ぶちおです。
今回は『大正學生愛妻家』をご紹介しようと思います。
時代は大正。
身分差を越えての結婚!
両片思いのじれタイム、もどかしさが残る2人の時間。
6年ぶりの再会から怒濤の展開へ。
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こんな人にオススメ
☆年の差、姉さん女房がよき
☆再会からドラマティックが止まらないの最高
☆大正時代のモダンの空気を感じたい
☆キュンが枯渇している
書籍概要
◆作品名 大正學生愛妻家
◆著者 粥川すず
◆出版社 講談社
大正10年、東京市――。女中としてお屋敷で働く24歳のふきは、帝国第一高校進学のために帰京した橘家の子息・勇吾と再会。婚約が破談となっていたふきは、「嫁探し」を命じられているという勇吾の求婚を受けてしまう。結婚に親の許しが必要だった時代、健気な女中とエリート学生の身分差・年の差新婚生活が始まる。
ぶちおの読書感想文
『大正學生愛妻家』
大正10年というと西暦1921年。
約100年前が舞台となっています。
人気の大正時代が舞台。
ちょうどよき浪漫を感じる時代なのでしょうか。
読みながらふと、水曜日のダウンタウンの名探偵津田第4話を思い出していました。
名探偵津田も100年前、大正時代に辿り着いていました。
そこでの会話の内容などにあった男尊女卑。
「女は黙ってろ、選挙権もないくせに」
「令和では女性が総理になろうとしてんねんぞ!」
の最高なやりとりがありました。
大正時代の男性が露骨に女性を罵倒したりはしなかったかもですが、たった100年前でかなりの文化の違いがあったなぁと。
水ダウを見ながら勉強になりました。
社会の授業で習ったことを改めて調べてみました。
女性の選挙家は1945年から。
男女雇用機会均等法とか、1985年に制定ですよ?!
女性の再婚禁止期間とか2024年になくなりました。つい最近やで…
ぶちおが再婚禁止が廃止になったのを知ったのもつい最近。
学生時代には女性は再婚できないねん、と誰かに教えられたのを覚えています。
つまりは100年前はやっぱりしっかり日本は男性社会で、女性は三つ指ついて、みたいな時代だったんだと。
性差だけではなく、階級による身分制度もありました。
女中、がいる時代。
歴史的な前置きが長くなりました!
橘家に仕える女中のふき。
橘家の子息の勇吾。
ふきは勇吾の6歳年上。
ふきは当時の結婚適齢期を若干過ぎてはいますが、それも過去の縁談が破談となってしまったから。
理由はふきの父親がとんでもない借金を抱えて亡くなってしまったから。
縁談は流れ、借金の返済をしなければいけなくなったふき。
絶望しかない状況ですが、もう覚悟を決めた!と倹約に励み、誰よりも働きます。
借金がある身では、もう結婚も望めないかも…
ところがどっこい、6年ぶりに家に戻ってきた勇吾の提案であっという間に祝言。
そして夫婦生活スタート!
ふきも理解が追いつかない、読み手も台風のような展開の連続で驚きです。
年の差もあるし、身分差もあるし。
ふきは引け目を感じることも多いけど、勇吾はふきを愛でまくる。
自分の中ではまだ子ども、6年前のぼっちゃんと思っていた勇吾が、自分の身長も超えて美丈夫になっているんだもの。
しかも夫婦だから!
とはいえ、すれ違うこともあるし、当時特有の悩みも。
勇吾とふきが並ぶと、いいところの子息と女中にしか見えない。
誰も夫婦とは認識してくれない。
勇吾はその現実に傷ついたり。
ふきは、女中たちで回し読みしていた婦人雑誌の連載小説を読みたい。
でもお金は節約したい、嗜好品である雑誌にかけるお金はない。
ここは我慢…
当時の大事な娯楽ではありますが、やっぱりほいほい買えるのは一部の層なんだなぁと。
他にも不良学生疑惑とか、女給さんと浮気疑惑とか。
新婚といえど、ふきの心配はあれこれとw
自分で着火してあわあわしちゃうふきの可愛さよw
ねえや、坊ちゃん、呼びから夫婦らしく呼び方も変わって。
にんまりじゃよ。
なんだろう、供給が過度な現代とは違うから、小さなことでも刺さるのでしょう。
少しずつ、社会も人も、
変わり始める大正。
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