんでもないです。
でも普通に働いてくれた人をドライに切るのはどうかと…
現場では助かる存在とわかっているからいて欲しいのに。
現場と上層部の見えている世界が違いすぎて、ハゲそうじゃわい。
とはいえ、無期契約社員も立場は強くないのでオススメも出来ません。
正社員だって給料あがらないんだけど！と感じるわけで、契約社員が好待遇になるわけもない。
契約社員も派遣と同じくらい、ドライな心持ちでいるのがいいかもしれません。
それなりに頑張っていても、その時の情勢や会社の方針でどうなるかわからない！
ちなみに、ぶちおが以前いた会社では基本は契約社員を採用していました。
その後、契約社員で数年働いてくれた人で問題ないなら正社員にするよとなり、新たにとる人材も正社員ベースになりました。
契約から正社員になれた人はとくに問題なかったのですが、新たにとった正社員がハズレだらけ。
これは人を見る目がなかった当時の上層部の問題です。
うわっつらの良さと、盛った履歴書を真に受けて…結果、この時に採用した正社員のほとんどがモンスター化しました。
正社員でもいいけれど、きちんと試用期間で判断しておくべきだったと。
往々にしてビッグマウス、基本的な事務作業が壊滅的に出来ない、社内の同僚とコミュニケーションをとれない。
こんな奴はとっとと追い出すべきだった。
いや、おれっち達の目に狂いはない！とか、いい経歴だったから多少の問題には目をつむる！とか、そういう言い訳をして雇用を続けた結果、会社内の空気は最悪にｗ
古き社員と、モンスターとの戦いが激化！
普通の精神をもっている古き社員が去りまくることになりました。
モンスターが跋扈しますが、そもそも仕事ができないモンスター達。
予算を食いまくり、成果をあげず、モンスター達の退職という名の逃走が始まります。
こんなモンスターを雇用した会社にも不信感しかないぜ。
モンスターがだいぶ減りましたが、モンスターによって駆逐されてしまった人材は戻らず。
新たな人材を探しますが、正社員でとってしまった過去の苦い経験もあるので慎重に進めたい。
どうやったらいい人材が集まるのか。
募集をかけているのに本当に来ない。
迷宮に陥っていますね。
売り手市場だし、会社のダメなところが分かったらすぐに転職されちゃうし。
かといって、ちゃんと働いていた人は切っていったり。
本当、どうなっているんでしょうｗ
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まとめ
昔よりは売り手市場。
でも労働条件が過酷なブラック会社も多い。
嫌だと思ったらすぐに転職しちゃっていい。
会社の選択肢も増えていますが、とかく受け身はNGです。
派遣も契約も、何年経ったら無期雇用にしてもらえるかな～
頑張ってるしあの人よりは私の方が評価いいよね～という考え方だと、唐突に足元をすくわれます。
自分の人生は、自分で決めていくんやで！！
ぶちおは愛鳥達の介護をしながら、愛鳥達のごはん代を稼げたらそれで良し！
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