ぶちおです。
今回は『見える子ちゃん』をご紹介しようと思います。
いつの間にかすり込まれていた認識が間違っていました。
読む前は、可愛いJKがなんやかんやで見えている霊を無視し続けるコメディという認識。
読んだ後は、思ってたよりも霊がこわいんだけど！グロい！え、婆さんによるバトルもあるの？
ん？え？ぎゃ！！の連続でした。
恐怖要素が思っていた以上…
怖さと可愛さの高低差を楽しめました。
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こんな人にオススメ
☆可愛いは正義
☆とんでもない霊でもイケる
☆ジャンプスケアどんとこい
☆ヒトコワも楽しみたい
書籍概要
◆作品名 見える子ちゃん
◆著者 泉 朝樹
◆出版社 KADOKAWA
ある日突然、普通の人には見えない異形な存在が見えるようになってしまった「みこ」。彼女は彼らから逃げるでもなく、立ち向かうでもなく…精一杯シカトしつづける事に。怖いようで怖くない、新感覚ホラーコメディ!
ぶちおの読書感想文
『見える子ちゃん』
どうして誤認していたのか…
霊をスルーする面白い漫画、という認識はどこから生まれたのか…
何かでふわっと得た情報だと思いますが、びびるほど予想していた内容ではなくて笑いましたｗ
ちゃんと霊は怖い！
いい幽霊、無害な幽霊、マスコットキャラのような愛らしいフォルムの幽霊が登場する率は激低いです。
しっかりみっちりばっちり怖い造詣をしています。
顔も怖いし、もうなんか手足の数がおかしいとか、血まみれだったり凶器持ってたり。
一瞬見ただけでやばいってのが分かる霊のオンパレードじゃった。
そんなS級に怖い霊が見えるようになってしまったJKのみこ。
霊は自分の姿を見えている人間に寄っていくと言いますが、みこにも話しかけたり視線を送ったりしてきます。
本能的に相手をしてはいけないと悟ったみこは、とにかくスルースキルを発動！
何気ない独り言を漏らしたり、視線を外したり。
霊が諦めてくれるのをじっと耐えます。
いや、体もたないだろ！精神的にも参るよ！！
みこは数珠や神社の力を頼ろうとするのですが、また新たな異形に憑かれてしまったり。
下町のゴッドマザーの力も及ばない霊もいるし、平穏な日は遠そうだぞ！
ちなみに、このゴッドマザーとの霊バトルはもはやアクションの要素強いです。
日本の婆さんの底力をみました。
ぶちおの中のカッコイイ戦う婆さん、『幽遊白書』の幻海師範以来ｗ
みこ以外にも、可愛いJKが脇を固めています。
とにかくよく食べるハナ。
霊を見る力はないですが、とにかく生命エネルギーがバリバリ。
そのエネルギーに惹かれて、霊も寄ってきちゃうらしい…
引き寄せちゃう体質。
自称ゴッドマザーの一番弟子ユリア。
トイレでぼっち飯をしていましたが、みこ達とマブ仲になれたことで青春がスタート！
霊を見る力は少しあるので、みこの能力のことを怪しんでいます。
いつかは自分の力でバリバリ霊と戦っていきたい目標があります。
みこ、ハナ、ユリアの高校生活に紛れまくっている霊たち。
霊に認識されたら終わり。
みこは霊視能力をとっとと失いたいけど、方法はあるのか？
なんか人間サイドにもみこ達を狙っているような視線が…
単話形式で霊をスルーしていくのみと思ったら大間違い。
ストーリーも太いので、どうなっていくのか気になって仕方なかったもの。
映画公開記念で1～6巻が各35円くらい。
いっきに購入して悔い無し！
面白かったもの！！！
ぶちおが好きな配信者さんが『Dead by Daylight』をプレイしていた際。
コメント欄に『見える子ちゃん』の作者さんが登場していました。
配信者さんも挨拶していたのでよく覚えています。
そして、表紙カバー袖にある著者コメントで色々と繋がりました。
あ、やっぱりデドバっこなんだ！と。
作中の霊達の雰囲気も、なんとなくデドバ味があるといいますか。
ごつい武器を手に、マッドな衣装をまとって、生きている人間とは違った形をしていて、人を追いかけて襲う。
うん、とても怖いけどそれが良き！
ヤバさの中にだって、かっこよさがある！
みこが霊に脅かされっぱなしの日々に終止符を！！
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