buchio

ぶちおです。このブログでは本の感想文、劇団四季の観劇記録、愛鳥たちの日常などをUPしています。書店員歴19年、傍らには常に本を。好きなものに囲まれたい (*•ө•*)
電子書店のディレクター時代、本を好きでもない勢力と全面バトルの経験あり。当時抱いた復讐心を今も忘れていない

ぶちおの本棚

『眠りの牢獄』目覚めて失望するよりは、眠り続ける方が幸せか。過去の事故の犯人捜しが絶望の入口。

2025/12/5    ,

ぶちおです。今回は『眠りの牢獄』をご紹介しようと思います。友達のためを思ってしたことが、恨みをかってしまったり。秘めたままの方がいい想いを言葉にしたことで後悔したり。後ろめたい関係を切るに切れないこと ...

ぶちおの本棚

『人間標本』一番美しい姿を残したい。蝶博士と呼ばれた男は、少年達を昇華させる。それが使命だから。

2025/12/3    ,

ぶちおです。今回は『人間標本』をご紹介しようと思います。YouTubeをふらふらしていたら、アマプラの紹介動画があったので再生してみました。 https://youtu.be/PEl452H3iag? ...

ぶちおの本棚

『悪魔を殺した男』頭部の皮を剥ぐ連続殺人。犯人を追い詰めることが出来るのは、あの男しかいない。

2025/12/1    ,

ぶちおです。今回は『悪魔を殺した男』をご紹介しようと思います。前作は衝撃すぎて脳が爆発するかと思いました。そして本作も、これまたラストに痺れました。もう続編が読みたいもの!!引き裂かれたバディの想いは ...

ぶちおの本棚

『わたしのママは真野くんです。』たっぷり包容力にやられちゃうじれったさの虜に。ママと子どもの関係打破なるか。

2025/11/29    

ぶちおです。今回は『わたしのママは真野くんです。』をご紹介しようと思います。家庭的だし、底抜けに優しいし。介抱された時に、ついついママ契約が成立しちゃう。母の愛は海より深し!真野くんとの愛は、どこまで ...

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『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』隙間を狙って怪異はぬめり込んでくる。忠告を破ってしまうのがサガなのやも。

2025/11/27    ,

ぶちおです。今回は『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』をご紹介しようと思います。7人の作者の短編が楽しめます。夜でも灯りが耐えない現代でも、説明が出来ない怪奇は顔を覗かせています。いなくなってないか ...

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『火喰鳥を、喰う』改変された過去が追いかけてくる。生存ENDを勝ち取るのは誰だ。

2025/11/25    ,

ぶちおです。今回は『火喰鳥を、喰う』をご紹介しようと思います。第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉大賞受賞作!映画化もされた作品ということで、これは読もうと。鳥好きなぶちおは、怪鳥であろうと危険な鳥 ...

何かを訴えかけているような、よもぎの顔。言葉はなくても、飼い主には訴えの声がチリチリと届きます。

2025/11/23    ,

ぶちおです。十数年も一緒に暮らしていると、愛鳥たちの心の声は聞こえまくってきます。鳴き声でも何を訴えているか分かる。そして鳴き声がなかったとしても、その顔を見ればわかることが多い。よもぎからの眼差しか ...

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『名著奇変』名作たちのエッセンスが《現代》と融合したら。元になった作品も読みたくなる。

2025/11/21    

ぶちおです。今回は『名著奇変』をご紹介しようと思います。谷崎潤一郎、宮沢賢治、太宰治たちの作品から要素をちょこっと抽出して、現代の物語として織りなしたらどうなるか。過去も今も、恐怖を感じる髄は同じだな ...

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『氷の致死量』一方的に執着される恐怖。《普通》という価値観に潰されかけそうな時は誰にでもある。

2025/11/19    

ぶちおです。今回は『氷の致死量』をご紹介しようと思います。14年前に校内で殺された女性教師。生徒に尽くし、まるで聖母のように慕われていたのにどうして殺されたのか。犯人が捕まらないまま、また新しい女性教 ...

愛鳥たちの麦目に癒される日々。ねむねむタイムも毛繕いタイムも3羽は麦目でふあふあ。

ぶちおです。寒くなってくると、暖かい場所でねむねむしていることが多い愛鳥たち。とにかく暖をとっています。おじいちゃんバードに冷えは大敵!今日も今日とて3羽はまったり暮らしています。 麦目 定期的にトリ ...

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『姉飼』縁日で姉と出会ってから虜に。短命が故に乞う気持ちも大きくなる…破滅が詰まったホラー集。

2025/11/15    ,

ぶちおです。今回は『姉飼』をご紹介しようと思います。姉を飼うって…ぬちゃっとした音がまとわりつくような4つの短編が収録されています。どの短編も明るいエンディングではないですが、かといってバッドエンドで ...

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『夢詣』その悪夢は伝播して、1日1人を葬っていく。悪夢から逃れる術を探して、祭事の地であった島へ向かう。

2025/11/13    ,

ぶちおです。今回は『夢詣』をご紹介しようと思います。その夢を見たら死ぬ。不可解な死の理由は、どうやら共通している夢を見たことらしい。被害者がまた新たな被害者を生んで、この悪夢には終わりがないのか…古く ...